市町村めぐりNo.15 財政破綻でもめげない 北海道夕張市を訪問
こんにちは! げこふりこと下剋上フリーターでございます。現地に行って動画や写真をたくさん撮るのは良いものの、編集や執筆が大変なのは言うまでもありませんが楽しくやらせてもらっています笑
さあて今回の市町村は北海道夕張市!!!
財政破綻で一躍全国的に有名になりましたがここはかつて炭鉱のまちとして栄えていましたがエネルギー革命により、炭鉱は閉山し、人々は去りました。残った地域はテーマパークを造ったりと観光地化を図るものの、ブームの終焉や不景気も相まり、より一層行政の借金が膨れ上がってついに破綻してしまいました。
そんなまちですが現況や観光、グルメなどを織り交ぜて行ってきたレポをお届けします。
千歳市からレンタカーで夕張市に入りました。そして最初のスポットは夕張市役所です。僕は他の市町村めぐりでもほとんど市町村役場へ行くのですが、ここの市役所は一般の観光客やYouTuberも訪れる人が多いです。建物の修繕が不十分な様子やすぐ見える街並みにも廃墟があることからすでにゴーストタウンに片足突っ込んでいるのが分かります。
この日は土曜日だったのですが、おそらく日直(役所では土日祝日も電話番や届出の対応する職員が交代で勤務する)の若い男性職員がゴミ捨てをするところを見かけました。あの若手職員は地域の差はあれど、フリーターの俺より安い給料で働かれているのかな?と余計な心配をしてしまいました。一時期は冬季の暖房費すら節約していたそうです。
役所の隣は市民会館となっていますがここも廃墟と化してしまっています。かつて映画のイベントで大勢のゲストを招いたり、北海道函館出身のロックバンド GLAYがコンサートを行ったりと賑わったこともあるそうですが今は昔。閑散としています。
暗い話題は一旦置いといて夕張のご当地グルメといえばカレーそば!!! え メロンでしょ?と思う方も大勢いらっしゃるかと思いますがそれも正解です! しかしB級グルメ部門でいえばこのカレーそばが間違いなく、夕張市の名物なのです! このカレーそばは炭鉱夫たちがお昼休憩に、スタミナがつくカレー入りのそばを汗かきながら食べて作業に従事したと言われており、その食事が今でもグルメとして残されているのです。
その話、炭鉱が無くなったからこその良い話じゃあ ないですか笑!!!
それでは役場近くにある、名店の吉野家というお蕎麦屋さんにお邪魔しました。牛丼屋では無いですよ笑
ここのカレーそばの特徴は餡が入った丼にあふれるんじゃないかと言うくらい盛られるカレーで蕎麦の麺が見えませんが笑 ちゃんと中に入っております。そして肉もあるんですね。
熱々のカレールーはハフハフ言いながらちょっとずつ食べますがだんだんと病みつきになっていき、冷める頃にはその味のファンになっていると思われます笑 そして追加にご飯もトッピング出来ますのでそれも併せていってみてください。ご馳走様でした!
続いて石炭博物館にやってきました! ここ石炭村の今や唯一の生き残りの施設です。その他はみな廃墟となっています。
夕張市の歴史や石炭とは 炭鉱とは そして閉山についてかなり詳しい展示がされています。エレベーターで地下へ進むと炭鉱の現場が再現された場所もあり、当時の雰囲気をかなり味わえます。地下の湿っぽさもある意味リアルかも笑
印象に残ったのは閉山に対しての反対運動の様子の展示ですね。閉山したら間違いなく衰退するというのは炭鉱夫も地域住民もわかっているはずなので一部の儲かる人など利権を除けばそういった運動をしたくなるのもわかります。
その後、夕張シューパロダム、廃線となった夕張支線を辿り、夕張駅や道の駅にてメロンサイダーを飲んだりと夕張市での滞在を充実して過ごすことができました! 夕張支線も乗ってみたかったなあ けっこう線路は残されていますよ〜!
今回は北海道夕張市を訪問しました。他の市町村と比べて、市町村単位での訪問や記事執筆、動画にあげるその意味がだいぶ素人ながら感じました。今後、少しずつでも活気を取り戻し、まずはそこに暮らす人達が元気になり、そして観光客や移住者が増えて欲しいなと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。下記の動画も併せてご覧くださいませ。
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