良曲紹介3 Starlight(和楽器バンド)

旭川文書問題、思ったより大事みたいですね。某まとめサイトで街ごと焼き払えだの住んでる奴らは人間じゃ無いだの言われてて胸が痛みました。
では本題。前回に引き継いて和楽器バンド2曲目。

作詞:町屋
作曲:町屋
編曲:町屋・和楽器バンド

月9ドラマ「イチケイのカラス」主題歌。私はこの作品の劇場版と劇場版直前スペシャルだけ年始のテレビ放送で見ました。劇場版の主題歌はSuperflyなんだけど、流れる場面がスタッフロールじゃなくて本編終盤なので音量が小さく、ただでさえ普通なバラードで記憶に残りにくい歌が尚更入ってこないという…。

それで、この曲は昼休みの学校ややたら選曲がミーハーな商店街でも(夜7時直前にアイドルや勇者を響かせないで……)しばしばかかってたのでドラマ見てなくても印象には残ってますね。同じ和楽器バンドの曲ということで正直好きなポイントというのは前回から大きく変わる訳では無い。芯がありながらどこか優しげなメロディー、伸びやかな歌声、率直だけど凡庸では無い歌詞。イヤホンで聞いてみると意外と電子音が強いのも独特なリズム感を生み出して心を高揚させてくれる。というか今回は月9主題歌というクソデカタイアップを貰ったというので意識して音楽性はJ-POPのシーンに寄せにいって、和楽器要素もバンドサウンドとデジタルサウンドの融合を邪魔しない程度にしているらしい。

歌詞はドラマ的には堅物エリートヒロイン・坂間千鶴の心に主人公の変人裁判官・入間みちおが光を与える、的な寄り添い方をしているようだ。逆にその辺を考慮せず単体のリリックとして見ると、前作からコロナ禍での祈りというテーマを引き継いでいるように思う(1番Aメロが顕著)。同じ星空、Starlightの下で僕らは1つだという古典的なテーマを結構お洒落に表現してると思います。

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