relate
昨日のrelationは名詞でしたが、今日はその動詞版relateです。
こっちのほうが、意味的には語源とのつながり(relation)がわかりやすかったかもしれませんね。
relateの意味
話す、述べる
関係(関連)させる
関係がある など
昨日、書き忘れてましたが、relationには「話し」という意味もありました。
なので、relationshipは「話をする(relation)関係(-ship)」とも言えますね。
relateの語源
語源は基本的にrelationとほぼ同じのようです。
ラテン語の relatus(持って戻った)
↑
re-(戻って)+ latus(持ってきた)
この語源の中心的な意味は、
・家に持ち(latus)帰った(re-)
・家族の関係がある
・土産話をする
ということだそうです。
土産話を持ち帰るような、親戚のような関係がある、ということから、だんだん「持ち帰る」→「関係」と意味が変化したのかな?と思います。
translate
せっかくなのでrelate(relation)の関連語として、
translate(translation)も見てみましょう。
カタカナで書くと、トランスレートですね。
英語の発音は(強いてカタカナにすると)、トゥランスレィトって感じでしょうか。
translateの意味
翻訳する、~と解釈する、~と説明する、~を移す、などです。
ちなみにtranslationは、名詞なので
翻訳、訳文、言い換え、移動、などの意味になります。
translateの語源
translateの語源はラテン語で、
trans(越えて、横切って、向こう側に)+ latus(運ぶ)
= 別の形へ運ぶ
relateのlateの部分と同じ語源ですね。
trans-の仲間
さらについででtranslateの仲間たちも、ちょっとご紹介。
transfer 移転、移動
offer 提供する、申し出る ※「獲得のオファー」のオファー
refer 参照する
transmit 送る、伝達する
admit 承認する、認める → admission policy(入試選抜の方針)
omit 除外する、省略する
commit 託す
transport 運ぶ、輸送する
import 輸入する(インポート)
report 報告(レポート)
support 支え(サポート)
などがあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?