HYBEオタクによるTOMORROWXTOGETHER'Sugar Rush Ride'鑑賞
1月27日に待ちわびた8ヶ月振りのカムバックを迎えたTXT。このグループが出すアルバムにハズレは無いので今度はどのトレンドを拾ってくるのかと勝手な想像を繰り広げながらカムバを待っていました。
アルバムの内容も、本当に素晴らしくてビックリです。正直、BIGHITが出したアルバムの中でもTOP5に入りそうなクオリティです。ハイブの音楽センスは私の趣味とピッタリ一致しています。
それはさておき、今回はタイトル曲'Sugar Rush Ride'（以降、SRR）とMVの感想を書きたいんです！
初見の感想、ロケ地選び最高すぎない？TXTまたビジュアルの最高点を更新してる！でした。
でも、ごめんなさい、シュガラッシャッシャーは笑わずに聞けるようになるまで1日以上かかりました。
細かく見ていくと、サムネイルにもなっている冒頭のボムギュの場面、海の中にメンバーたちが乗っていたと思われる列車が…
せっかくACT：LOVESICKのVCRでは最後に進むべき道を見つけたような表現があったのに、また道を見失ってしまうんですね…TXTがタイトル曲で幸せなテーマを歌う日は果たして来るのでしょうか…？
そういう意味では、TXTがただの爽やかソングを歌うグループだったことなんて一度もないと思うんです。一見明るいと見せかけて、重いテーマや、喜びの中にある悲しみや寂しさを拾い上げるのがTXTの良さだと思いますし、私の好みでもあります。いつかは幸せになってほしいけど。
その次にスルー出来ないのは、このテヒョンの美しい横顔ですよね。正直、ピンクモリになってからのテヒョン、どんなに筋肉をチラつかせても、私の目には可愛くしか見えません。そして、テヒョンに関しては新しい髪色にする度にこの色がベストだ…！と思っているので、ただ単に彼の顔が好きだという事に今回でいい加減気づきました。
続いてバリの草原……！このシーンが今回のMVで1番好きです。空と、草原と、メンバーの衣装の配色バランスが美しすぎます。あと、このボロボロ衣装がすごくかわいいと思います。スビンとテヒョンが穿いているパンツ、マジでかわいいけど、脚が長いから似合ってるんだということは良く理解してます。実は1番気に入ってた衣装だったのに、活動中には着ていませんでした。もしかすると、管理が難しい衣装なのかもしれないですね？ボロボロすぎて…？
そして、音楽の面では、ヴァース２で四つ打ちが入って一気にダンスポップらしくなるんですよね。ここで興奮しました。普通のポップスっぽい始まり方から、自然だけどハッキリとダンスポップらしさを入れてくる感じ、このバランスの取り方の上手さがビッヒというか、SlowrabbitPDの好きな所です。TXTにおけるKPOPらしさ、という部分もこの辺りに漂っている印象です。
SRRはメンバーがレコーディングビハインドで話していたように、これまでのTXTのタイトル曲とは違って、サビで落としてメロディと言えるメロディがほぼ無いような構成になっています。メンバーがデモを聴いて困惑したと話していたので、何がそんなに気に入らなかったのか気になっていましたが、あのビハインドを見る限りはそういった構成の違いが気になったようでしたね。私もSlowrabbitPDが書くメロディのファンなので、言いたいことは分かります。
でも、だからこそ、この曲の最大の魅力（と、私が勝手に思っている）プレコーラスの部分がより一層輝いて聞こえるんだと思うんです。
スビンのファルセットはTXTの楽曲に欠かせない要素の内の１つですよね。それをただ楽曲に入れるだけでは無く、引き立てて強調する、という見せ方はGBGBから顕著になっていると感じます。スビン自身も１つのフレーズの終わりにビブラート入れるのが段々上手になってると思いませんか？あの歌い方、ポップスらしいというか、Billie Eilishみたいな感じで好きです。素人なので、大したこと知ってる訳では無いんですが…
それからこのシーンのスビン…本物の妖精ですよね。今回、個人的にスビンとヒュニンカイのビジュアルに対して新鮮な驚きと良さを感じることが多かった気がします。いや〜、何度見ても透明感の権化。
そして、初めてMVを見た時に一時停止してしまったサビのパート、思ってもいなかった展開すぎて、「ちょっっっと待て」となりました。しかも、セクシー過ぎました。ジェジェの言う通り、「清涼、セクシー！！！」です。このサビは振付と一緒に見ると魅力倍増、という印象を受けました。あのねっとりした質感の振付を直後のシュガラッシャッシャーに繋ぐのはかなりのセンスが必要だったと思うんですけど、さすがですね。…なんか不遜な言い方ですね、他に言い様が無くて申し訳ない。あと、個人的な感覚ですが、この口笛やヴァース２の女性？コーラスのメロディーには、ビッヒ節を感じます。ある意味、類似した雰囲気を演出するメロディを使っていて、TXTの曲として考えると少しだけ物足りなさも感じますが（流れが良くて、キャッチーで美しいメロディはTXTの音楽全体の長所だと思っているので）、初めに聴いた時のBTSとTXTの良いとこどりした曲だな、という印象もこのあたりからきているのかもしれません。（あと、ビッヒスタイルのサビに向けて盛り上げて落とす手法もピッタンやDNA的なノリを感じて、そこに懐かしさがありました。）
ついでに言うと、BTSの曲はトラックの方がキャッチーで印象に残る、という印象があります。なので、この2組の音楽は似ているようで全く異なる方向性を持っていると思っています。
ヒュニンカイのヴァース１は、ボムギュとはメロディが違いますが、それ以上に歌い方も全く違っていると思います。ほぼ吐息で力を抜いていて、正直どうやって歌っているのかよく分かりません。そこにエッジボイスがアクセントで入るのが好きです。何となく、セクシーというより誘惑に負けて溶けているというか、頭がぼんやりした状態のような印象があります。あと、滝めっちゃきれいです。バリに行ってみたくなりました。
MVに関しては、この一瞬のシーンのヒュニンカイの表情がやばいです。今回の清涼セクシー！！！コンセプトはヒュニンカイが一番似合ってる気がします。私のイメージとしては、ヒュニンカイを中心に
清涼：テヒョン←ボムギュ・スビン←清涼セクシー：ヒュニンカイ→ボムギュ・スビン→ヨンジュン：セクシー
みたいな感じです。ボムギュとスビンは清涼に振ってる時とセクシーに振ってる時、両方ある気がします。なぜか、今回はテヒョンが意識的に歌声でも表情演技でも清涼担当していることが多かった印象です。ヨンジュンに引きずられるシーンで特に表れていると思いますが、今回表情演技の面で急成長を遂げたのはテヒョンだと思います。本人も、歌うことの方を重視していたから今後は表情にももっと意識を向けたいと言っていましたが、コンセプトフォトからして目つきが変わったように感じます。
2番のサビのセンターは、ボムギュですね。表情がやばいです。いつも完璧ですけど、今回は今まで積み重ねてきたスキルとセンスが爆発してます。表情演技はボムギュ大優勝！NewRulesのチッケムを見た時に、この子やばいタイミングで笑う人だ…と衝撃を受けたのですが、その後テテを研究したと聞いて納得しました。よっぽど熱心に観察して落とし込んだのか、ボムギュにもセンスがあるからか、良く似合いますよね。表情演技に関しては、頑張り過ぎて違和感があるパターンもよく見るので…個人的にTXTは表情演技の偏差値も高いと思っています。細かいところまで気を抜かない職人技のパフォーマンスをするグループですよね。
それから、最後にまたシュガラッシャッシャーでもう一段階ギアを上げてくるのが最高です。振付の勢いも増して、見てる方のテンションもMAXになります。
ちなみに、SRRとGBGBのMVは同じ監督なのですが、どちらもラスサビ周辺でスーパー顔面タイムを入れてくれるのが良いですね。今回はヒュニンカイの「オッコ ノルジャ ト」の部分でした。
最後は、正直かわいいとしか思えないテヒョンの足の裏で終わります。ごめんなさい、キモくて…でも、スビンもかわいいって言ってた…
清涼セクシーとは何ぞや、（最初のお知らせの文読んだときは本当に何？と思いました。だって、あたかもそれまで存在していた言葉かのように、冒頭から清涼セクシーな…って文章始めてたので…）を見せてくれた、TXTのこれまでの積み重ねがある故に到達できる唯一無二のMVだと思います。締め方悪くなってしまいますが、何度見ても改めてこのコンセプトいける男性アイドルこの世でTXTだけ！！！！！！！！という気持ちにさせられます。目指せ1億回ビュー！
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