生活に必要な最低限のための出費

今日は水回りの掃除をした。昨日の日記は読者側にとっては無意味な日記だったろうけど、宣言しておくことで重い腰をあげることができた。やっと綺麗になった部屋に居心地の良さを覚える。

先日相互さんが差し入れてくれた食べ物は平らげてしまった。あと残るはドリンク類だけだ。
黒ごまラテ│九鬼産業株式会社 (kuki-info.co.jp)
紅茶の他にも牛乳に溶かして飲むラテをもらった。この黒ごまラテのノンスウィートがかなり美味しい。濃厚で喫茶店レベルの味がする。
調べてみるとアレンジレシピでプリンなんかも作れるらしい。それも美味しそうだ。黒ごまラテで検索するとサジェストに会社名が出てくるから、有名な会社なのだろう。
嬉しくて今日も牛乳を買ってしまった。健康な食生活をしている……!

必要最低限の家具家電しか持っていないから、炊飯器がない。米は鍋で炊いている。早炊きで15分も火にかければ食べられるから不便はしていないのだけど、鍋を洗うのが若干面倒くさい。鍋に油を馴染ませてから炊いているからものすごくくっつくということはないんだけど、それでも多少はこびりつく。水につけておけばいいのだが、炊飯器の内釜ならこんなことはないのだろうと思うとちょっと面倒な気持ちになってくる。スペース的にも費用的にも導入の予定はないのだけど、こうなってくると米がないタイミングで楽をしたくなるというもの。ついうどんを買ったりパンを買ったりしてしまう。これが地味にもったいないなあと思う。
いい加減食卓テーブルもほしい。パソコン用のテーブルしか持っていないから、ご飯を食べるときは床か、キャットタワーで食べている。これもよくないなと思いつつ、ミニテーブルを見ては収納がないことを思って諦める。不用意に家具を増やしたくないが、床で食べるのはなかなか難しい。値段が1000円くらいなら買うのだが、相場は2000円~だ。ちょっと出したくない。
少し食費を我慢すれば捻出できるとは思うのだが、食べられないものにお金をかけるのはどうしても躊躇してしまう。
こういうことを考えていると、先日Twitterでバズっていた「生活保護の人は割高の弁当を買ってバカみたい」という内容のツイートを思い出す。
私は傷病手当金が入るまではホテルサイズの冷蔵庫しか持っていなかったから、ろくに自炊ができなかった。確かに業務スーパーなんかを駆使して冷凍を上手く使えば割安でお腹がいっぱいになるのだろうけど、そのために必要な経費を捻出できないから割高な弁当を買うしかない時がある。洗濯機だって生活保護制度の助成金を使わなければ買えなかった。毎週溜めに溜めた洗濯物を担いでコインランドリーに通っていた。しかも現金がないから割高な乾燥つき洗濯機(電子マネーやクレカ対応)で回していた。
実際にそういう生活をしないとわからない視点というものがあるのだ。
私の生活を豊かにするためには足りていないものがたくさんあるのだと思うけれど、今のところはミニマリストみたいなものとして生きていくしかない。
今思えば、ガチャに大金を払っていた時も本当は必要なものがたくさんあった。それでも目先の快楽のためにその他すべての支出を我慢して回していた。生活に困窮すると、優先順位がわからなくなる。財布の寂しさは脳のリソースを奪う。今は比較的財布が潤っているから精神も安定しているが、残高が減れば減るほど頭はおかしくなっていく。
つまり何が言いたいかというと、お金こそが精神安定剤なのではないだろうか。
例えば私が宝くじで五億円当てれば、精神疾患は治るのではないだろうか。投薬や磁気治療なんかより、十分な金があれば、心は安定して平和に過ごせるのではないだろうか。
もし五億円手にしたら、猫の飼えるマンションを買って、母親に離婚するように言って二人で住みたい。それで全て解決ではないか。
なんて夢想していたら、本当にそのうち叶う気がしてきた。危ない。そんな現実はあり得ないのだから、堅実に貯金を目指すしかない。統合失調症の薬を飲む。
最近は、私の人生ってなんだったんだろうな~と考えている。真面目に小中通って、高校でやっと自我らしきものを得て、大学では睡眠障害に苦しみながらも勉学に励み、新卒で上場企業に入り……ここまでは順調だったはずなんだ。社会に出てみれば、どうやら自分の精神は人より脆弱らしいと気づいた。職場の人間関係が、激務が、耐えられなくて何度も転職を繰り返したが、その度にお給料は少なくなっていった。
新卒の同期は今年で十年目らしい。彼女が貰っている給与を想像しては気分が落ち込む。何不自由ない生活を送ってるみたいで、どうして私はこうなっちゃったんだろうかと途方に暮れる。
今更再就職しても、手取り十数万がいいとこだろう。そんなんで働く気なんて起きない……。(実際は働きたくてもスタートラインにすら立たせてもらえないのだが)
年々可能性は目減りしていく一方で、体も衰えるだけ。私にはなーーーんにもない!
親に借りている三十万も返せる目途は立たない。このまま借りパクすることになるかもしれない。親も兄弟もそのうちみんな死ぬ。私は何年生きるのだろうか? 明日にでもお迎えが来てくれたっていい。もう疲れた。疲れたんだよ。なんにもしたくないし、できる気もしないし、もう疲れた。
どこで選択を間違ったんだろう? はじめからかな。生んでくれなきゃよかったのに。不完全な個体。人間になりたい。

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