片親疎外?とICD

WHOは片親疎外という用語を支持しないと明言


WHOからICD(国際疾病分類)のFAQで片親疎外の索引語から削除について見解を示していました。


https://www.who.int/standards/classifications/frequently-asked-questions/parental-alienation

要約すると

最初に索引語に入れた時も片親疎外という用語を支持してるわけちゃう言うたはずや。
それを虐待を理由に面会交流を拒否する親を攻撃したり犯罪者扱いするのに悪用しくさりおって。ほなもう消したるわ。
どうしても分類したいなら「親子関係の問題」にでも分類しとけや。
ええ加減ごちゃごちゃ言うてくるなや。

ということですね。
共同親権だの共同養育を求める方々は世界レベルでメ~ワクかけてはるんですねw

くれぐれも医療機関にメ~ワクかけないでくださいね。
病気じゃないから診断書頼んでも無駄ですよ。
シミュレーションしておいてあげますね。

診療所にて


ネットに弱い医者「次の方、片親疎外子ちゃん、今日はどうされました」

自称片親疎外子パパ「意見書書いて、片親疎外された」

ネットに弱い医者「片親疎外って何ですか?というかご本人は?子どもさんの診察じゃないんですか?」

自称片親疎外子パパ「そんなのも知らんのかやぶ医者!だから疎外されてるつってんだろ連れて来れねんだよ!片親疎外、親子関係の障害、連れ去りだよ、母親が子どもを誘拐すんの、つか親権者の許可がないから強盗だろ!」

ネットに弱い医者「誘拐とかなら警察行かれた方が…」

自称片親疎外子パパ「お前ホントに情弱だな、古臭いホームページ作りやがって、今話題になってんだろうがよ、Colaboとかナニカグループってしらねぇのか?弁護士も警察も裁判所もグルなんだよ。家族を解体してんだよ!」

ネットに弱い医者「患者さん診ないと診断書は書けないんですけど。誘拐でどういう障害を受けたんでしょう。腕を引っ張られて脱臼したとか心の病気になったとか」

自称片親疎外子パパ「子どもがよぉ、パパ嫌い会いたくないと言ってるんだよ、あの女悪口吹き込んでるに違いない。親子関係の障害だろ。WHOも認めてる、ICD-11に載ってんだよ、そんなこともしらねぇのか?」

ネットに弱い医者「ICD-11ね、見てみましょう。索引語みたいですね、あ、でも消されちゃったんですね。分類するとしたら24章の中の健康状態に影響を及ぼす要因→親子関係の問題ですね。何らかの障害の付加情報ということでしょうから、具体的な障害の内容とセットでなければいけないでしょう。
考えられるとすると小児期の反応性愛着障害とか小児期の分離不安障害とかでしょうか。」
「友達とはよく遊ぶと、当てはまりそうも無いですねぇ」

ネットに弱い医者「あ、”多くの正常な子供は、どちらか一方の親に選択的な愛着をもつというパターンが安定しないが、反応性愛着障害と混同してはならない” とありますね」


ネットに弱い医者「違うっぽいですね、次、分離ですし”なんたら疎外”っぽいい名前ですね」
「あ、でもでも、嫌われてるなら愛着を持っている人からの離別じゃないですよねwごめんなさい無理でしたw」

自称片親疎外子パパ「んだと、ゴルァ!お前ら医者もグルかナニカグループだな、ガソリン撒いて火つけたってもええんやぞ!」

ネットに弱い医者「うわぁぁぁぁぁぁぁ、お巡りさん~110番」

画像出典:
『ICD-10 精神および行動の障害ー臨床記述と診断ガイドラインー(新訂版)』(医学書院)

まとめ

交通事故だの親子問題だのは「障害」の原因であって「障害」そのものではありません。
交通事故でも物損事故のみなら基本的には、疾病として扱いませんよね
そして、交通事故は原因として生じる「障害」は骨折やPTSDと様々です。

まず、一体どういう障害が起こっているのか調査分析し定義、証明し医学会に認められなければスタートラインにすらつけないのですよ。

また、WHOは片親疎外というのは司法が取り扱う問題であり、医療の問題ではないこと。
そして、親子問題、正確には養育者と子どもの関係の問題の中で片親疎外というものを敢えて分類したところで統計上意味がなく、
エビデンスに基づいた治療も存在しない。
このような理由から、索引語からも片親疎外という用語を削除することを決定したのです

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