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ブラックバスは悪者ですか

2022.07.15加筆訂正 8740文字

 ブラックバスは2005年に生態系に大きな影響を及ぼす動物として特定外来種指定を受け、多くの自治体で捕まえたら(釣ったら)放してはいけない「リリース(再放流)禁止」条例が制定されています。
 多くの人にとっては迷惑な生き物ですが、強烈な擁護派が根強く存在します。バサー(バス釣り愛好家)です。
彼らはとにかく根拠不明な謎理論を振り回してSNSやYouTubeで大暴れしているので反論を試みてみました。
 ちなみにこんな拙文を読まずともサメ社会学者Ricky先生琵琶湖ガサガサマーシーさんまたはへんないきものチャンネルさんのYouTubeチャンネルで言い尽くされています。
ただ中高年齢層を中心に動画が苦手な方もおられるのでまとめてみました。
見出しもついていますので気になるとこだけ読んでって下さい。
 2004年のバスの特定外来生物指定を論議する環境省の会合議事録を読んでみたのですが、ここで論破している主張の多くが出ていました。
20年近く経って全く進歩してない…。
 断言している部分は基本エビデンスに基づいていますが、間違いに気づかれた方はご指摘いただければ助かります。
内容に関しては、どのような形でも引用・利用OKです。
引用元の明示・報告も必要ありません。

       別掲:みんな大好き、小池百合子とブラックバス

バスによって絶滅した在来種はいない

 ある種の生き物が絶滅したかどうかを調べるのは大変困難です。
いる事は1匹見つければ事足りますが、絶滅した事を証明するためには全ての水系でいない(見つからなかったではない)ことを証明しなければなりません。いわゆる悪魔の証明です。
 だから調べて調べて…さらに調べてそれでも「何年頃に絶滅していたと思われる」としか発表出来なかったりします。
梅雨明けでさえ年によっては九月になってから「○月×日頃に明けていたと思われる」と発表されますよね。
ましてや絶滅宣言は国際機関もからむこともあり「やっぱり生きとった」ではすみません。
つまりバスのせいで絶滅している在来種も既にいるかもしれません。
 というかこういう時だけ公的機関の発表を信じるんですね
そして僕は知ってるんです。
いざ在来種が絶滅した時にバス擁護派が口にする言葉を。
「バスのせいで絶滅したとは限らない。」

在来種が絶滅して何が悪い?

 生態系は微妙かつ絶妙なバランスの上に成り立っています。
その中である種が絶滅した場合、大きく生態系が崩れてしまう可能性があります。
それでもさらに生態系が崩れて何が悪い?という人もいます。
人間も生態系の中にいます。
川の生態系なんか関係ないとたかをくくっているかもしれませんが、陸上の生態系も水中と密接につながっています。
よくある例えですが、生態系を大きな家と考えると生息数が多かったり商業利用されている生物が壁や屋根、主要建材とします。
それを繋ぐ小さな釘やネジなどの小さな部品。
それが小さな生物や絶滅危惧種です。
いくつかがいなくなっても目に見える変化はないかもしれませんが、ある日突然倒壊してしまう可能性は否定できません。
その複雑な関係性は未だに解明されていないのです。
誰も知らない(と貴方が思っている)小さな昆虫の分類・生態研究も環境保全に大きく寄与しています。
何が起こるか分からない以上リスクは避けなければなりません。
 そして、一度絶滅した種類は二度とよみがえることはありません。
生物多様性を守ることはSDGsの大きな目標にもなっています。

放流後、時間が経てばバスの増加は止まり、生態系は安定する

 一体何の根拠があるのか全く分かりませんがバス擁護派が判で押したように口にするお題目です。
確かに放流直後爆発的に増えたバスはある時点で増加のペースが鈍化、または減少に向かいます。
それは誰が考えても分かる理由で、在来種が食い尽くされて餌不足で増えられないだけです。
「バスが移入後激増した後に一定数で安定した状態で、在来種が移入前に比べて減っていない」ことを立証しない限りこの主張には何の根拠もありません。
閉鎖水系においては、在来種が絶滅する場合も実際に記録されています。
 バスは激しく共食いをするので、餌がなければ稚魚が食い尽くされて増えることはありません。
また、在来種が激減した状態を「安定した生態系」と言うのは控えめに言って日本語の勉強が不足しています。

駆除したバスを殺すのは可哀想

 バサーがどの口でこれを言うのでしょうか。
口に針を引っかけて釣り上げ、呼吸の出来ない空気中で写真を撮ったりサイズを測ったりする。
魚に痛覚はないと言われて来ましたが、これは包丁を入れたりしてもそんなに暴れないことから「痛覚はないんだろう」と根拠の無い類推をされただけで、最近の研究では痛覚があるとするのが自然なデータが出ています。
これの意味をあえて書きますが、「現在のところ証明は出来ていないが魚には痛覚があると考えるべきである」ということです。
 人に置き換えて言うと、口に針を引っかけて引っ張り回されて、時には溺死するレベルで水に漬けられるということです。
しかも生きている限り何度でも繰り返される。拷問ですね。
 リリースした魚の10〜20%は死ぬと言われています。
つまり、それだけのダメージを魚に与えていると言うことです。
 破廉恥にも教育的なお題目を唱えるバサーもいますが、虐待的なリリースを正しいことのように子供に教えたり、生態的に明らかに誤った知識をつけさせることは教育的に非常に良くないことです。

バスに罪は無い、持ち込んだ人間が悪い

それで?で終わってしまう話題ですが、当然ですが罪がなくても害があるものは駆除しなければなりません。
コロ○ウィルスに罪はないからワクチン止めようというのと同じです。

在来種が減っているのは環境のせいだ

 もちろん環境の影響がないとは言いません。
しかし環境が安定している状況でバスの数と在来種の量に明らかな相関関係があるデータは数多く出ています。因果関係を立証することは難しいですが、明らかに因果関係が「ない」とするより「ある」とする方が合理的です。
 伊豆湖・内湖に関しては学術論文にもなっています。
『伊豆沼・内沼におけるオオクチバス駆除活動によるゼニタナゴの復活
 藤本泰文・高橋清孝・進東健太郎・斉藤憲治・三塚牧夫・嶋田哲郎』
論文中にはバスを根絶したことで絶滅していたゼニタナゴが復活したこと、バスと在来種の量に密接な関係があることが記されています。
 また、WWFジャパンの綿密な調査によると琵琶湖のホンモロコの減少の要因はバスの影響6割、環境の影響4割と推計されています。
ちなみに琵琶湖のホンモロコの漁獲量は2004年の5トンを底に2019年には6倍以上の32トンに回復しています。また、1990年代半ばまでは250〜300トンの漁獲がありました。
環境要因だけで10年で50分の1まで減り、5年で6倍に増えるでしょうか?
この間、ホンモロコの漁獲量と明確に比例してはいませんが大きくバスの生息量は変動しています。
逆に在来種の減少にバスが関係ないとするデータはほとんどありません。
 環境がー環境がーと言い立てるのは「僕だけちゃう、あいつもやった」という小学生と同じです。
 ちなみに農薬は20年で40%使用量が減っているし、成分も以前と比べものにならない位安全で環境負荷が少なくなっています。
琵琶湖の水質に関して言えばここ50年はほぼ横ばいで安定しています。
 また護岸工事や河川の改修工事、ヨシ原の減少により産卵場所や隠れ場所が無くなっている問題があり、環境要因としてはこれが一番大きいと思います。
近年は生態系に配慮した工事が多くなっていますし、ヨシ原の復元なども精力的に行われています。

日本に移入して百年近く経ってるんだから帰化種だ

 帰化という言葉への誤解がまずあります。
通常、帰化というと国籍取得のことを指します。
つまり日本国民としての権利を得るということです。
それに対して帰化動物・帰化魚は本来いなかった地域に入って来て野生化したものを指します。つまり外来種と言っているのと同じです。
有識者がバスは帰化魚だ、と言ったとしてもそれは日本の生き物、つまり在来種と同様であると言う意味ではありません。
 そしてこれも当たり前のことですが、何百年経とうが侵略的外来種は防除しなければなりません。

鯉だって猫だって、何なら人間も外来種だ

 これもSo What?で片付く話題ですが少し説明します。
外来生物=悪では無いのです。日本には2000種類を超える外来生物が生息していると言われます。
ちなみに外来生物と外来種はほぼ同義で使われていますが、「外来種」が国内外来種を含むのに対し、「外来生物」は外来生物法における法律用語としては国外由来の外来種のみを指します。
 外来種の中で地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かしているものを侵略的外来種といいます。
環境省が”生態系被害防止外来種リスト”として侵略的外来種をまとめています。
 その中でもとにかく最優先に対策を取らなければ取り返しがつかなくなるものを特定外来生物と指定しています。
特定外来生物ほどでは無いが対策の緊急性が高く、 積極的に防除を行う必要がある外来種は緊急対策外来種と呼ばれていて、ミドリガメやアメリカザリガニが指定されていましたが2022年5月の法改正で飼育・捕獲を容認する特殊な特定外来生物に指定されました。
 コイは近年まで外来種という認識がなく、盛んに放流されて来ました。
最近、琵琶湖などわずかな水系に在来種のコイが細々と生息していることが分かり、マゴイやニシキゴイなどの外来種と区別されました。ややこしいことに外来種の方がヤマトゴイという名前になっています。
さらに近年外来コイが環境に大きな影響があることが分かり、島しょ部を中心に駆除する動きが出ています。
私はコイは産業管理外来種にすべきだと思います。
 それなのに未だにニシキゴイの放流イベントが催されています。
知識って本当に大事だと痛感します。
 なお外来生物法で「(特定外来生物は)我が国に概ね明治元年以降に導入された外来生物を対象とする」と規定されているのを曲解して、明治以前に移入したものは外来種ではないと主張されている方を見かけますが明らかに間違いです。
何百年何千年経とうが人為的に移入したものは外来種です。
 江戸時代に移入したハクビシンは外来種ですが、特定外来生物に指定するのは難しいということです。
何故か猫愛好家は猫を外来種ではないと主張したい方が多いです。
 ヒトも外来種と言うのはバス擁護派がよく主張しますが、外来種だったら何なの?としか言えません。
もちろん、氷河期で干上がった海を歩いて渡ってきたり、丸木舟で渡ってきたのは「人為的」と言えないでしょうし、外来種という概念には当てはまりません。

外来種のトキを放鳥するのはおかしい

 つまり言いたいのは同じ外来種のバスとの扱いの違いがおかしいということだと思います。
いろいろ突っ込みどころはありますが、まずトキは外来種ではありません。
日本・朝鮮の群れが絶滅し、中国から同種を移入しました。
トキは渡り鳥(日本では留鳥)であり、佐渡島から本土に渡ってくる事例もあったように日本海を渡ることは不自然ではなく、中国・韓国とは同じ個体群だと考えられています。
実際、絶滅した日本のトキと中国のトキの遺伝子はほぼ同じで、人間で言えば個人差程度の違いです。
 IUCN(国際自然保護連合)の再導入ガイドラインでも、同種に限らず亜種、同属の近縁種の再導入すら認めています。
トキの日本における絶滅は明確に確認されており、遺伝子汚染の心配もありません。
 また、何度も述べますが外来生物であることが悪いのではなく、生態系に大きな影響を与える侵略的外来種であることが駆除が必要な要因です。
在来種であっても増えすぎて被害が出ればニホンシカやツキノワグマも駆除しますし、外来生物でも害が無ければシロツメクサや月見草のように駆除の対象になりません。

バサーは釣り場地元の経済・収税に大きく貢献している

 釣り場の安全を保つための工事や見回り・ゴミ回収など地元は多額のコストをかけており、バサーはそれを無料で享受(フリーライド)しています。
釣り場の安全なんか頼んでない、との主張もありますが万一事故が起こるとバス釣り以外のレジャーも必要以上に制限を受けます。
 さらに安全対策が不十分だったとして損害賠償訴訟を起こされるリスクもあります。
実際、2007年に行政が立ち入りを想定していない「グレーゾーン」の桟橋から転落死した男性の遺族が大阪府・大阪市・渡船業者を相手に民事訴訟を起こし、大阪港全体が釣り禁止になる寸前までいきました。
ゴミ回収も、ポイ捨てなんかしないという人もいますが、ゴミ箱に捨てられたゴミも多額の回収・処理費用がかかり、それらは地元の税金で賄われています。
 胸を張って貢献と言うなら一泊2万円のホテルに泊まるとか、5千円のランチ食べるとかしてから言って欲しいものです。
 まさかコンビニで弁当買って車中泊したりしてないですよね?
あなたが地元に貢献しているのはせいぜいタバコ税くらいです。
あ、ポイ捨てしないでね。

漁業権を設定して有料にすればいい

 河口湖など4カ所の湖沼のみ特例的に遊漁券を購入してのバス釣りが出来ます。
中にはバスを放流しているところもありますが、近年遊漁券の売り上げが落ち込んだりして漁業権を返上し、駆除に方向転換したところもあります。
例えば西湖では2023年の免許更新でバスの漁業権を更新せず、バスの削減に転じることが2018年に報じられました。
「絶滅したと思われていたクニマス(さかなクンさんが発見したと話題になりました)保護のため」と言うのが公の理由ですが、おそらくバスの漁業権を維持することが「利益」にならなくなったのでしょう。
河口湖でもバス釣り人口は2000年頃のピーク時に比べ1/6以下に激減しており、ワカサギ釣りにシフトしているためいずれは漁業権返上・バス駆除に向かうと思われます。
 このようなことを考慮すると、新規の公設バス釣り場を設置することは難しいです。
実際の運用上も区域を決めてバス釣り場を作るのは水系への流出を防ぐことが非常に難しく、閉鎖水系に限られますが広さなど条件にあうところは少ないと思います。(小規模の「管理バス釣り場」は環境省・農林水産省より許可番号を取得し営業しています)
 琵琶湖は法律上は海扱いなので遊漁料の設定が出来ないとよく言われますが、2017年には滋賀県知事がバス釣り有料化に前向きな発言をしています。調査のために税金も支出しているようなので内水面・海面の問題についてはクリア出来る算段があるのではと思います。
以前にも有料化は検討されたことがあるので、海面扱いが理由ではなく駆除との整合性や漁業組合との兼ね合いがあるのではと思われます。
また、この5年のうちに環境意識も高まっており、琵琶湖もバス容認へ向かうとは考えにくいです。
 漁業権に関してはただお金をとって漁業者は得をする、バサーは大手を振って釣りが出来るという話ではありません。

琵琶湖産の鮎を放流することにも問題がある

 琵琶湖産の鮎は全国の河川であゆ苗として放流されています。
当然ながら遺伝子汚染も起こりますし、ハスなどが混入して国内外来種となります。
また、バスやブルーギルも混入する問題も指摘されています。
これらは大きな問題ですがこれまであまり認識されてきませんでした。
 この問題を捉えて漁協も外来種を拡げている、密放流のバサーだけが悪いわけではないという論調をする人もいますが、だから法律違反の密放流をしてもいいということにはなりません。
鮎の放流が行われていない水系でも数多くバスが確認されており(というかため池ですらバスがいない方が珍しい)、バスの拡散を鮎放流のせいにするのは無理がありすぎます。
 ただ今後、生態系の大切さやあゆ苗放流の効果が見直されていくと琵琶湖産あゆの放流は減っていくかもしれません。

駆除するとリバウンドするから駆除しない方がいい

 おそらく2017年の滋賀県水産試験場の調査で成魚を駆除したら稚魚が激増したという報道が根拠だと思いますが、前後の年度のデータを見るとバス自体は増えておらず、成魚と稚魚の数に相関関係は見受けられません。
調査前の2016年に生息量推計が300トン、そこから漸減を続け2020年には230トンと順調に減っています。
さて、駆除を続けてバスは激増したのでしょうか。
 というか、バス擁護派ならバス増えて欲しいはずですよね。
自らの言動に確信があるなら「いいぞもっと駆除しろ」になるんじゃないですか?
何で駆除やめろって言うんですか笑

バスによって生態系が著しく悪化するなら北米にはバスしかいなくなっているはずだ

 日本にはバスの成魚にはほとんど天敵がいません。
在来種の魚も未知の敵であるバスから身を守る術を知りません。
北米にはオスプレイ(ミサゴ)などバスの天敵がおり、魚もバスに対抗する術を身につけて生き延びてきた種が淘汰されながら生存しています。
 世界記録のバスが琵琶湖で釣られたことから分かるように、日本は容易く腹が満たせて天敵もいないバスの天国なのです。
だからこそ大繁殖し在来種を根こそぎ食い尽くすのです。
アメリカ国内でも生息地域外に移出され国内外来種として猛威をふるい、在来種の減少・絶滅を招いたとの報告もあります。
 侵略的外来種は、いわば日本のリングに突然乱入してきた世界チャンピオンです。
いや、日本のボクシングのリングで暴れ回るブラジリアン柔術の世界チャンピオンというのが的確でしょうか。一体どう対応していいか分からないうちにバタバタやられています。

どうせ根絶出来ないのだから駆除はやめるべきだ

 温暖化なんか止まらないんだから石炭ガンガン燃やしちゃえー。
そういうことですね。
もう少し身近なことで言うと、犯罪を無くすことは出来ないのだから取り締まりは止めるべきだ、と同じ事ですよ?
あ、失礼バサーの皆さんはこの場合犯罪者の側でしたね。
 適切に駆除管理することで生態系は保たれます。バサーの皆さんもリリ禁で協力したら感謝されますよ。
 いったん移入(密放流)されると閉鎖水系以外で根絶するのはほぼ不可能です。
池の水全部抜いて池干しをすることで根絶は可能ですが、そこにバス密放流するような人がいます。いくら駆除しても無駄だという示威行動、またはいやがらせだと思いますが、自分で首絞めてることが分からないんですね。
そういうことが続いているとバス釣りそのものが禁止になるんですよ。

ニジマス指定しないならバスも指定するべきではない

 ニジマスはレイクトラウト・ブラウントラウトと共に「適切な管理が必要な産業上重要な外来種(産業管理外来種)」に指定されています。
日本・世界とも侵略的外来種ワースト100に選ばれていますが冷水系以外では繁殖が難しいこともあり北海道や東北以外ではほとんど生態系への影響が報告されていません。
 産業管理外来種とは外来生物法の規制を受けないため養殖や放流の制限はありません。一応外来種被害予防三原則として「入れない、捨てない、拡げない」を守ってね、というニュアンスです。
 本来は早急に安全な生物に代えるべきですが、「利用量の抑制が困難である場合や代替性がない場合は、適切な管理を行う必要がある」となっています。
要するに養殖の量を減らしたり、種類を代えたりするのが難しい(言い方を変えるとそれによって生活出来ない人が出る)場合は仕方ないから気をつけて扱ってね、ということです。
ニジマスの生産量は年間5000トン近くあり、静岡や長野では重要な産業となっています。
 バスプロだって食べていけなくなる、と言うかもしれませんが市場規模と歴史が違います。代々ニジマス養殖をしている一家もあるでしょう。
外来生物法によってバスプロが食べていけなくなったと言うのはYouTuberがYouTubeの報酬制度が変わって生活出来ないと言うのと同じようなものです。
バスは2000年頃には生態系への悪影響が一般的に知られるようになり、2005年には外来生物法で国が明確に根絶を目指すと方針を決めました。
それから15年以上何をしていたのでしょうか。まさに噴飯ものです。
 それにニジマスの移入は1877年。バスより50年近く早いです。
バスは移入されてから長い時間が経っているから駆除するな、ニジマスと同様に扱えというのはダブルスタンダードのそしりを免れないでしょう。
 ちなみに未だにニジマスやニシキゴイの放流は行われています。
もの知らないってほんと恐ろしい。

電気ショッカーによる駆除は在来種も死ぬからやめるべきだ

 電気ショッカーボートによる駆除は非常に有効で、浮き上がってきた魚は感電死することなくある程度時間が経てば泳ぎ出します。
浮いてきたところで外来魚だけタモで掬うことで選択的に駆除出来ます。
例え感電死・間違って駆除される在来魚がいたとしても、外来魚の駆除によって減る食害の方がはるかに大きいと思います。

今バスを駆除するとかえって生態系が崩れて在来種に悪影響が出る

 なんかそんなデータあるんですか?

長々とお付き合いありがとうございました。みんな大好き小池百合子さんについてはこちらに。
小池百合子とブラックバス

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