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振り返り ⑥

中学3年になり一応受験生。野球のほうはぼちぼちな成績で幕を閉じた。
 流れで友達が行っていた塾に夏期講習から通うようになった。夏休みはほぼ毎日授業がありとても面倒だったが塾に行く前に友達の家で集まってスマブラ大会!これがあったから塾に通っていたもんだった。
 夏期講習が終わってもダラダラと塾を続けることになる。その塾はAからCクラスまであり1クラス30人くらいの塾で成績で席順が決められていた。Aクラスの一番左前が一番頭が良い人。自分はCクラスの一番後ろの右。常に定位置で先生達も最初のころは一生懸命指導してくれていたが途中から空気のような扱いに変わってきた。これはこれで嫌いじゃなかった!
 結局スポーツ推薦で県立高校に入学することになった。野球やっててよかったと初めて思った。
 推薦が決まったので塾には行く必要がなくなったのでやめる話を塾の先生にした時に
「君は何がしたかったの?」と言われた。
 当時は何でそんなこと言われたのか分からなかったけど今思い返すと真剣に自分のことを考えて指導していたのにスポーツ推薦で決まりましたとなったらそれはやはりそう言いたくなるだらう。
 やる気がない人に何かを教えるというのは本当に疲れるし頭にきただろう。真剣に勉強しようとする人はそもそも土台が違うと痛感した。
 

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