見出し画像

【POEM】

【 PARADISE 】

    蒼き記憶の壁は
 変幻の虜にする
 言わば音なき地で
 戯れ謳う者

 崇拝の鐘の音が
 途切れ途切れ聴こえ
 海を見る

 怨執は虚事
 あなたが口にした
 言葉は今でも

 夜は深まり
    導くあなたは
 潤いは是か
 救世主だった

 過ちは問われ
 流れゆく愛(まな)
 流れゆくまま

 屈指の宝刀
 気高き四聖の
 光の源
 序曲は鳴り響く

 種子は花となり
 花は彩となる
 闇は光なり
 光は土となる
 天が土を照らし
 我此土は輝いた

 尊き上月の下
 行き交う前世の翼
 その姿 幻影に
 我は無情 感じとるさ

 響く足音
   見違うあなたは
 天は今 是佳
 究極だった

 輝きを問われ
 果てしない愛
 包まれるまま

 未踏の連鎖は
 気高き叙情詩
 光の源泉
 次曲は鳴り出し

 季節は流れ
 花は人となり
 人は今 謳う
 煌る剣を持ち
 貫かれた者は虹となり
 我らは輝いた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?