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【週間】FX徹底分析 2024/3/18




通貨インデックス強弱

DXY(ドル)

強弱:弱い
今週は陽線となりましたが、先週の陰線の実体の中に収まっていて、相場の迷いを感じます。長らく青のラインで囲われた三角保ち合いの中でのレンジ相場となっています。
先週のローソク足の安値が週足の安値となりました。下に抜ける場合はこの安値を切り下げる必要があります。
だんだん保ち合いが収束しつつあるので、数ヶ月以内には動きが出そうです。
想定される主なパターンとしては、上の青のトレンドラインを上抜けていくor週足安値を切り下げ、下の青のトレンドラインを破るです。
ただし、下には週足の200EMAや月足の安値も控えており、底堅い状況です。そこを突き抜けるようなことがあれば、ドルは下落相場に転換でしょう。(かなり確率は低いですが。)
週足25EMA、75EMA、200EMAいずれも若干ではありますが、上向いているので上目線の方が可能性としては高いかなと個人的には見ています。
いずれにせよ、レンジ相場なのでフラットな目線でトレードする必要があります。相場の動きについていくことが必要ですので、ドルの動きはもうしばらく見守っていきましょう!

DXY週足

JPYX(円)

強弱:長期的には弱い(今はレンジ相場)
先週は長めの陽線となりましたが、今週は円の弱さを物語るように陰線となりました。月足安値で反発していくと思いましたが、思ったより反発しませんでした。次週のローソク足で動きが決まると思います。
今週の陰線の高値が週足レベルで高値となれば、高値切り下げとなるためダウ理論的には下降トレンド継続ということになります。逆に次週週足高値を超えていくようなローソク足となった場合、週足レベルで高値切り上げの形となるため短期的に目線が上に切り替わることになります。
今はドル同様迷っているため、次週の動きについてく必要があります。

JPYX週足

EURX(ユーロ)

強弱:強い
先週黒ボックス上限で上髭となったものの、今週は実体で黒ボックスを上抜けました。(しかも陽線!)わずかながらではありますが、高値も更新しており、短期的な上昇トレンドを継続しています。ユーロは強いと言っていいでしょう!このまま、さらに大きな黒ボックス上限(月足レベルの高値)まで上昇していくのかに注目です。
週足のRSI、MACDもゴールデンクロスしており、RSI的にもまだ上昇余地を残しており、上目線でいいかと思います。一時的な戻しはあるかもしれませんがその場合は押し目買いのチャンスを待ちましょう。

EURX週足

SXY(スイスフラン)

強弱:弱くなりそう
今週のローソク足が確定し、先週のローソク足(陽線)が週足高値で確定しました。高値を切り下げた形となるので、週足レベルで目線を下にしています。更に安値を更新することがあれば本格的に下降トレンド入りといえます。
先週の分析で今後の見通しを3パターン紹介しましたが、そのうちの2パターン目(黒の線)に近いような動きとなりました。
ただし3パターン目のレンジとなる可能性も十分にありえます。
週足安値を切り下げれば黒のパターンとなる可能性がかなり高くなります。週足75EMAが控えているので、簡単には突破できないでしょうが。。
青のトレンドライン付近は揉み合う可能性がかなり高いので、トレードする場合は完全に青のトレンドラインを下抜けてからがいいでしょう。
リスクを減らしたい方は早いうちにスイスフランを売っておき、逆指値を浅く済むようなところにおけばリスクを減らしながら大きなリターンを得られる可能性があります。ただしこの手法はかなり勝率が低いのでおすすめはしません。あくまで動きが出てからがベストです!

SXY週足

AXY(豪ドル)

強弱:レンジ(強くなりそう)
先週緑の揉み合いゾーンを抜けていきましたが、今週そのゾーンに引き寄せられるようにまた戻ってきました。ただし週足高値、安値ともに切り上げた状態であるため、ダウ理論に基けば週足レベルで上昇トレンド入りしたといえます。この緑のゾーンでロールリバーサルで反発していく可能性が高いかなと思っています。
今抑えられている原因は週足75EMAの存在。こいつを上抜けるのに一苦労です。
週足安値を破るようなことがあれば、その可能性は否定されるので、レンジ相場となります。そうなったら方向性が出るまでしばらく待つことが必要です。

AXY週足

MXY(メキシコペソ)

強弱:強い
かなり長い陽線となりました。週足高値も更新しました。
強い上昇トレンドと言っていいでしょう〜
先週底で買ったメキシコペソが伸びまくっていてウハウハです。メキシコペソ最強!
ただし、週足RSIが高くなってきている状況ですので、一時的な戻りには注意が必要です。一気に上がった時は一気に下がりやすくなるので。。
月足レベルで高値を更新したということは上昇トレンドの強いサインではあるので、戻しには注視しながら、戻しがきたら押し目買いのチャンスを待つというスタンスが大事です。

MXY週足

CXY(加ドル)

強弱:レンジ相場
せっかく先週長い陽線で反発したと思ったのにもまた緑のサポートゾーンに戻ってきました。これAXYと似てる。。
週足レベルでも高値を切り下げた形となったため一旦目線をフラットに切り替えます。(ずっと反発すると言ってきましたが笑)
かなりエネルギは溜まっていたはずですがなかなか反発しないのは下落圧力が上に存在しているかでその圧力を感じる必要があります。
そこを抜ければ一気に上昇していきそうな気がするのですが、週足安値を切り下げるのか、週足高値を切り上げるのかどっちになるのか今後は注目していきましょう!

CXY週足

今週おすすめ通貨ペア PickUP分析

EUR/USD

【週足】
週足で高値を切り上げているので、週足レベルだと上昇トレンド
一つ前の週足高値のラインでなんとか耐えているところ。
ここでロールリバーサルして高値を切り上げていくのかに注目です。
ただし週足200EMAが控えており、そこを抜けるにはエネルギーが必要。

EUR/USD週足

【日足】
日足レベルだと高値と安値を切り下げていて、下降トレンド入りとなっている。
一方で①水色で引いたトレンドラインに差し掛かかっていること、②フィボナッチ38%戻し付近であること、③日足25EMAが近いこと、④週足高値のラインが近いこと、⑤以前上抜けたレジスタンスゾーンであることを踏まえると、ここを抜けていくにはかなりのエネルギーが必要なため、反発する確率はそこそこ高いと見ています。(根拠かなり多いラインです)
日足のトレンドラインが全て上向き始めているのも一つの根拠です。これから上昇トレンドとなっていくのであれば、ここで反発して上昇しそうだからです。日足高値を超えていけば素直に上目線でいいです。
ただし、ここを下抜けるようであれば、買い勢力の損切り注文により一気に下落していく可能性がある。そうなれば流れについていくのみ。
下抜けた場合は日足75EMA、200EMA、200SMAが密集しているのでその辺りで揉み合う可能性が大。簡単には抜けず、レンジになると思われます。
今週来週あたりの動き次第で、今後の方向性が決まりそうな予感がします。

EUR/USD日足

【4時間足】
4時間足レベルでも見ても、高値安値ともに切り下げており下落トレンド入りしている。次の安値が切り下げるのかに注目です。
ただし200EMAがすぐ下にあるため支えられる可能性は十分あります。
上昇に乗る場合は、MACDがゴールデンクロスするもしくは4時間足高値を超えるタイミングでするべきでしょう。
上昇していく場合は赤の線のようなイメージです。
逆に下落していく場合は、RSI的にも割と売られているので一度上昇してから下がっていく青のパターンを想定しています。
私は、通貨インデックスの分析的にはユーロが強いと見ているので、週初めで逆指値を4時間足の下に置いてロングしようと思っています。勝率は低めですが、リスクに対してのリターンは大きく取れます。
ショートの場合、日足200EMA、4時間足200EMAなど壁が多く、伸ばしづらいと考えています。それらを抜けてからショートするでも遅くはないと思います。

EUR/USD4時間足

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