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葵ステークス2023 考察(無料予想)

・はじめに


5/27(土) 京都11R 葵ステークスの考察と予想です。

走破予測値は従来型、ポテンシャル可変域は時間があったのでRを使用してのBFGS法(準ニュートン法)で尤度関数を極大化したもので上界と下界の差がはっきりつくように算出して比較。
使えないようなら次回から別の方法で。
バックテスト代わりにオープンの芝1200の持ちデータを使用して確認したが、わりと手応えがあった。
幻でなければ良いのだが。

・前半3Fポジション

なんと前半3F予測値1.5s以内に15頭がひしめく主導権争い。
ビッグシーザーの内枠はあまり歓迎ではないだろう。
04トールキン08アンビバレントがハナを取りに行き、そこに外枠よりの前傾馬が殺到する。
当然予測値よりは速くなることが予想され、最大ポテンシャルまで考えた隊列も頭に入れておきたい。

断トツ人気のビッグシーザーだが、過去データからは図抜けた形、とまではいかない。
同馬の隠している能力が披露される展開ならスプリンターズステークスが盛り上がるので期待したいところだ。

まずは前半3F予測値↓↓

前半3F予測値

取得可変域から作戦として押し出していけそうなのは↓↓

可変域

アンビバレントの下界より上に位置する8頭が先頭集団。これ以外が絡む場合は相当無理をする形。馬場恩恵が有ったとしても同タイプ多数のため苦しい展開になる。
13タツダイヤモンドより外の15モズメイメイ、18タマモブラックタイが番手以降の外三ポジションなら消耗は大きい。末脚との相談となるため、下げてどこから仕掛けるかという脚質と合わない難しい競馬になりそう。

・上がり3Fポテンシャル


ヤクシマは幅がある上がりタイム。コーナー明けから追い通しになればこのくらいは出そうだが、進路の問題もあるので能力全開となるには運も必要。

ペースセッティングとビッグシーザーの下界が同等なので、直線入り口でお互いどこに居るか、というのは重要。
前半が混戦なため、差しに回るのはどれか、間に合うのかといった判断は青枠2つより上にいるかどうかが目安。

・予測走破タイム


勝敗ラインは予測値69sを切るビッグシーザー、モズメイメイ、ペースセッティングの三頭で考えてよいだろう。



・馬場によるポジション変動の有無

基本通り前内有利ではあるが、前傾ペースの馬が大多数のため差しに回れる馬に注目。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い


いつものMasseyのレイティングランキング算出
着差ベクトルを『新馬』『未勝利』<<『オープン』となるように修正してから比較。

当然のトップがビッグシーザー
離れた次点以降にタマモブラックタイ、ルガル
あとは混戦。

ビッグシーザー以外序列は考えないで良いだろう。

・タイムレンジの比較による勝敗予測


ビッグシーザーのポテンシャル下界(ビッグシーザーB)より上から勝利馬を判定。
モズメイメイ、ペースセッティング、タツダイヤモンドの下界付近は差がなく分布しているため、三連系のヒモはトールキンBあたりまで抑えたいところ。
しかしビッグシーザー軸なら相手を絞らなければならず、なにかしらの買い要素がなければ三連系には手を出すべきではないと考える。



・結論

最有力
なし

有力
ビッグシーザー
ペースセッティング
モズメイメイ
ルガル

注意
タツダイヤモンド
カンチェンジュンガ
ヤクシマ
ルガル
トールキン
まで

外厩と調教師の組み合わせからチェックしておきたいのは
ビッグシーザー チャンピオンヒルズ&西園
トールキン ノーザンFしがらき&西園
ペースセッティング しがらき&安田隆

アームズレイン チャンピオンヒルズ&上村
コーパスクリスティ ノーザンFしがらき&中内田

モズメイメイのグリーンウッドはやや下げ

在厩ならルガルの杉山厩舎は仕上げ方のノウハウをしっかり持っているので要注意。

差し展開待ちにはなるが、こじ開けてこれるなら大チャンスか。

当てるだけであれば
ビッグシーザー
ペースセッティング
モズメイメイ
ルガル
カンチェンジュンガ
トールキン
ブーケファロス
タツダイヤモンド
のなかから軸を決めて残りに流し、リターンを配分して買うというやり方でいいだろう。

当てたい人へ

・個人的な買い目

01ルガルと05ペースセッティング単勝

02ビッグシーザーから01ルガル05ペースセッティングへの馬連

4点で。

単勝1単勝5と馬連2-1.5


©️ぺぬ

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