ショートショート_苦い上達

M氏は、日々英会話のレッスンと自主勉強に励んでいた。仕事終わりには英会話教室に通い、休日は自宅で教材を使い、コツコツと勉強を続けていた。彼の目標は、英語を流暢に話せるようになること。それに向けた努力を続ける中、もう一つの趣味にも力を入れていた。それは、ショートショートの執筆だ。

M氏は、自分が日々学んだことや感じたことを題材に物語を書き、とあるブログサイトに投稿していた。しかし、思ったような反応は得られず、時折自分の作品が評価されないことに不満を感じることもあった。彼は「もっと多くの人に読んでもらいたい」と思いながらも、書くことが楽しいという理由で投稿を続けていた。

ある日、英会話レッスンの中で感じたことをきっかけに、M氏は新しいショートショートのアイデアを思いつく。それは、「ブログに書いたことが現実になる」というテーマだった。彼はすぐにそのアイデアに基づいて物語を書き上げ、ブログに投稿した。

翌日、英会話教室でM氏は自分の英語力が急に向上していることに気づいた。これまで苦手だったフレーズや発音が、スムーズに口から出てくる。自主勉強でも、今まで覚えにくかった単語や文法が短時間で頭に入るようになっていた。まるで彼が書いたショートショートの内容が現実に起こっているかのようだった。

最初は偶然だと思っていたM氏だったが、次第に「自分がブログに書いたことが現実になっている」と確信するようになった。彼はその力をさらに活用し、英語力を一層向上させたいと考える。そこで、さらに新しいショートショートを書き、「自分の英会話力が加速的に向上する」とブログに投稿した。

すると、英会話のレッスンがますます充実し、彼の英語力は格段に上がっていった。M氏はブログの力を使って、どんどん成長していることを実感していた。

次に彼は、自主勉強の一環としてブログに英語で記事を書くことを始めた。英語で文章を書くことで、自分の学びを整理し、さらにスキルアップを図る。毎日、英語で学んだことを記事にまとめて投稿することで、彼は自信をつけていった。

しかし、ある日、M氏はブログに英語で記事を書いているときに誤った入力をしてしまう。本来は「M氏's English skills get better day by day（M氏の英語力は日に日に上達している）」と書くべきところを、慌てていた彼は「better」を「bitter（苦くなる）」と間違えて入力してしまった。