「実力派」って怖くね?

ちょっと気を抜くとすぐ更新を忘れてしまう。危ない。

今日の話題は実力派についてなんだけど、この言葉結構怖くないですか?闇深くないですか?演技する仕事の場合演技派っていう言葉もあるけどそちらも同じく。
何がそんなに怖いって、「実力派」がいるということは「非実力派」、すなわち「実力があるワケでもないのに売れてはいる派閥」がいるってことじゃないすか。それを普段黙殺する側のマスメディアが暗に認めてるってこと。

正直自分は演技の上手い下手って相当な下手さ(ナナマルサンバツの川島海荷ちゃんレベルのやつ)じゃないと判別つかない。少なくとも一時期無理矢理売り出したせいで無理矢理炎上させられる羽目になった本田翼とか、演技のどこに差し障りがあるのかさっぱり理解出来なかった。でも、多分世の中においてはこの違いが分かる人間の方が多数派だろう、そもそも自分まだ若いし。

ちょっと話逸れたけど、ともかく実力派というか言葉にはメディアの暗喩的な開き直りが込められていると思うのです。実力派では無い人間も売り出しておきながらそのことを実力派という概念のそもそもの存在によって認める。歪な構造だと思います…。
というか、そもそも演技の仕事の売れる・売り出すってどうやって決まるんだろう。自分はさっき言った通り演技の門外漢だから論外だとして、そうでなくともそもそも演技ってそれだけで作品を成功させる要素ではないじゃん(それで言うと音楽だって良い曲なら必ず流行るって訳でもなくて主にタイアップとか色んな事情に左右されるけど)。増して「実力派じゃ無い」人達は他にどのような秀でたものを以てその立場に上り詰めているんだろう。上の人と仲いいとか?親などが有力とか?うーん…妹の推しの子借りて読むか(超唐突)。そういえばその推しの子の実写化はそもそも演技が本業じゃ無い面子で固めてましたね。ビジュアルはある程度見るに堪える感じだったけど、齋藤飛鳥は果たして「アイドル」になれるか?

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