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Really Gone

3/24は子どもの中学卒業式で、幸い家に着くまでいいお天気に恵まれ、夜は友達と打ち上げするっていうから、お昼に初めて子どもの好きなメニューで最後のお家ランチをしました。

翌日3/25には大阪の高校オリエンテーションがあって、そのまま奈良のサッカーユースチームに入寮する予定で動いていたから、私はギリギリまでいろんな準備に追われてて、《忘れ物ないかな》とか《明日の新幹線早いから早く寝ないと》とかくらいしか考えられなくて、ママ友からは「さみしくなるよ〜」ってたくさん言われてたけど、まったく実感はありませんでした。

3/25のオリエンテーションの後、奈良の寮まで一緒に荷物を運んで、翌日は朝から練習をみて、午後の新幹線で東京に戻りました。今までも、小学生の時にアルゼンチンへ3週間いったり、たびたびの遠征があったから、子どもなしで家に帰ることは、そんなに慣れないことではありませんでした。

でも3/27 月曜日、スーパーへ夕飯の買い物に行ったとき、いつも満タンになるカゴが半分くらいで、ジュースもお菓子もプロテインドリンクも納豆も、もう買わなくていいんだって思った時、急に15年間分の子育ての想い出が頭をよぎって、《あ〜もうしばらく、、もしかしたらもうずっと子どもにご飯作ってあげる日々はないのかもしれないな》と思ったとき初めて、子どもが最初の《独立》をしたことを実感して、なんともいえない寂しさが、心に広がりました。

忙しすぎて自分の感情を感じるヒマもなかったんだなぁとわかった瞬間でした。

その瞬間からは、次の日会社へ行くまでずっと、保育園の時から今まで子どもと過ごしてきた時間を思い返して、《もっと早くにお迎え行けてたら良かったな》とか《なんであの時仕事へ行かず一緒にいてあげらなかったんだろう》とか、後悔や反省ばっかり。

その時々で一生懸命向き合ってきたつもりだけど、やっぱりどこかで、フルタイムで働きながらの子育て中、してあげたかったのにできなかったことばっかり思い出しちゃって、珍しくしばらく笑うことができませんでした。

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