彼氏はどうもあきらめ気味です

もう4ヶ月前になりますが、26歳のバージンさんからメールを頂きました。すでに2年付き合っている彼氏と、どうしても初体験ができないのでお相手をしてほしいとのことでした。私はこのホームページに以前から書いているように、「初体験は好きな彼氏としてほしい」と思っているので、自分がお相手するということはあまり考えず、なんとかうまくいくようアドバイスを続けていました。そんな私の態度を「逃げている」と取られたのか、9月には猛烈な勢いで 「なぜ連絡をくれないんですか。彼氏はどうもあきらめ気味です。こんなのじゃ、このままじゃだめなんです!私、この先彼と一つになりたいし彼の子供だって欲しいんです。お願いします!」 というような内容のメールを頂きました。さすがにこのまま放っておく訳にもいかず、以前から予定していた方をずらして、無理矢理時間を作ったんです。 ホテルでお会いしてからもまだ緊張されているようでしたが、お茶している間の話も真剣そのもので、今の彼氏とはぜひ結婚したいのでと思っていらっしゃるようで、 「ホントに彼氏とじゃなくていいんですか」って確認したところ、「もう後がないんです。お願いします!」とおっしゃられたので部屋に行きました。 前戯が始まりました。 「私、あまり濡れないんですよ」って言っておられたんですが、30分もすると溢れるように愛液が出てきて、「大丈夫、こんなに濡れてるよ」って指で確認してもらいました。1時間後には指も奥まで入りました。やはり初体験に十分な前戯は必要です。前戯によって、女性の膣はペニスを迎え入れる準備をしていくのです。この時点で大丈夫だなって思いました。この女性もバージン卒業かなってね。 「あなたの膣は何の問題もないですよ。最初は少し痛いだろうけどペニスもちゃんと入りますからね 」と言って最後の仕上げに入りました。ところがその時、 「私、やっぱり彼氏ともう少し頑張ってみたい」 「はあ(絶句)???」 「彼氏ともう一度チャレンジしたいんです」 ・・・・・・・・・・ 病院でもたまにいらっしゃるんですよ。症状が改善してくると 「先生、もう治りました!」って治療に来なくなる人・・・・。うーん、だからメールでも部屋に入る前にも再三確認したのにね。ともあれ、彼女がそう言うのなら尊重しなければなりません。もう一度指入れの練習をして、おしまいにしました。 自分の名誉のために言っておきますが、別に最後までできなかったのが残念だったのではないのです。この女性、結局今のような繰り返しで最後の一線を超えられなかったのではないでしょうか。だとすれば今後もまた同じことの繰り返しになりそうな気がするんですよ。「彼氏とうまく(初体験)できたら必ずメールします」って帰って行きましたが、今だに成功のメールは届いていません。こんな実技講習はHP始まって以来で、これでよかったのかもしれないけれど、いろいろ考えさせられる体験でした。

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