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トレーニングの成果

1番初めのノートからお読み頂いている方はご存知とは思うが、筆者は小5から彼の事を20年以上に渡って追いかけている。
つまり、年齢として30歳は超えている。
その上、妊娠経験もある。
つまりはボディラインの崩れが気になる部類だ。
これ以上体がたわむことのないよう、補正下着を着用し、筋トレをし、日々戦っている。

胸はもともとないので諦めているが、せめてヒップラインだけでもどうにかしたいと悪戦苦闘している最中である。
今度こそ彼を自分のものにすると決して2年、あれから毎日筋トレを継続している。(自分の特性上、一度でもやらない日があるとそこから全くやらなくなるので、不調時でも回数を減らしてどうにかやってきた。)
トレーニング前はお尻と太ももの境目がなく、だらりとしていたが、今ではくっきりと境界線ができているくらいには整った。
しかし、まだまだ桃尻には程遠く洋梨やピーマンから脱せずにいる。

まだまだ改善ための課題がたくさんあるが、そんな中でも見た目とともに機能として変わってきた事がある。
膣の締まりと動きのコントロールができるようになったことだ。

対象の彼は高校の時から関係を持っているが、もともとどちらかと言うと達するまで遅い方だったし、20代後半からはお付き合いした女性との行為で達さずに終わることもしばしばあったそうだ。
自分は知り合ってから長い分、彼の好みや攻め方を熟知しているので再会すぐにした時も最後までできたのだろうと思う。
しかし、やはり時間はかなりかかった。
だいたい2〜3ヶ月に1回ペースで会って、変化があったなと思うのが9ヶ月前後くらいだったと思う。
ちょうど見た目的にお尻と太ももの境目が判別できるようになった頃だ。

いつも通りこちらから彼を愛撫し、彼の好きな部分を手や口で攻めた。
程なくして、彼が無言で私の脇の下に手を入れて体を引き上げ、局部同士が重なるように彼の上に座らされた。
自分から彼のものを宛てがって挿入する。
頭の部分を体内に納めた時、いつもなら何も反応のない彼が顔を赤くしながら軽く呻いて、私が腰を下ろしていくのを抱きとめて停止させた。
彼は私の腰を持ち、ゆっくりゆっくり慎重に下ろして、全部収まったところで目をぱちぱちさせながら深く何回も深呼吸していた。
私は動かして貰えないのがもどかしく、彼の先端が当たっている部分がもっと内壁に密着するように力を入れたり弛めたりを繰り返した。
「あっ、うねる…」と吐息と一緒に小声で呟いた彼の声と、目を強く閉じて耐える顔は今でも思い出せる。
手が弛んだところで、軽く擦り付けるように前後に腰を揺するとすぐに果た。
潔癖症気味の彼は終わるといつもすぐにシャワーへ駆け込むのに、この時は果てると同時に寝入ってしまった。
ホテルに入る直前まで、上司が風俗を奢ってくれたが性欲がなくて勃たないしイけないとグズグズ言っていた彼だ。
こんなに簡単にイってしまって彼自身びっくりしたのかもしれないが、自分はそのあと急な仕事が入ってしまったので、机にホテル代の半分を置いて寝ている彼をそのままにして出て行った。
その後、彼からは特に何か連絡があった訳ではない。
でも、次に会った時には変化があった。

それはこちらから彼の部屋に訪れた時だ。
以前の記事にも書いたが、彼が私を膝の上に座らせ抱きしめた後、「ムラムラする」と小声で告げてきたのだ。
正直、これは大きな進歩だ。
今までずっと否定していた性欲を彼が自分で認めたからだ。
性欲を否定するということは、自分の男性性やこちらに対する異性としての認識を否定することだが、性欲があると自ら発信したということは、自分の男性性を認めてこちらを異性と捉えるようになったということだ。
いわゆる、「ただの友だち枠」ではなくなったのは確かだ。
それまでは彼は私に会う度に頼まれた義務として行為をしている風だったが、それから先は彼からしたいとねだってくる様にもなった。
一回にする回数も多くなったし、部屋に入り浸る日も増えた。
以前では疲れているからと会うのを面倒くさがっていたが、今では少しの時間があれば会いに来てくれるようになった。

まだ体の関係から先のものにはなっていない。
けど、確実に彼の中での私の存在が変化して来ている。
それはトレーニングの成果もあると思う。
最初は見た目のためだけに始めたものだが、思わぬ副産物があった。
今もトレーニングは継続していて、意識して動かせる筋肉の場所や力加減のバリエーションが増えた。
トレーニングとして行っているのは調べれば出てくる一般的なお尻周りの筋トレだが、知りたい方が多く居れば詳しくノートを書こうと思う。

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