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江戸川ステークス 考察と予想

・はじめに


1/22(日) 中山競馬場11R 江戸川ステークス 
三勝クラス ダート1200mの考察と予想になります。
重回帰分析を中心としたタイム予測モデルを設定し、それに基づいた考察です。

・前半3F地点ポジション

土曜ダート1200を確認してみると……
 未勝利 前半33.4(前決着)
    未勝利 前半33.4(前決着)
 新馬  前半34.7(前決着)
 1勝ク   前半33.4(1着は先団から)
先週のジャニュアリーSの前半33.5も勝ち馬のコメントが「ゆったり入れたので」とあるので、前に傾斜をつけたポジション重視とするのがセオリーか。


とんでもない渋滞……

【!超重要!】
ゲートの出方と左右との兼ね合いで先手を取ろうにもどうにもならない予感。かろうじて11ジャスパーゴールドが邪魔されずに出られそうなだけで、あとは大混戦。
01サイファーシチーは内枠で閉じ込められたら終わるので何がなんでも押していく形。となれば先団全体でこの予測タイムより0.5ほど速くなるところまで想定しておきたい。
→上位1ブロック目は33.3-34.0といった走破タイムになることもある、という意味。
日曜日の1R4R8Rで前半33.5を切る形であればこの江戸川ステークスのメンバーなら33.0付近までペースアップしてもおかしくないだろう。


・上がり3Fポテンシャル


一見07スーパーアキラが抜けていそうに見えるが、実はレベルAからレベルDまでのポテンシャルにそこまで差はない。
むしろ前半で消耗する分、負荷耐性が高く本来のポテンシャルに近いパフォーマンスを発揮できる馬を探すべき。

ひとつのアプローチとして独自計算した負荷耐性ランクで見るとエリモグリッター、ヴァリアント、テンテキセンセキあたりの負荷耐性は高く算出された。この三頭はハイペースでも失速割合がさほどではない計算結果なので注意しておきたい。

あとは調教やローテーション、パドックや返し馬など数値化しにくい部分になるので却ってそこは切り捨ててもいいのかもしれない。

・予測走破タイム


このレースをチョイスしたことを激しく後悔……

馬場によるタイムの底上げがありそうなので実際はこの予測値よりも0.5秒以上速くなる可能性があることは記しておく。

71.25の第3ブロックまで大混戦の予測値。コース取りや前壁次第でどうなるかは未知数。
こうなると他の強めの要素頼みでそれがハマるかどうかのガラガラポンだね。
計算を元に戦略を立てるなら、このレースに限ってはケンするのがベストでしょう。
ウイン5をやる人はこれどうしたもんですかね…
初っぱなから絞っていくか兎に角通過を狙うかで大きくスタイルは変化すると思いますけど。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い

エリモグリッター
ヴァリアント
ニューフロンティア
この三頭が他メンバーとの対戦成績が良い。

タイムレンジの比較による勝敗予測

上位差はなくこの手法による判定はパス



・結論

A先行決着パターン(ほぼこれ)

最有力
なし
有力
ヴァリアント
エリモグリッター
キタノブレイド

Bやり合い過ぎての差し展開(10%ないと思うが一応)
有力
トライハード
キタノブレイド

・個人的な買い目

この混戦を人気から買うのは勝率と配当のバランスが悪すぎる
人気の盲点となるのは
03エリモグリッター
15マーチリリー
01サイファーシチー

この単勝 1 3 15
ここに08ヴァリアントを絡めて馬連1.3.8.15box

これ以上買うと外れたとき悲惨。
むしろケンだよね、データを検討したのだから。基準通りに判断して行動すべきだと思う。


©️ぺぬ  2023

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