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「ウルトラヒーローズEXPO2024 ニューイヤーフェスティバル IN東京ドームシティ」私的後半の雑記。

2023年12月29日に開幕した「ウルトラヒーローズEXPO2024 ニューイヤーフェスティバル IN 東京ドームシティ」も早いもので、明けて2024年1月8日に千秋楽を迎えました。1/3から1/8までの私的後半の雑記を綴っていきたいと思います。

展示コーナー

ウルトラマンの世界もワールドワイドになりまして、Netflixにて独占配信されるCG映画「ULTRAMAN:RISING」の展示がありました。

ジャイガントロン。

こちらは入場待機列の天井に吊るされていた「ブレーザーストーン」

写真は「ガラモン」と「ファードラン」他にもありましたが、開場時間になると列が動くのでなかなか撮れない(^^;
「ガヴァドン」のブレーザーストーン、☆がデザインされていてキレイでした。もちろん、撮れておりません!(^^;)

ウルトラショット

今年の冬のEXPOもたくさんのヒーローとショットが撮れました。スケジュールにはオリジナルの名前だけなので、いざ現地へ行くと別形態のヒーローがいたりして驚きがあるのも楽しみだったりします。1/4だったかな?「ウルトラマンオーブ」さんの回。オリジンさんかなと思ったらバーンマイトさんだったのでビックリ!バーンマイトさんは多分7年前のソラマチでの「ニュージェネワールド」でのショット以来。あまりに久々の再会でテンション上がりました!あとは1/8のトリガーさんはスカイタイプ。これまたあまりショットに出てこない形態なのでおぉー!となるなど。私が参加したショットの中で一番盛り上がったのは、1/8 14:15のゼットさんの回(Bレーン)。ゼットさんご登場時に前方がえらい盛り上がっていて、列の中ほどにいたワタクシ、何事かと思ったらなんと!ゼットさんwithべリアロクさん!そらぁ盛り上がる(^^♪大盛り上がりの中、時間がきてパトロールに向かうゼットさんをお見送りした後、Bレーンからはけたゼットさんが、お隣のまだ撮影時間ではない無人のAレーンにご登場する小ボケをかます(^^;)など、最後まで楽しませてくれました(*‘∀‘)持参したふわぬいの頭をつんと可愛くつついてくれたジードさん(プリミティブ)や、トライストリウムのちびぬいを見て喜んでくれたタイガさんなど、持参したアイテムに反応してくれると嬉しいものです(*‘∀‘)特にアイテムを持ってこなくても、カッコよく優しく接してくれるヒーロー達に毎回心がワクワクします。そんなヒーロー達との時間に欠かせないのがショットのスタッフの皆さん。こちらも毎回言っていますが、優しくて明るくてきびきびとした素晴らしい応対ぶりに、いつも感心しております。私のショットの目的の半分はスタッフの皆さんに会うことと言っても過言ではありません。「おかえりなさい」とか「お姉さんに会いたかった(^^♪」と言われると照れくさいやら嬉しいやら(^^♪冬のEXPOは終わりましたが次は横浜のTHE LIVEでしょうか?3月からのソラマチでお会いできるかたもいるかもしれません。今回も大変お世話になりました。そしてお疲れ様でした。必ず、またお会いしましょう!

ステージ

前回の記事で少し感想を書きました。今回は他に感じたことを書こうと思います。いつものように盛大にネタばれしています。これからアーカイブ配信を見る予定のステージ未見の方。ご注意ください。

「1966年~」声優・関智一さんのナレーションから始まる冒頭の場面。タイガさんから始まる「令和ウルトラマン」がブレーザーさんですでに5作目ということに時の流れの速さを感じるお年頃(^^;)1966年発のマン兄さんのデザインも、平成第1弾、再来年には30周年を迎えるティガさんのデザインも全く古臭さを感じないことにいつもながら驚きます。

その後、登場する悪役宇宙人の皆さん。ゴース星人さんが髪を結んでいるとその髪質にそこはかとなく香る「ブルーザー・ブロディ感」(この名前にピンときたそこの貴方。私と握手です(^^♪)そういえば、高校の同級生(女子)にあんな髪形したコいたな…。

その後、エミ隊員が登場しさらに日替わり隊員が登場する流れ。日替わり隊員と宇宙人とのやりとりがコミカルで楽しかった。1/1は元日ということもあり、マイト隊員と宇宙人が「あけましておめでとうございます」とお互いに挨拶したり、「年末年始の忙しい時ににくるなんて空気読めない宇宙人だな。」とぼやくエミ隊員に「同感だ。ただし、宇宙にも年末年始があればだがな。」と返したテルアキ副隊長に「あるよ!」と言い返したマグマ星人さんとか、アドリブが楽しい印象のあるステージだったと思います。アドリブ炸裂はまだ他にもあるのでそれはまた後で。
マグマ星人さんの「(年末年始)あるよ!」の返しにふと思う、どうでもいいこと。マグマ星にも年末年始があるのなら「帰省」もあるのかな。独身のマグマ星人さんが実家に帰って「結婚はまだか?」とか「孫の顔が見たい」とかの親の口撃にブチ切れしたら、宇宙規模でとんでもないことになりそうだ(^^;

多勢に無勢のエミ隊員と日替わり隊員を助けるアンドロイド兵の場面。プロトタイプの試験運用を「年末年始の忙しい時に」任されることに「私たちへの扱いが雑」とぼやくエミ隊員。仕事の出来る部署あるあるですね(^^;
登場した開発担当者の本人より先に名前を言ってしまい自己紹介させないゲント隊長は「せっかちさんあるある」(^^;

相手は仕事中とわかっているだろうに、平気で火急ではない私用電話を掛けてくるような新人女性隊員の友達を「それって本当の友達?」と言ってみたり、「自分は何もできない…」と悲観する彼女に「じゃぁ、どうしてSKaRDに入ったの?」と聞いてみたり、口調は穏やかに、でも冷静に問いかけることのできるエミ隊員は、人に興味がないのではなく「その人にとっての本当の優しさ」を知っている人なんだろうなと思うのです。TV本編では、ちょっと陰の部分がクローズアップされがちな感じもするけど、「誰かの為に」という気持ちが強い、とてもあたたかい女性で、「私達は私たちのできることを!」このセリフの力強さにそのあたたかさのすべてが込められていると、エミ隊員役・搗宮姫奈さんの演技を見て思うわけです。エミ隊員、アクションも”人”としてもカッコよかった。

バロッサ星人にコントロールシステムを乗っ取られ、暴走するアンドロイド兵。追いかけられる隊員たち。ここにも楽しいシーンが。テルアキ副隊長は駆け回りながら「お客さまの中にヤスノブはいませんか?」うむ。ドラマでよく見る、”緊急事態”で「お客様の中に◯◯様(たいていのシチュエーションは飛行機の中&お医者さま)はいませんか?」みたいだ(^^;片や、楽しいシーンと言えばこの方。マイト隊員。1/8 1ステ目、アンドロイド兵に肩を組まれて仲良く、傍から見てると忘新年会で酔っぱらった若いサラリーマン達、もしくはラインダンスをしているみたいな動き、2ステ目、何故かアンドロイド兵と「扇」を披露。まぁ”新春”ということで御めでたくはあります(^^♪どっちかは忘れましたが、ウルトラマンのように飛んでいる形にもさせられたり(笑)アンドロイド兵さん達、マイト隊員の笑いのポテンシャルを分かっているようです(*‘∀‘)
いやぁ、こういう楽しいところ、配信はされないし、DVDやBDにも収録されないんですよね。何とも惜しい気がしますし、だからこその自由さもあるしで痛し痒しです(-""-;)

暴走しているアンドロイド兵に対して「(暴走したんだから)壊しても上層部も文句は言わないよね!」エミ隊員、かなり上層部への鬱憤が溜まっているようです(^^;それを聞いて「せっかく作ったのに( ノД`)」(byネネ隊員)気持ちはわかります。やるせない怒りは是非上層部にぶつけましょう。ストレートに伝えるのではなく「報告を兼ねた提案」でオブラートするとうまくいく……かもしれません(^^;

アンドロイド兵の起動装置解除と速やかな捕獲を隊員に命じるゲント隊長と相対するバロッサ星人が、まず「変身前の君を倒せば恐れることはない」とギガスさんを送り込む→隊長ピンチ!→そこに駆けつける「アーくん」両サイドのモニターに操縦する隊員の顔が映し出されるのが、一緒に戦っている感が出ていて良き(^^♪
「アーくん」には、テルアキ副隊長・ヤスノブ隊員・アンリ隊員・マイト隊員と4人も操縦士がいるのだから、もう一人「アーくん」がいてもいいような気もするけど、それだと「過ぎたる兵力」になりそうだからゲント隊長が反対するかもなぁと思うなど。もし、もう一人「23式特殊戦術機甲獣」が増えて名前が「アースガロン2」みたいな何のひねりもない名前だったら、ヤスノブ隊員はどんな愛称を付けるんだろう?
さて、前半には無かった気がする「バロッサ星人が造りだしたコピーアーくん」に劣勢になった時の、マイト隊員のセリフ「隊長に任されたんだ!まだまだ!」マイト隊員の気負い・気合・隊長との絆…たくさんの想いが込められたいいセリフだと思いました。セリフ、アドリブ&生アテですよね、多分。気持ちの強さの伝わり方が録音とは違う気がしたので。←間違っていたらごめんなさい…。
アーくんが「コピーアーくん」に倒された後、隊長のもとに多数の怪獣を送り込まれるのですが、前半の記事でも書いた「モグージョンさん」がとにかく可愛い💛お辞儀をしたり、「行くぞ!おー!」という感じで腕を掲げたり、「こんにちは(^.^)」と手を振ってみたり、スキップ?をしてみたり、後ろで「それいけ!」と囃し立ているようなお姿とか、ブレーザーさんのファイティングポーズを真似したこともあったし、その他書き切れないほどたくさんの可愛らしさにすっかりおみまいされました💛
博品館劇場以来のゲードスさんは、見れば見るほど「ホッケ」塩焼き食べたい!リターンズ。話を戻して…。怪獣たちに囲まれた隊長がブレーザーさんに変身!光に照られたその姿は、福島県・須賀川駅前にある「ウルトラマンモニュメント」のようで凛々しく神々しさすらありました。怪獣たちをばったばったとなぎ倒すブレーザーさんにバロッサ星人が送り込んだのは「コピーブレーザー」ブレーザーさんの能力のコピーをした第1形態だけでも強かったのに、地球の闇を取り込んでの2段変化までするという厄介さ。この第2形態の姿のおぞましさと禍々しさといったら(>_<)デザインと造形の素晴らしさよ👏さらに、アグレッシブすぎで怖いのなんの(*_*;「こっち来るな」と言いたくなる「闘争本能丸出しのアクション」も素晴らしい👏それはそうと、どんだけ強力なのよ。地球の闇…。「地球の闇」ということは、地球で生きとし生けるものすべてが持つ闇ということなのかな。自分たちがこれまで守ってきたものたちの中に潜む黒い感情。今、それを具現化したものと戦わなければならない、ゲント隊長とブレーザーさんの心中はいかばかりかと。アーくんも倒され”人間のちっぽけな力”など眼中にないバロッサ星人が「きみはひとりだ…」とゲント隊長に言い放ったセリフが後々の場面で効いてくると個人的に思います。

アーくんもブレーザーさんも倒された。自分の作ったアンドロイド兵のせいだ…。自分を責めるアヤリorユイヒorネネ。彼女のセリフ「誰にも嫌われたくなくて、でも迷惑ばかりかけて、そんな自分もイヤで…」なんかね…昔の自分を見ているようで、正直、ちょっと辛かった場面です。そんな考えが堂々巡りしたところでいいことなんか何もないとはわかってはいるのですが…。彼女の救いとなったのはエミ隊員が彼女を理解し、彼女の持つ「自分がしたいこと、したかったこと。その為に今の自分がてきること。」を優しく引き出してくれたこと。そして、そんな彼女の想いを、彼女自身を、力強く後押しし肯定してくれたゲント隊長のアツイ心。責めるのではなく相手の話を聞き理解すること。過去ではなくその先を一緒にみること。ゲント隊長みたいな上司、エミ隊員みたいな先輩がいる職場は理想ではあります。現実は、そう甘くはないですが(^^;)
彼女の記憶にある今の自分の原点「子供の頃、家の火事から逃げ遅れた自分を助けてくれた消防隊員のカッコよさと強さへの憧れ」この時、後ろのスクリーンに流れる「子供の時の彼女を助ける消防隊員」の映像。恒例(^^;)の私の妄想ですが、顔が見えない彼はゲント隊長にそっくりで、この後、宇宙人に襲われそうになる彼女を助けた、ファードランアーマーを纏ったブレーザーさんが彼女に手を伸ばす場面の後ろで流れる映像は、消防隊員に助けられた時のもの。炎の中で彼女に手を差し伸べるのは、どちらも「ゲント隊長」…なんてなことを思っておりました(^^;)ご清聴ありがとうございました(^^;)

エミ隊員が異空間に捉えられているファードランを見つけて「ここから出すには皆の光が必要なの!」とウルトラチャージをする場面。ウルトラチャージはコロナ禍の中、大声での声援ができない代わりに編み出された応援方法。ある意味「苦肉の策」だったかもしれませんが、「頑張れ!」と大声をだすのがちと恥ずかしい(^^;)という大人のファンでもこれなら大丈夫!今や、ステージには欠かせない応援方法になりました。会場が一体となるこの瞬間。いつ来ても何年たっても力がはいります。

ステージの中で一番グッときたのはここという人も多いかもしれません。地球の闇を吸収し強さで圧倒する黒いブレーザー。ゲント隊長もブレーザーさんもボロボロ。立っているのがやっと。それでも二人は倒れない。その理由がわからないバロッサ星人。「なぜ諦めない?たった一人なのになぜ?」ここからゲント隊長のアツイ想いが爆発します。初日と最終日では、ゲント隊長のボロボロ具合が全く違いました。最終日に近くになるにつれ、ボロボロ度は増していき、ブレーザーさんに近寄っていく途中で一回倒れることが多くなりました。それでも這うように近づいていくゲント隊長。そんなゲント隊長に呼応するように鬼神のごとく、黒いブレーザーと殴り合うブレーザーさん。二人ともまさに鬼気迫る姿でした。ブレーザーさんの気迫に押され黒いブレーザーが恐れおののく表情を見せる。「なぜ?」”相手を倒す”ことしか頭にないであろう黒いブレーザーが初めて見せた「恐怖」という感情。「お前に俺が倒せるか?やれるもんならやってみろ!俺にはゲントがいる!」と言ってそうなブレーザーさんのゲント隊長への想いが強さとなって雄々しい表情になる。両ブレーザーのアクターさんの迫力のアクションと感情を露わにした表情の表現の巧さと、ゲント隊長のアツい想いとボロボロになりながらも尚、前に進もうとするその気迫とブレーザーさんへのアツイ信頼を全身全霊の演技で魅せてくれる蕨野さんに、私も胸がアツくなり自然と涙が溢れました。『闇が濃いならその分強い光で包み込んで闇を消してしまえばいい』こんな感じでしたでしょうか。「ウルトラマンオーブ」で印象的だったセリフです。お前が地球の闇を吸収しても「俺たち二人の光」でその闇を消してやる。ゲント隊長とブレーザーさんの強い想いが強い光が闇に打ち勝った。そんなシーンだったように思います。バックに流れる音楽も勇壮で良かったです。そう言えば、ゲント隊長を演じた蕨野友也さん。11日間、全40公演、これだけ叫びまくっても最終日まで全く声が枯れず、初日も千秋楽も変わらない魂の叫びを響かせてくれたのがすごいし素晴らしいと思ました。

バロッサ星人は次々を怪獣を送り出して、ブレーザーさんもゲント隊長も限界。もう戦えない…。そこへファードランさんが駆けつけて、暗転後は全員勢揃い。ブレーザーさんが気合十分なのを表すかのようにファードランアーマーを片手でクッと位置を直すような仕草をするのが印象的。「僕らのスペクトラ」が流れて会場のテンションもMAXです。怪獣は荒々しく、モグージョンさんは可愛く💛ブレーザーさんはひたすら強い。通称「ウルトラ坂」でのエミ隊員とゲント隊長の、「アーくん」を操縦する日替わり隊員のカッコいいアクション、大興奮のバトルシーン。ステージの醍醐味です。ここのバトルシーンで、いつだったか忘れましたが、私の席の近くの人が「騎馬戦みたい」とボソッと呟きまして…それ以来「騎馬戦」にしか見えなくなりまして…。うむ。どうしてくれよう(^^;)ここまでネタばれを書いてきてなんですが、どの場面かは是非アーカイブ配信でお確かめくださいませ。
本当はカッコいいバトルシーンなんですっ!

チルドファードランサーをまるで「神器奉納」をするかのようにアーくんに掲げるブレーザーさんとお辞儀をするかのように首を垂れて触れるアーくん。何とも神々しい場面です。「アーくんにご武運を」そんな感じに見えました。

ブレーザーさんが黒いブレーザーを倒したあとは、アーくんがコピーアーくんとの決着をつけなければなりません。コピーアーくんもめっぽう強い。アーくんピンチ!とその時!「待ちなさーい!バロッサ星人!」と女性の声が!そしてエミ隊員もアヤリorユイヒorネネ隊員も見たことのないロボットが!バロッサ星人を追ってきたセブンガーさんとヨウコ先輩が駆けつけてくれました。会場も大盛り上がり。セブンガーさんの人気いまだ健在と言った感じでした(*‘∀‘)さあ!セブンガーさんとアーくんの2大ロボット夢の共演です(*‘∀‘)こちらのバトルもカッコいい!アーくんの操縦士がアンリ隊員だったときは二人の女性操縦士が戦ったことになるわけで、そう思ったらバトルをみるワタクシも更に力が入りました。戦う女は美しい…。

アーくんもセブンガーさん&ヨウコ先輩と協力して自身のコピーを倒して、後はバロッサ星人!お前だけだ!と、思ったら…。これは最終回への伏線になるのでしょうか。ある怪獣が登場します。ブレーザーさんも一回は倒されますが、会場のお客さんの光によって力を取り戻しその怪獣を倒します。でも、もう力が尽きかけているのか、ふらつきながら空へ戻っていく…。ゲント隊長もブレーザーさんも文字通り命を削りながら戦っている。二人の最後はどうなるのでしょう?終盤まできて、いまだに謎だらけのウルトラマンもなかなか挑戦的だなと思います。夏もそして冬のステージも「ブレーザーに私達の言葉が伝わるかわからない…」夏のMCのお姉さん・冬の新人女性隊員が言うこのセリフがそれを象徴しているように感じます。願うのは、二人ともそれぞれの帰るべき場所に生きて戻ってほしい。それだけです。

敵を倒し、元の世界へ戻るセブンガーさん&ヨウコ先輩を見送って一件落着。ここからのゲント隊長の言葉は力強く激しさもありながら優しさに溢れた言葉でした。タイトルの「もうひとりの勇者」その意味がここで明らかになります。一人ひとりの力は小さくても、特別な力は無くても、助けたいとか守りたいとか支えになりたいとか「誰かを想う気持ち」を一つにすればとても大きな力になる。誰ひとり欠けてはいけない。自分にできることを精いっぱいやり遂げたその時、君は君たちは「勇者」になれる。大人はもちろん、子供にもわかりやすい言葉で伝えてくれたゲント隊長。個人的に思うことですが、近年、ステージでの物語の根底に流れているのは「自分のできることを精いっぱいやってみる。」なのかなと。不安や閉塞感が漂い「自己肯定感」という言葉が闊歩する今の世の中、まず自分自身ができる範囲のことをやってみる。そこから道が開けてくるかもしれない。話はそれからだ。そんな力強いメッセージが込められているように思います。「ウルトラマン」だからさりげなく、でもアツく伝えられることができるのだろうとも思います。

会場のみんなにアツく語った後、崩れこむようにガクっとなるゲント隊長。心配する隊員たち。「脅威が迫ってきている…」不穏な言葉をゲント隊長が口にしても、皆の想いが一つになれば脅威に負けることはないと、きっぱりと言い切り「そうですよね?隊長。」と問いかけるエミ隊員。その言葉に無条件で頷けない隊長。「ああ…そうだな…」力のない返事をするのが精いっぱい。ちょっと引っ掛かります。自身の身体のこともあるのでしょうが、これも最終回、もしくは劇場版への伏線なのかもしれませんね。

そして物語はエンディングへ。ここからはお楽しみの「自由時間」日替わり隊員の個性が炸裂した楽しい時間でした。
まずは残念ながら1回しか観られなかったヤスノブ隊員ご出演回。1/6 16:00の回。「その時の為に身体を鍛えておかないとですね。じゃぁエミ隊員。お願いします。」エミ隊員を手押し車のようにするヤスノブ隊員。いや、あなたが押すんかい!その状態でウルトラ坂を登りきるエミ隊員もスゴイ…。フィナーレが終わりご退場する時に、バック宙を披露してくれたらしいヤスノブ隊員。私からは他のお客さんの頭で死角になって見えなかったのが残念(*_*;アクションはキレッキレでカッコよかったし、人懐っこい笑顔がチャーミングなヤスノブ隊員。来月(!)の横浜でもお会いできると嬉しいです。

その次は前半の雑記でも書いた、こちらも1回しか観られなかったアンリ隊員のご出演回は 1/2 16:00の回。「じゃぁ身体を鍛えておかないといけないですね!正拳突き100回と上段蹴り100回行きますよ!」そう言うとほんとに正拳突きを始めたアンリ隊員。美しい型でした(^^♪うむ。ほぼ武闘派の職場は「腹が減っては戦はできぬ」ではなく「身体を鍛えておかねば戦はできぬ」な思考になるのか…。そりゃそうか(^^;)ゲント隊長の「俺たちが行く!」の合図のあと、ウルトラマンの皆さん&隊員の皆さんが場内を回ってくれるのですが、この時、アンリ隊員とハイタッチができたのがとても嬉しかったです(*^-^*)楽しく大切な思い出の一つになりました。アンリ隊員ありがとうございました!

お次はこの方。テルアキ副隊長。副隊長は「気になったことがひとつ…」から始まる「アヤリorユイヒorネネ隊員に対して職務中の私用電話に苦言を呈する」からの「自分にかかってきた私用電話にでる場面百景」
風景その1 1/3  16:00の回
相手はヤスノブ隊員。「もしもし?ヤスノブか?どうした?SASUKEの1stを史上最速でクリアしたから、次はオリンピックを目指す?……そうか。がんばれ!」他の皆さん「(*‘∀‘)(おう…)」失礼いたしましたとばかりに深々と頭を下げる副隊長。
風景その2 1/7  12:00の回
相手はアンリ隊員。「もしもし?アンリか?どうした?空手の師範代を取ったから次は弓道の師範代を目指す?いや…今、勤務中で……アンリ、師範代おめでとう!」会場は拍手(^^♪他の皆さん「(^.^)(アンリ隊員おめでとう🎊)」失礼いたしましたとばかりに深々と頭を下げる副隊長、再び。いや、こういうのは大丈夫だよと笑顔の皆さんが良き(^^♪
風景その3 1/7  16:00の回
相手はお兄さん。「もしもし?兄さん?すまないけど今仕事中で…え?今日?会場に知り合いの息子さんが観に来ていて”怪獣アカデミー”のファンだからタガヌラーの物まねをしてほしい?」ちらっとゲント隊長を見る。ゲ「やりたいのか?」テ「はい…。」ゲ「よし。やってみろ。」テ「はい!」ここからはテルアキ副隊長オンステージ。「まず両手が鎌になってまして、頭から触手がニュッ(^^♪で、両手でティーテリウムタンクを持ちまして、熱くなってきましたね、そうしたら上を向いてぇビーーーーム!」いつ止めようと後ろで伺っているゲント隊長には目もくれず、もう誰にも止められないテルアキ副隊長。すべてやりきった後、いつものように深々と頭を下げるテルアキ副隊長。その表情はとても晴れやかだったような(^^♪
この回は「俺たちが行く!」の後にテルアキ副隊長とハイタッチができました(^-^)またまた、楽しくて大切な思い出が増えました(^^♪そしてステージ上にヒーロー&隊員の皆さんが戻ったその後、ネネ隊員の「じゃ”またね!”と言いながら手を振ってくださいね(^^)/」の音頭で皆さんが退場したのですが、テルアキ副隊長がステージの上から、客席のEブロックからAブロックまで、お客さんの目線とご自身の目線を合わせるように腰を少々屈めて「またね!」と言いながら回ってくれました。これには感激しました(#^^#)
ありがとうございます!副隊長!
風景その4は千秋楽。1/8 16:00の回
電話の相手、その後の流れは1/7 16:00の回と途中までは一緒です。違ったのは「そうしたら上を向いてぇビーーーーム!」をステージ上の他の皆さんも一緒にやったこと!終わったあとは全員でお互いに一礼。もうちょっとした儀式になっていました(^^♪
テルアキ副隊長は実直で真面目でお茶目💛そのギャップと言いましょうか、時々見える面白さがたまらなく良かったりします。まだまだお会いできる機会はあります。その時にどんな表情を見せてくださるのか今から楽しみです!あと「怪獣アカデミー」チャンネル登録者1万人を目指しているそうなのでこちらも楽しみです(^^♪

最後はこの方。マイト隊員。
ACT5  1/4  14:00の回
マ「隊長!アンドロイド兵に名前をつけましょう!ナグラ副隊長に似てるから”テルアキ”なんてどうでしょう?ちょっと腰を屈めている所とか似てる気がするんですが…」ゲ「皆!今日はありがとう!」退場しながら「似てると思うんだよなぁ…」マイト隊員、全部で6人いるから”テルアキ”だけだと”一人分”しかないので足りない気が(^^;)それとも6人とも”テルアキ”?
ACT6  1/8  10:00の回
マ「隊長!”ウイルコー”に変わる、新しい、子供でも言いやすい”了解”のフレーズを考えました!」ゲ「よし。言ってみろ。」マイト隊員、右腕を掲げながら「ピポパロラポロ$%'#~」ゲ「皆!今日はありがとう!」令和のこの世に「ふっ〇つのじゅ〇ん」が甦りました。皆さん。メモはちゃんと取りましたか?ゲント隊長が〆た後も、右腕を掲げ続けたマイト隊員。その姿はまるで「世紀末の覇者」のように荒々しかったです。その胸に去来するのは、もしかしたら「一片の悔い」か(^^;)それとも、始末書の文言かもしれません(^^;
ACT7  1/8   12:00の回
マイト隊員の一足早い千秋楽のこの回。マ「隊長!僕は隊長に近づけているでしょうか?」ゲ「……髪型…かな…?」マ「髪型…」ゲ「皆!今日はありがとう!」退場しながら「髪型…」と呟きながら髪をいじるマイト隊員。若干、〇田鉄〇さんのモノマネをする人みたいに見えました(^^;)
「ウルサマ」に引き続きのご登板になったマイト隊員。コミカルなところとシリアスなところとの使い分けがとても巧みで、キレのよい美麗なアクションとともにステージを盛り上げてくれました。私が思うマイト隊員のもうひとつの魅力。それは声。聞き取りやすく耳に心地よい程よい高さと音量と滑舌の良さ。セリフの聞き取り易さも役者さんには重要だと思うので、そこをマイト隊員は軽々とクリアしていると思うんです。そんなマイト隊員、1/8 10:00の回のカテコの時「僕が登場したら”あれ誰?”って声が聞こえたんです。僕のことを知らない人も多いと思いますが、僕は”工藤舞人”でーーーーすっ!」身体を目いっぱい広げて、ほぼ絶叫に近い自己紹介。ご自身の千秋楽となった12:00の回のカテコでは「僕がまたEXPOに出るとなった時に”どうせ、誰も僕のことなんか知らないんですよ…”と弱気になってゲント隊長に愚痴ったんです。そしたらゲント隊長が”そんなの関係ない!お前は俺たちの仲間だ!”って言ってくれて…」感極まったのか涙声になるマイト隊員。「僕はSKaRDの一員で本当に良かった。ありがとうございました!」挨拶が終わるとゲント隊長はハグをし、もらい泣きのエミ隊員は労いの意味を込めたのか肩をポンポンとし、ウルトラヒーロー達も「よく頑張ったね!マイト隊員!」と言っているかのようなあたたかい視線を送り、会場からは「マイト隊員!」「マイト隊員、ありがとう!」と、あちこちから声がかかり、この後、千秋楽の公演が控えているのに、まるでこの回が千秋楽のような熱量。会場全体でマイト隊員の千秋楽を見届けました。
そうだ。マイト隊員。貴方は「どうせ誰も僕のことなんか知らない」とゲント隊長に愚痴ったそうですが、それは違います。貴方が去年の11月、X(旧Twitter)に「ニューイヤーEXPOにまたマイト隊員として出演します!」とポストした時、とても嬉しかった。「また、マイト隊員に会える(^^♪」そう思ったから。同じ思いを持った人、たくさんいると思います。ポストされた日程を見て、「マイト隊員に会いたいから」と、追加でチケットを買った人もたくさんいると思います。何を隠そう私もその一人です。EXPOが始まって「マイト隊員」の活躍がたくさんポストされました。貴方の明るい笑顔とカッコいいアクションとコミカルな面白さがたくさんの人を笑顔に元気にしてくれました。「誰も知らない演者」がここまでできますか?確かに知らなかった人もいたようです。でも、もうそんなことはないと思います。1/8 12:00の回だけではなく、他の回でもたくさんの人が「マイト隊員!」と貴方の名前を呼びました。それがすべてだと思います。だからもう「どうせ誰も僕のことなんか知らない」なんて悲しくなることを言わないでほしい。貴方はみんなの「マイト隊員」なんです。ニューイヤーズEXPO、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました!「THE LIVE ブレーザー編」はまだ続きます。必ずまたマイト隊員に会えると信じています。

元気いっぱいの笑顔。こちらも笑顔になりました(^^♪
またこの笑顔に会いたいです。そうそう、最後にマイト隊員に一言。「古◯任◯郎、めっちゃ似てました!」

もし、次作のウルトラマンにも防衛隊が登場するのなら、ステージに「マイト隊員にそっくりな隊員、もしくは、マイト隊員(続投)」を登場させてほしい気もします。SKaRDのマイト隊員の双子の兄弟とか親戚とか、なんなら並行同位体でもいい…。「ブレーザー編」で終わらすには勿体無いキャラだと思うんです。

歌のゲストも豪華でした!初日と1/1、そして千秋楽にサプライズでご出演の、OPを歌うきただにひろしさん!パワフルな歌声はカッコ良かったしセクシーでした(^^♪
12/30、1/4、千秋楽にご出演のMindaRynさん!キュートで美しい歌声、ご本人も愛らしく素敵な方でした💛これを機会に「ウルトラマン」を末永く愛してくれたらいいなと思います(^^♪


撮影OKのフィナーレ。席の関係でイマイチな写りですがよろしければご覧くださいませ(^^♪

ステージを盛り上げてくれたのは、ヒーローや怪獣やSKaRDの隊員だけではありません。キレッキレのアクションが本当にカッコよかった「アンドロイド兵」の皆さん。マイト隊員とのコミカルな場面も印象的でした。できることならカテコにも参加してもらって最後の「またね!」を一緒にしたかったなと思います(;_:)


ビクトリーさん。グータッチもできて嬉しかったです(^^♪奥に写っているのはグリージョさん。
スタイル抜群だなぁ(^^♪そう言えば、今年はビクトリーさん10周年の記念の年!おめでとうございます🎊


こちらはゼットさん。手を沢山振ってくれて嬉しかったです(^^♪その2💛
ヒーローの後ろ姿も好きです(*‘∀‘)
タイタスさんとデッカーさん(^^♪シブイ!

トライスクワッドの退場シーンがとても楽しくて、毎回、どう捌けるのか楽しみにしていました。私が見たパターンだと…
1.理由はわかりませんが、何か揉めながら捌ける。
2.タイタスさんがフーマさんを米俵を担ぐように肩に担ぐ。
3.タイタスさんにフーマさんがおぶさる。
4.タイタスさんにタイガさんがおぶさる。
5.フーマさんがタイタスさんをおんぶするけど、途中でぽいと降ろしてしまいタイタスさんコケる。それにご立腹するタイタスさん。
6.タイタスさんが両肩にフーマさんとタイガさんを担ぐ。場内騒然(^^;)
7.お互いに肩を組みながら「青春全開(^^♪」で捌ける。
8.3人ともふつーに手を振りながら捌ける。
9.タイタスさんの背中にタイガさんがおぶさり、そのうえにさらにフーマさんがおぶさろうとしたら「無理!無理!無理!」と手をブンブンしながらタイタスさん逃げる。
いやはや、覚えているだけでもこれだけある(^^;)さすがトライスクワッド!これからも末永く仲良くしてくださいね(^^♪

最後の写真はテルアキ副隊長とブレーザーさんとリブットさん。今回のEXPOで、その優しさと面白さに副隊長のファンが増えたような気がします(^^♪

「ウルサマ」に比べると日程が短い分、「濃く」感じるのが「ニューイヤーEXPO」だと思うのです。演者さんもスタッフさんもお客も全力で駆け抜けた今年の冬。ステージが終わって帰る途中で、他のお客さんの声が聞こえるのですが、子供さんが親御さんに「楽しかったね!」と言っているのを聞くとと和むし(*‘∀‘)「お母さん、(冬は)今年のステージが一番好きかも(^^♪」と言っていた家族連れのお母さんの声を聞くと「なるほど(^-^)私もです(^^)/」と嬉しくなるし、「ヒーロー、超カッコいい!」と大興奮の大人のグループの声を聞くと「それは何より(^^♪」と思うし。誰もが笑顔で帰れる場所。それが「EXPO」なんだろうなと感じます。この場所をつくり守っていくために沢山の人たちのご尽力があります。お客はそれを忘れてはいけないと毎回思うし、最大限の感謝と敬意と労いを忘れてはいけないと思います。今年もとても楽しかった!ありがとう!またこの場所に来られますように。

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