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郡山特別(7/22 福島10R)


・はじめに


2023/07/22福島10R 二勝クラス芝1200m
郡山特別の予測値となります。
最終週となり内側がやや使えなくなってきた感のある福島。最後に外目に出して、というのは誰もが考える戦法だけに、敢えて内側で凌ぎきる馬を探すのも一興かと。
居なさそうだけど。

・前半3F地点ポジション




予測値トップは最内のショウナンマッハ。
セイラブミーとタッカーシルバーに被せられたくない同馬はスタート直後から押していく形が予想される。

仮にショウナンマッハが封じられた場合、ニシノラーナがハナに立つのでは?と考える人も居るだろうが、鞍上の野中、またテンのスピードを考えると可能性は薄い。
むしろ新人の小林美駒のタッカーシルバーの方が先団となる可能性が高く、そうなるとペースがかなり前傾になると考えておくべきだろう。

上の表に名前が出ている馬はすべて前傾タイプ。
これらの中から失速度合いが小さかったり、消耗戦に耐えうる馬を探すとノックオンウッドとベンガンがそれに該当する


・上がり3Fポテンシャル




突出している後半ポテンシャルはブーケファロスの一頭のみ。
ブーケファロスの下界Bより上に居る馬は差し展開で出番が来るはずだが、なにせ小回りの福島競馬場。後ろから外を回す形だと相当前がストップする形にならないと厳しい。
短縮の形になるバグラダスは上がりポテンシャルが低く算出されたが、脚の回転から34秒前半まで数値は上がってきてもおかしくはない。
どうしても使用データがマイル基準なためパッとしないが、消耗に耐えうるとみるならば時計の掛かる最終週はかえって好条件か。

ベンガンのような可もなく不可もなく、といった埋もれがちな馬が輝くのはこういった馬場なのかもしれない。


・予測走破タイム



近走良いところのないベンガンが予測値トップ。
近5走プラス馬場傾向とポジション補正を加えた2走のサンプルサイズ7で予測値をだしているのだからそこまで乖離した値とは思えない。

そして知多特別でベンガンよりも上位着順のヤマニンアンフィル。
こちらは後ろからのタイプで重馬場や不良馬場のデータによって埋もれている可能性はあるが、結局こういうタイプは末不発も考慮しなければいけないので軸にしたくはないので好都合。
人気に耐えうるレース運びになるか、といえば難しく、まだ確実な末脚のブーケファロスの方が良い。

・馬場によるポジション変動の有無


これはショウナンマッハがハナを取るかどうか、或いはハナに立った馬が33.8-34.0で前半3Fをパスしていくかどうか、そこがポイントになる。
この分岐タイムより速ければ差し中心に。
分岐タイム前後に収まるのであれば予測値通りに。


・対戦マトリクスから見る混戦度合い

Masseyのスポーツレイティングを改編したものでメンバーの優劣を判定。

優勢なのはヤマニンアンフィルのみ。ただ大きな差ではない。

あとは未対戦同士なので他から判断するしかない。

・タイムレンジの比較による勝敗予測



下界Bのベンガン、ブーケファロス、ノックオンウッドより上に位置し、尚且つそのなかで抜けた数値となるのは
ブーケファロス
ベンガン
ヤマニンアンフィル
ノックオンウッド

の4頭。ここから差し傾向の馬場、ハナを切る馬がショウナンマッハで前半33.8-34.0と考えれば……


・結論

最有力
09ベンガン
14ブーケファロス

有力
04ヤマニンアンフィル
15ノックオンウッド

ヒモ
ヤマニンプティパ
エテルナメンテ
ハピネスアゲン
フリートオブフット

ヒモ候補の部分はレースをやる度に変わるレベルなので総流しのときに厚めに配分する時の目安程度で良い。

ベンガンの内田への乗り替わりは正直どちらに転ぶか不明な部分が多い。道中の配分が上手くない一本調子の騎手だけに、大型馬や短縮ならまだ買えるのだが、なんとか上手くハマることを願うしかない。
その点ブーケファロスはやることが決まっているので仕掛け遅れと進路の有無だけがポイント。騎手への文句も言いやすい。
ただしそれなりに人気になるのでオッズに見合うかどうかが問題。
短縮のバグラダスは数値的に推せる材料はないが、最終週ということで消耗戦に強そうと判断したのなら買い目に加えるのもありだろう。
自分は今回はパスしますけど。
理由としては嘉藤厩舎で阿見トレセン経由なら坂路追いが欲しい、といった点。

・個人的な買い目

ベンガンの単勝
馬連
ベンガンとブーケファロスから
09.14-04.09.15の5点



©️ぺぬ

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