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シルクロードS 2024 (01/28 京都11R)


・序

2024/01/28 
京都11R GⅢ シルクロードステークス
芝1200m
走破タイム予測値とレーティング比較

・前半3F地点ポジション


前半3F予測値

一歩目は普通の14テイエムスパーダに対して02リバーラが抵抗するスタート。
スピードで押しきるような馬場状態ではないので、テイエムスパーダは控える形も想定しておきたい。

・上がり3Fポテンシャル


後半3F予測値

土曜の馬場状態から判断すると、上がりタイムは予測値よりもやや遅くなるだろう。
34.0sを切る上がりが出しにくい直線の重さが今開催の京都の特徴。
ルガルの末脚もポテンシャル幅が広いので、当然不発も有り得る。

・対戦マトリクスから見る混戦度合い

Eloレイティング変形版を作成し、着差ベクトルに補正値を加え算出。対戦ノードが5戦分に満たない場合はダミーを作成して使用。

high

ルガル

middle

トゥラヴェスーラ
アグリ
メイショウソラフネ

カイザーメランジェ

low
サトノラムセス
ディヴィナシオン
シヨウナンハクラク
リバーラ

(評価)
アグリは良馬場のみの対戦ならばトップまで上昇。
ルガルは出遅れ分を修正すると断トツのレーティングトップになる。

・前後半比からのペース判定

逃げが予想される3頭の後半3Fでの減速率は(0.33-0.45s/F)
平坦な京都コース、やや内側が荒れてミドル寄りのハイペース展開ならば、隊列の動かないコーナー突入時点で先頭から1.4sが射程圏と考えたい。

緩いペースとなったときに浮上する馬はオタルエバー。
ハイスピード戦だけでなく、力の要る馬場でも好走実績がある。
(二走前の北陸ステークス重馬場1着)

・タイムレンジと走破予測タイム比較による勝敗予測


走破タイム予測値

馬番から外をずっと回すのはいただけないが、溜めを作りつつの追走ならば馬場と展開が向くのは17オタルエバー。

11サンライズオネストは逆にテイエムスパーダなどがゴール前まで残る展開などで良さが出るタイプ。17オタルエバーとの共存は無さそう。

13アグリは安定しているが、1200で押しきるにはパンパンの良馬場が欲しかった。
04ルガルはスタート次第。下げて外を回すならアタマは厳しいかもしれない。


・結論

最有力
17オタルエバー

有力
15バースクライ
04ルガル

お楽しみ
03ホープフルサイン

馬番からの位置取りだけが心配で、あとは条件の向いた17オタルエバー。
04ルガルと13アグリも馬の力はメンバー上位だが、勝ちきるほどの適条件かと言うとそれなりに減点部分もある。
ならば外枠で敬遠される部分をオッズ妙味にできる17オタルエバーを軸に。

完全ノーマークで立ち回れそうな01カイザーメランジェ、03ホープフルサイン、06サトノラムセスの穴目からは03ホープフルサインをチョイス。

・個人的な買い目

17オタルエバーの単勝
馬連17-04.13.15
ワイド03-17


©️ぺぬ

自作システムを利用した走破予測タイムと他のファクターを比較して勝ち馬を予想。
各馬ポテンシャルは重回帰分析ベース。
対戦レイティングはMasseyとEloの変形版を作成して使用。

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