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HYBEオタクの遅すぎる感想LE SSERAFIM'Antifragile'①

個人的にデビューEP"FEARLESS"も最高だったLE SSERAFIM!

メンバーの脱退という大打撃もありながらの2作目の準備はどれほど落ち着かなかっただろうか、と思いつつ、Antifragileの発売も本当に楽しみに待っていました。

その前に公開されたドキュメンタリー「The World Is My Oyster」の内容には、かなりモヤモヤして色々考えさせられた部分もありましたが、それはまた今度文章にしてみたいと思っています。

私が一気に新曲の発売が楽しみになったのは、このトレーラー映像を見てから!

私的LE SSERAFIMあるある「introトラックが1番良曲」が確立されそうです。前回同様に、モデルという設定のメンバーがランウェイを歩いているのですが、本当にどこかのブランドのファッションショーのような本格的な演出に見えたので、実際のショーを参考にしたのかな…?と思ったりしたのですが、こんな記事を見つけました。

ファッションに関しては全くの無知なのですが、細かく考察されていて、とても分かりやすくて面白かったです。ラグジュアリーストリートのイメージを用いたり、LVのショーみたいな雰囲気があったりするんですね、なるほど…

もう1つ気に入ったのが、メンバーがランウェイを歩く時のBGMのメッセージです。あの部分にも字幕をつけてくれ!と思うくらいだったのですが、優しい誰かがコメントに載せてくれていました。


I'm a mess in distress, but we're still the best dressed. Fearless, say yes. We don't dress to impress.
私たちはめちゃくちゃで苦しんでいるけれど、着飾ったままでいる。恐れ知らず?そう!私たちは誰かに感銘を与えるために着飾っているんじゃない。(超、意訳)


私はこのメッセージにとても共感、感動したのですが、どうでしょうか?誰かの偏見の眼差しを浴びていると感じている人、自分の置かれた状況に困惑している人が、自分を保って強くいるために、自分のために着飾る、例えその格好が、他者から見ると奇抜(挑発的、扇情的…)だろうと、誰かの視線のために着ているものじゃない。という風に受け取りました。"Fearless, say yes."はもちろん韻を踏むためのフレーズでもありますが、yes!と自分にも世間にも宣言しているような印象を受けました。もしかすると、LE SSERAFIMにおけるモードの意味は、「私を強くするための鎧」のようなものなのでしょうか…

…と、トレーラーだけで一頻り盛り上がった私の気持ちをさらに上昇させたのがハイライトメドレー(以下、ハラメ)に先立って公開されたトラックサンプラーでした。

まだこの時点では、どの曲がタイトル曲かは分かっていなかったはずですが、ジャンル的に絶対これがタイトル曲だろうし、そうであれ!と思ったんです。

理由は1つです。私が2022年にロザリアのアルバムにめちゃくちゃハマってたからです。

この"MOTOMAMI"というアルバムです。基本レゲトンっぽい曲が多いんですが、その中にヒップホップやR&B、オルタナティブポップ…と様々なジャンルの要素が散らばっていて、新しくて面白いけど耳馴染みもいい(個人の感想)、破壊的だけどイケてる、何回聞いても楽しいアルバムだったんです。ロザリアは、彼女の何だか気の抜けそうなボーカルも尖った音楽(挑戦的という意味でも、曲によるけどサウンドの質感でも)と相性ピッタリですし。このアルバムの中だと'CHICKEN TERIYAKI'が分かりやすいレゲトンかつ、'Antifragile'とのイメージが繋がりやすいと思います。

ロザリアに限らず、ラテンポップスの歌手が大活躍していたので、その路線そのものに目を付けていたのかもしれませんが、自分のハマってる曲と同じジャンルで推しがカムバするかもと思ったら、テンション上がります。過去にはDynamiteやTXTの0x1=LOVESONGがそうでした。(Dynamiteを猛プッシュしていた時期にWAPにハマって、Butterの時期にオリビア・ロドリゴにハマってたとか、当時は口が裂けても言えなかったけど…)

とにかく、そういう楽しみ方をするオタクなので、期待しながらハラメを聞いて、勝利を確信?してMV公開を待ったのですが…

めっっちゃ良曲だったんですが、「あれ?思ったほどロザリア感はない…」とも感じました。何故でしょうか、私の感覚ではメロディーの違いなんじゃないかと思います。どっちも良い!どっちも好き!だからいいんですけどね。
1番ロザリアを感じたのは、違和感がある、と賛否両論のあった🎶〜Lion、〜Risingのパートです。わざと気が抜けた歌い方をして、とディレクティングされたそうですが、正にロザリアを意識したとしか思えません。

コンセプトについても私が若干勘違いしていた部分があって、「壊れても再生する」といったニュアンスのAntifragileかと思っていたら(金継ぎのアルバムデザインと落ちて壊れた女神像が元の形に戻るシーン等から)、MVの最後のシーンを見ると、「何があっても壊れない」でしたね。

今回は年末のパフォーマンスや、ステージ外のメンバーの様子のチラ見でどんどんハマりつつあるLE SSERAFIMについて、めちゃめちゃ遅すぎる個人的にテンション上がったポイントを書いてみました。ちなみに、1番好きなメンバーはユンジンです。FEARLESSのラスサビで惚れました。カッコイイ女大好きです。
ガールクラッシュなアイドルを見る時には、いつもその上にいる男性プロデューサーたちが気になって仕方ないのですが、その辺も追々調べてみようと思います。

今回は全くHYBEオタクの自我が無いので、次こそ、HYBEドルとしてのLE SSERAFIMについて思ってることを書いてみようと思います。

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