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上越ステークス (8/17 新潟10R)


・序

8/17 新潟10R 3勝クラス ダート1200m
上越ステークスにおける予測値とレーティング比較

・馬場傾向

新潟の馬場傾向はこちらを参照

8/16金曜17:00発表のダート含水率は3.7-1.9%

当日3%を切る完全パサパサであればペース次第で後ろが届くのだが、基本的にはコーナー1-5番手かつ後半失速率が0.8s/Fを目安に軸を選定する形で良いだろう。

・前半3F地点ポジション(上位7頭)



前半予測値

14エランティス、12レヴールが先手を伺うも、枠の並びで01フィーカと03アイファーシアトルが主張してややペースが上がる可能性大。

03アイファーシアトルはハナ必須の戦法だが、あまり速くはないスピードタイプ。
こちらが先手を取りきった場合は番手もこなせるタイプが恵まれそう。
外から14エランティスが被せ切った場合だが、こちらは失速率が大きく、馬場がパサパサになるほど差しが台頭する形の展開と判断できる。

①14エランティス
②12レヴール
③01フィーカ
④03アイファーシアトル

⑤05ケイアイアニラ
⑥07ハヤブサジェット
⑦13ダテボレアス


【予測値からの隊列長】

1.94-2.35s 8.7-11.8馬身

【予測値からの1番手と2番手の差】

0.14-0.24s 0.7-1.08馬身(14エランティスと12レヴールの差)

・上がり3Fポテンシャル(上位7頭)



後半予測値


①08リッキーマジック
②11ホッコーカリュウ
③02ジュンウィンダム

④07ハヤブサジェット
⑤12レヴール
⑥09ゴッドセント
⑦10エティエンヌ

・対戦マトリクスから見る混戦度合い


・基準馬  ☆04フラップシグナス(基準レーティング1500)

high
10エティエンヌ(1500-1600)

02ジュンウィンダム(1480-1580)

middle
12レヴール(1460-1570)
☆04フラップシグナス(1450-1550)
08リッキーマジック(1440-1520)
15セイカフォルゴーレ(1400-1510)
09ゴッドセント(1400-1500)

low
13ダテボレアス(1400-1500)
03アイファーシアトル(1380-1440)
06メイショウイジゲン(1370-1430)

最下位

(レイティング算出方法は記事の最後に記載してあります。)

01フィーカ、05ケイアイアニラ、07ハヤブサジェット、11ホッコーカリュウ、14エランティスは対戦ノードが3未満のためオミット。

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測(上位8頭)



走破タイム予測値


①12レヴール (ハナ~先行)
②07ハヤブサジェット (先行)

③05ケイアイアニラ (先行)
④10エティエンヌ (中団)
⑤13ダテボレアス (先行~中団)
⑥14エランティス (ハナ~先行)
⑦02ジュンウィンダム (中団~後方)
⑧03アイファーシアトル (ハナ~番手)

【トップ予測値から0.4s以内→馬券候補】
12レヴール、07ハヤブサジェット、05ケイアイアニラから軸をチョイスするのがベター。




・結論

【失速率からのヒント】

後半失速率

青枠内はほぼ脚色が同じになるのであとはコンディションや騎手の追い方次第。
前半に振った分、失速率が高くなる赤枠組。
今開催の含水率から判断すると、0.8s/Fより大きくなると差される形が見受けられるので頭なしのヒモ扱いか妥当。

最有力
07ハヤブサジェット
☆アピールポイント
前走は条件合わずの成績。
1200m戦であれば後手を踏まない限り問題ない。

有力
10エティエンヌ
☆アピールポイント
タフな展開が要求される乾いたダートで本領発揮。
失速率が小さいので、直線で差を詰める形で上位を狙える。

12レヴール
☆アピールポイント
新潟ダートの先行馬が馬券になる率を考えたときに、平坦でより粘り込みが可能となりそうな一頭がこれ。

お楽しみ
13ダテボレアス
05ケイアイアニラ

特に13ダテボレアスは人気と比較してお買い得なはず。

消し
02ジュンウィンダム
遅刻して5着ぐらいか。

・個人的な買い目

07ハヤブサジェット
10エティエンヌ
の単勝
馬連07.10-05.07.10.12.13

三連複box 05.07.10.12.13


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMarkovの手法を元に着差ベクトルを基準とした補正値込みの数値を設定し算出。対戦ノードが3-5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。
比較自体はEloレイティングの
r1=r0+K(S-μ)
 r1:新規
 r0:前回結果
 K:算出した定数(Markov手法から着差を施行距離別に設定)
 S:勝敗ノード
 μ:勝率(対戦勝率)
の基本式に準ずる形で各馬を個別に比較。

その上で感覚的にイメージしやすいように基準レーティングを1500としてランキング。



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