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令月ステークス2024(02/04 京都10R)


・序

2024/02/04 京都10R OPハンデ ダート1200m
令月ステークスの走破予測値とEloレーティング変形版による比較

逃げ専門不在のミドル寄りとなるのか、それとも軽ハンデを活かしての地獄のような競り合いとなるか。

・前半3F地点ポジション


前半3F予測値

前走逃げて馬券内の03ヴァガボンドに対するのは軽ハンデとダートに活路を求めて格上挑戦の01ドグマ。
ただしどちらもゲートが速いとは言えず、04レッドゲイルや10サトノテンペストがコーナーまでに押し上げてくるパターンも。
速くなるかどうかは01ドグマ次第か。

また、陣営がハンデ差を考慮した作戦として前を意識する可能性も。
こちらは02アッティーボと11ナムラフランクが該当。
ただどこまで耐えられるかというと、余程の遅いペースにならない限りは厳しいと見る。

普通の思考としてはヴァガボンドが逃げた藤森ステークス並みの34.5s付近が限界値。ここから予想を組み立てたい。

・上がり3Fポテンシャル


後半3F予測値

追い込みタイプというほどの馬も居ない。
差したような形でも単に相対的な減速比率でそう見える形か、斤量が減った馬の激走ぐらいだろう。
16クロジシジョーが中団より前につけたときに外を回され続けると末脚は甘くなりそう。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い

Eloレイティング変形版を作成し、着差ベクトルに補正値を加え算出。対戦ノードが5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。

対戦マトリクスは過去走に依るもので、今回のハンデは反映されていないので多少の上げ下げは必要か。

high
13スマートフォルス

06デュアリスト

16クロジシジョー
middle

10サトノテンペスト

04レッドゲイル
low
03ヴァガボンド

最下位
08オセアダイナスティ
02アッティーボ

high区分となる3頭のレーティングが高い。これは負担斤量からも客観的な裏付けが得られるパターン。
06デュアリストは重賞勝ち実績の分オマケがついているので、レーティング的には13スマートフォルスが最上位扱いで良いだろう。

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測


走破タイムアウト

土曜の馬場から推測すると色の濃いコアタイム部分より0.2s程度速い場合も。
16クロジシジョーは芝スタートの前走のタイムに、05メイショウミツヤスも芝スタートと重馬場でのタイムに引っ張られた狀。
実際は赤枠部分までが勝ち馬の可能性を持つと判断する。



・結論

最有力
なし

有力
13スマートフォルス
16クロジシジョー

お楽しみ
05メイショウミツヤス
11ナムラフランク
07ボイラーハウス


(評)スマートフォルスは実績というか馬柱から人気は当然だが、予測値が抜けていないのでオッズ的には買いにくいタイプ。
対戦ノードも負けなしのレーティングトップでありながら、着差ベクトルが小さいので単勝3倍以下では利口な買い物とは言えない。

・個人的な買い目

三連複
13-16-03.04.05.06.07.11

BOXなら当てられそうだがガミるので買わないのが懸命か。
13スマートフォルスと16クロジシジョーの単勝2点でもリスクはある。


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。

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