見出し画像

relation(relationship)

今日はrelationです。
日本語としても、リレーションとか、リレーションシップrelationshipとかときどき聞きますね。
英語の発音としては、レレイシャンっていう感じに聴こえます。


relationの意味

関係、関連、関わり、親戚、仲、など

relationとrelationshipとの違い

ちなみに「きずな」という日本語を英語で表すなら、relationshipがいちばんしっくりくるようです。

relationrelationshipって、何が違うのか、よくわからないですが、

日常生活の会話などで一般的な人間関係を表すときには通常 relationship が用いられます。

https://phrase-phrase.me/ja/keyword/relation-relationship

ということだそうです。
あらたまったカタい文章なんかではrelationを使うけど、日ごろ普通に話をするときはrelationshipを使う、という感じでしょうか。

relationの語源

relationの語源は、ラテン語のrelatio(持って戻ること)ということばです。
re-(戻って)+ latus(持ってきた)+ -io(~すること)

古期フランス語 relacion(関係)
        ↑
ラテン語    relatio(持って戻ること)
        ↑
ラテン語    relatus(持って戻った)+ -io(~すること)
        ↑
ラテン語   re-(戻って)+ latus(持ってきた)

それにしても「持って戻る」ということばが、どうして「関係」という意味に変わって行ったのでしょうか?
よくわかりませんよね。

どうやら、次のような変化があったということだそうです。

持って戻る=re(うしろの方向)に、latus(運ぶ、報告する)

うしろの方向へ、話を運ぶ

昔の方向へ、話題を運ぶ

昔の話と、今の話を関係づける

関係させる、結びつける、説明する

-ship

ついでに、relationship-shipについてです。
(こういう、ことばの後ろにくっつけるものを、接尾辞といいます)

~シップということばには、もう日本語になっているものも、たくさんありますね。
メンバーシップ、パートナーシップ、スポーツマンシップ、ショーマンシップなどなど。

-shipは
「関係」、「姿勢」、「地位」といったさまざまな「形」を表す名詞をつくります。中英語 -schipe が由来です。

そうするとrelationshipは、relationshipも「関係」なので、「関係関係」みたいな感じですね。
relationshipこそ、関係の中の関係。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?