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【男性育児】核家族化への弊害
今日は、核家族について
過去記事は、マガジンよりご覧ください
核家族とは、単独世帯を含まない親族世帯の中で見ても、核家族世帯(夫婦のみ世帯、夫婦と子世帯、ひと り親と子世帯)のことである。
これは、高度経済成長、都市部への進出という背景があり1960年頃から、親族世帯の60%を超え、現在では、全体の約85%が核家族という現状である。
)国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2016年版」及び「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」(2013(平成25)年1月推計)を元に総務省市町村課にて作成。
また、女性雇用者数の推移についても、1960年頃から、雇用者総数の約30%を超え、2015年には、雇用者数全体の約半分まで女性の雇用割合が増加している。
(出典)厚生労働省「平成27年版働く女性の実情」及び富永健一「社会変動の中の福祉国家」
上記データから推測するに、1960年代頃から、高度経済成長、都市化に伴い子供の面倒をみれる人数が減ることがが予測されていたのではないだろうか。
確かに、好景気ということもあり夫婦共働きを必ずしもしなければならない状況ではなかったと思う。
育児経験中の身として実感したことは、
子育ては、圧倒的に人手が必要であることを感じた。
夫婦での2オペよりも、可能であれば祖父母、その他身内に少しでも面倒を見てくれるだけで負担はかなり違う。
政府の異次元の少子化対策とあるが、本当に少子化対策を考えているのであれば、過去60年の間に何故対策ができなかったのか。曲がった視点であるならば、日本は少子化に進むようサイクルを回していた、と推測することもできる。
このままでは、核家族どころではなくなっていく。
女性にもキャリアを、女性にも働きやすい環境を、とあるが、
家族という、チームには大黒柱である専業主婦というポジションが必須であり、その家族というシステムの分断が昨今の現状であると考える。
家族を分断させるのであれば、この一家の大黒柱、主婦というポジションを
破壊すれば、家族は機能しなくなる。
核家族化の中で、夫婦共働きを強いられ、子供の面倒を見ることができないから、施設に入れる。働けど働けど、家計は圧迫し、生活は苦しくなる。
育児休業をしてみて、働くことの考えを改めて実感した。
自分にとって、人生で何が大切なのか。
この男性育休は、今後こないであろう老後の前借であると私は感じた。
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