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淀短距離S2024(1/13京都11R)


・序

2024/1/13 京都11R 淀短距離S 芝1200m
の予測値となります。
クッション値から想定される時計よりも遅い冬の京都。
ひっそりローラーでも掛けてくれませんかね……

・前半3F地点ポジション


前半3F予測値

先行力のある馬が少ない構成。大外の16カルネアサーダだが、隣の15ショウナンハクラクと一歩目でかち合わない限りコーナーまでには余裕で主導権を握れる。
07ビッグシーザーが枠並びからハナを取ってしまう可能性もあるが、そうするとその後ろが楽に追走出来てしまうのでレース質は変化する。

①16カルネアサーダが先頭の超高速ペース
②07ビッグシーザー、16カルネアサーダの雁行での高速ペース

このどちらになるか、馬場を見ながら判断すれば良いだろう。
路盤が緩くなければ①寄り、先週並みに遅いままなら②と判断したい。

・上がり3Fポテンシャル


後半3F予測値

似たような末脚の上がり性能を持つ馬が8頭ほど。
注目したいのは03ボンボヤージの最内からの突っ込み、前走で追走出来ずに不発となった12ホウオウノーサイド、ペース次第で浮上する04キャプテンドレイクあたりか。
馬場の緩さを考えると、実測値はコアタイムより後ろよりの数値に近いものとなりそう。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い

Eloレイティング変形版を作成し、着差ベクトルに補正値を加え算出。対戦ノードが5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。

high
06ゾンニッヒ
14エクセトラ
16カルネアサーダ

middle

02サトノラムセス
07ビッグシーザー
04キャプテンドレイク
08ロードベイリーフ


low

09クリノマジン
10レッドベルオーブ

勝ったり負けたりが多い組み合わせ。1600路線からの06ゾンニッヒが短縮で対応出来るならこれが一番手。
middleとlowの差はあまりないので気にしないでも良さそう。

・前後半比からのペース判定


・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測


走破タイム予測値


やはり混戦模様。
例えばポテンシャルトップの15ショウナンハクラクだが、馬場やペースが合わず外外を回らされれば、通常の予測値通りに走った04キャプテンドレイクや展開利が有った場合の11メイショウソラフネに敗北することもある、そんな予測値の重なり具合。

こういった混戦から軸を選定するのは他の要因も必要。


・結論

最有力
なし

ポテンシャルトップの15ショウナンハクラクは外をずっと張ってしまうと末は甘くなるタイプ。16カルネアサーダの真後ろを、というにはスピード差があるので今回は疑問視。


有力
03ボンボヤージ(馬場が硬くなっている場合のみ)
06ゾンニッヒ
07ビッグシーザー
14エクセトラ

03ボンボヤージは進路の問題と馬場の問題があるのでくじ引き感覚。
06ゾンニッヒは追走に脚を使い過ぎないことが前提だが、初条件でこの人気を担保するだけの数値は出ていないので注意。
07ビッグシーザーは単調な減速比率を持つタイプだが、平坦の分だけまだ粘れそう。ただオッズが……
14エクセトラはタフな展開ならば、といったタイプ。溜めれば切れるが間に合わないので今回はどこで競馬をするのか。

儲けを考えたらこれは手を出すべきではないレース。

・個人的な買い目

03ボンボヤージ(馬場が硬い時だけ)
12ホウオウノーサイド
この2頭の単勝(オッズ次第では複勝も。4倍付近が目安)

馬連とワイド03.12-03.07.14


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。

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