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小さな親切大きなお世話

 小さな親切大きなお世話

この言葉が 適切か否かはわからないけど。

抗がん剤は毒だとか、
日本の医療ガイドラインは正しくないとか、
タモキシフェンは飲むべきでないとか、
体を冷やしたら ガンに悪いとか、
温存手術はダメだとか、
なになにを食べるなとか、

 根拠の有無を 別としても、大きなお世話としか受け止められない。

 「カツラ買いー! 医療用じゃなくてもやすいんあるねんで! ロングのやつにしい」て言われた時は 悲しすぎた。
 良かれと思ってでも 私が 夏場、ウィッグをかぶれなかったのは

 社会生活を真夏におくりながら 熱中症で倒れたら大変。
 ロングなんか 重たすぎるし オシャレさんがかぶるのとはわけが違うから 脱げない苦しみがある。
 助成金制度があるから ウィッグは安く買えるけど。
 自分を偽るのも辛かった。

それで無言の私に 「傷つけてごめんなさい」て。

 傷つけるって いう表現がまた辛かった。

抗がん剤の辛さは したことない人にしかわからないだろう。

だからといって
「実家に帰らないの?あまえたらいいのよ」とか いかにも 病人扱いも嫌だ。

 本を読んで ネットを見て 抗がん剤とは と 調べられて 全て 大きなお世話に感じた。

 私は かわいそうなこじゃなくて 普通でいたい。

人間断捨離しよかな。




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