見出し画像

猫育てはマニュアル通りにいかない〜トイレ編

猫を多頭飼いする場合、トイレは頭数+1用意すると書いてある本は多い。
そんな我が家は2匹の猫に対して、私の部屋に2個、娘の部屋に2個の計4個のトイレがある。
一個は前の猫が使っていた物を洗って消毒したものだが、他の三つは100円ショップの四角いタライなのでお値段はさほどではない。

親しき中にも礼儀あり。
どんなに仲良くても他ニャンのうんこがある中に踏み入るのは嫌であろうと、どちらの部屋にいても自分専用のトイレがあるように準備をしていた…なのだが、

2匹は他ニャンのうんちなど気にも止めぬ大らかな性格だったらしく、その時の気分次第でそれぞれが好きなトイレを使っている。
ひょっとすると一緒にトイレで踏ん張っていたりする。
2匹が同時に砂を蹴る時の飛び散り様は凄まじいものがあるよ。
粉塵攻撃かと思う。

先ほどなどは、黒猫がうんこした後にキジ猫が砂を丁寧に掛け直してやっていた。
その後キジ猫も用を足すのかと思いきや、ただ砂を掛け直したかっただけらしい。

君らはどういう関係なのだ。

家に来たばかりの時は、シェルターと同じ紙製の猫砂を使っていたのだが、2匹とも猫砂が心地よかったものか寝床にしてしまっていた。
トイレでシッコし、うんこし、砂をかけた後、それを布団がわりに寝る。
暖かい布団や柔らかいブランケットも用意してあるにも関わらず、猫砂が落ち着くらしかった。
そういえば、前の猫は気に入らない事があるとトイレに引きこもって不貞腐れていた。

紙製の猫砂は消臭力も弱くシッコが固まりにくい。
寝床にされては衛生面も不安だ。
なので、変更してみることにした。
沢辺さんの動画では子猫が誤飲しても問題ないオカラの猫砂をオススメしていたが、娘が「こいつらエサだと思って食いかねん」と言うので、前の猫が使っていた鉱物系の物にした。

汚れた紙の猫砂を表面に掛ける形で新しい猫砂にしたので、抵抗なく使ってくれている。
トイレで寝ることも無くなったし、臭いも軽減された。
間違って食べる事も今のところ無さそうだ。
万事解決である。
…であるのだが!
2匹で一緒に用を足す時の粉塵攻撃だけは何とかならんもんか?
そんなマニュアルどこにもなくて、今日も箒を手に取るBABARである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?