ニッポンの第2の外貨獲得産業・地方に眠る"隠れ資産〟を掘り起こせ!

日本の基幹産業の一つとして、今期待されているのが「インバウンド」。
今年は3億人が国内を旅行すると予想されており、
いまや自動車産業に次ぐ「第2の外貨獲得産業」に成長しているという。

 「このビジネスチャンスを逃したくない!
  でも、どうすればいいか分からない・・・」
ヤキモキしている観光従事者は多いハズ。

そんな人たちへの解決のヒントを紹介したのが、
きのう放送されたNHKスペシャルの番組だ。

「地方に眠る"隠れ資産〟を掘り起こせ!」

番組では、3つのケースが紹介されていたが、
私が一番興味を持ったは、東北ブロックだ。

岩手県の旅行会社。

「震災」と「トレイル」と「人とのつながり」を
掛け合わせたツアーに商機を見出していた。

その根拠としているのが…「アドベンチャーツーリズム」

今、世界で注目されている観光形態だ。

旅行者が「地域の自然」や「ありのままの文化を、地域の方々とともに体験し」、旅行者自身の自己変革・成長の実現を目的とするもの。

旅行客は、「教育水準の高い裕福層の割合が多い」とされ
平均滞在日数は14日間。
経済波及効果が高く、
北米・欧州・南米では、なんと推計76.5兆円の経済効果という試算も!

岩手県の旅行会社は、オーストラリア出身の従業員と
地元で教師を務めていた従業員がタッグを組んで商品を開発。

「震災」と「トレイル」を掛け合わせたツアーは、
震災被害にあった地域を回ったり、
地元の被害者たちに被災体験を語ってもらうもの。

観光客だけでなく、地元の人々にも、どう寄り添えるか、
奮闘する様子が描かれていた。

地域の人たちに、頑張ってもらいたい!


若いころは、都会こそが面白い観光スポットと思っていた私。
しかし、近頃は地方の魅力を知ってしまった。

特に嫁ぎ先の東北。
ダイナミックで美しい自然が溢れている。
海の幸、山の幸、豊かな食、そして地元ならではのお酒。
温泉、祭り、日本文化。
何より、東北の人々のあたたかさが大好きだ。

外国人観光客に、もっと知ってもらいたいし
来てもらいたいと考えている。
そして、是非お金を落してもらいたい。
それだけの価値と魅力が溢れていると思う。

さらに、自分の中で新たな発見が!
番組をみていて、
観光ツアーの商品開発が、とても楽しそうと思った。
地元とのつながりが増えるし、知恵や知識も増えるし、
世界中のお客さんと繋がることもできる。
是非一度やってみたい!と思った。



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