先陣たちの働き方・イキイキ編

先日知り合った人の働き方も参考になりそうだ。

48歳の男性。
本業はホームページの制作や広報活動。
フリーランスで、アパレルメーカー数社と仕事をしている。

なんとなくモヤモヤした日々を送っていた時に
「この人と一緒に仕事がしたい!」という運命的な出会いを果たし・・・
数年前に、その人と他メンバーで「地方創生」を目的とした会社を設立した。

地元の職人さんたちとコラボをして、
その土地の文化や自然、工芸品などの魅力を再発掘し、
それらを魅力的に映るようにPRしたり、商品を販売したりする。
またイベントなどを開催し、観光客を誘致している。

驚くことに、これらの仕事は全て「無償」だ。
HP制作や広報活動は、全てボランティア。
だが活動は楽しく、本業以上に力を入れているとのこと。

何が楽しいのか聞くと、
チームの仲間たちがいいのだという。
プロのカメラマンや、メーカーの営業など、異業種のものたちが集まり
それぞれの得意分野で貢献しているらしい。
まるで、文化祭のノリだという。

本業にはない「やりがい」も感じているのだという。
イベントなどを開催すると好評で、地元の人たちからも感謝されるし、
ファンも少しずつ増えていく。
自分たちがやったことが、何らかの反響となる。
それがすごく面白いのだという。

熱心に、嬉しそうに語る彼を見て、本当に楽しいんだろうなーと思った。
「地方に役に立つ」「将来の働き方」。
お金にはならないけど、面白そうだ。

他にも、「好きなこと」を通じて「地域創成」を行っている人がいる。

宮城県に住む、ロードバイク好きの男性。
年は60歳ぐらいかと思う。私の知人だ。

彼は、地元・宮城を走る自転車イベントをつくってしまった人物だ。
初心者でも走りやすい道を探し、
立ち寄れる地元ならではのお店も開拓。
自転車ブームも相まって、大好評を博し
今や町おこしイベントの一つにまで成長した。

これも、もちろんボランティア。
でも、イベント運営を行う彼はやはりイキイキとして楽しそうだ。

先陣たちの働き方を見て、学べる点はしっかり学びたい。


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