個人的にお勧めな現場(完全に僕の私感です)・その2

続きましては
【オフィスビルの施設警備】です。

施設警備の中ではかなり楽な方です。

とはいえ、どんな企業かにもよるところはありますが。

個人的には一部上場の大企業のオフィスビルの警備が、肉体的にも精神的にも楽だと思ってます。

企業の規模の大きさとか知名度の高さに比例して、社員の民度も高くなるというか、
企業のホワイト度に比例してそこの社員の民度も高くなる傾向があると思いますね。


やっぱりね、余裕のある生き方をしている人は他人に優しくなれるんじゃないかと思います。

ちなみに、ブラック度が高い病院警備は本当に心が折られます。

とは言うものの

医師の先生方は基本的に優しい
看護師達も優しい人が多い
(一部、ドグサレ外道みたいなクソナースもいますけど)

そこらへんは別にそれほどひどい人たちではないです。
僕自身は医師や看護師からそこまでひどい扱いを受けたことはなかったんです。

でも、事務員だけはだめだ!!
ほんとだめだ!!!

人の形をしたヒトモドキなんじゃねぇか、ってくらい、性根が腐りきっている人しかいねぇ!!

どう生きたらこんな人間にできあがるんだ?って聞きたくなるようなマジで人として終わってるガチクズな輩しかいないんですよね。

病院警備は3社ほどで数件の現場を見ましたが
どこの病院も事務方はマジでヤベー人しかいませんでした。

詳しく書くと長くなるんで、またの機会にしようかと思うんですが、
ほんと、どうやったらあんな、肥溜めの汚物を煮詰めたような酷い性格になるのか、いまだに理解不能だし、理解したくもないです。

ということで、病院警備はお勧めしない現場、と思ってます。

で、話を本題に戻しまして…

オフィスビルの警備のここが楽!というポイントですが


・施設に出入りする人はそこの企業の従業員と取引のある業者に限られている
→これはほんとポイントが高いです。
商業施設や駅構内、空港など、不特定多数の利用者がいる施設の警備を経験すると、その有り難みがよくわかります。
まず、オフィスビルはそこの企業の社員や企業に用のある人以外は、立ち入り禁止という施設なので、一般人がふらっと入り込むことはできません。
ビルの出入口は社員通用口、来客用玄関(正面玄関)、搬入口(地下駐車場入口)と、建物内の出入口を最小限にしているところがほとんどだと思います。

社員通用口の扉はセキュリティカードをかざさないとロックが解除されないシステムの所が多いので、警備員はロック解除時に便乗して入館しようとする人の警戒をしています。
来客や徒歩で来た取引き業者の場合は、通用口の外周側に向いたカウンターで対応します。
用件を伺ってから社員に取り次ぎ、確認が取れてから、入館手続きを行い、ビジター用のセキュリティカードを貸し出します。
来客はビジター用セキュリティカードをかざしてから通用口を通ってもらいますので、確認が取れない内はカードの貸出しはできませんし、通用口より中に入れてもいけません。

入館チェックは大企業になればなるほど厳しいと思います。

次に、駐車場入口や搬入口ですが、
入口には常にボラードが立ててあって、入口ゲートの機械にパスカードを通すと、通路が開放される仕組みになっています。

搬入口横の管理室にいる警備員はモニターで常に監視しています。

パスカードを持っていない車両は原則入場不可ですが、忘れた場合や臨時で来訪した業者などの場合は、管理室の警備員が訪問先の社員に取り次ぎ、確認が取れたら一時入館証(パスカード)を発行します。

駐車場内にも管理室があって、そこの警備員が受付業務を行っています。
パスカードを管理室前の機械にかざして青ランプが点灯したら、正規の許可者となりますので、パスカードと引き換えに搬入業者用、あるいは来客用のセキュリティカードを貸出します。
そのカードをかざさないと、駐車場からビル内に入ることができないようになっています。

駐車場から出る場合も、管理室でセキュリティカードと引き換えにパスカードを受け取らないと車を出せないようになっているので、セキュリティカードの返却忘れがないようになっています。

入口と場内と、二重に入退館チェックを行なっています。

正面玄関は、原則としてアポイントメントのあるお客様のみとなりますので、社員の出入りはできません。

正面玄関入口付近に立哨するのは男性警備員
受付カウンターには、正面受付業務専属の女性警備員を配置しています。
受付専属の女性警備員は、一般の女性警備員と違うデザインの制服を着用していますので、一見すると警備員とわからないようになっています。

現在女性警備員は4名いますが、その内正社員は3名で、正社員の女性警備員のみ、毎日交代で受付業務に従事しています。
ちなみに準社員・アルバイト・パートの人は、正面玄関と通用口の2ヶ所は依頼主の希望で受付業務から外しています。
(会社の顔とも言えるポジションなので、責任が重い業務ですから、そういう場所に非正規雇用の人を付けないで欲しいという要望があるんです)

女性警備員は一般の警備員の制服の他に受付業務用の制服も支給されます。

実はあまり知られていない事なんですが…
オフィスビルの警備員の仕事はどちらかというと事務作業が主体と言ってもいいくらい、細々とした事務作業が多いです。
防災センター業務、通用口の出入管理業務はほぼ事務作業です。最低限のPCスキル(Word、Excel、PowerPointなど)を求められる場合もありますが、未経験でもちゃんと指導してもらえます。
なので、警備員ではありますが、一般事務のスキルはそれなりに身につくと思います。
その中でも女性警備員が従事する受付業務は、警備員というより受付事務です。
受付業務だと9時から18時までと拘束時間も短く、負担が少ないと思います。
(他に女性警備員の配置場所になっている通用口管理室や搬入口管理室や駐車場管理室はもう少し拘束時間が長くなります)
この点はまた日を改めて詳しくお伝えしたいと思います。

・事案対応が極端に少ない
→オフィスビルは基本的に決まった人が出入りする施設なので、いきなり知らない人が入り込んで騒ぎを起こしたり、というトラブルは滅多にありません。
ごく稀に不審者事案もあることはありますが、本当に稀です。
犯罪系の事案対応はほぼないです。
いたって平和。
平和すぎて平和ボケするんじゃないか?ってくらい平和です。
やはり有名企業(しかもホワイト)の社員様ともなりますと、頭も良くて品の良い人達が多いのか、
穏やかな人が多く、クレーマー気質のおかしな奴を見たことがない!笑
(病院とか商業施設とか、マンション警備なんかではこれでもかっ!てほど、うじゃうじゃ湧いて来てたのに)

そして、それなりの企業になると、取引きする企業も厳選しているようで
品のない変な企業とは最初から関わり合いにならないのか、
来館されるお客様達も一流企業の、ハイクラスな人が多いなと思っています。

やっぱり人間、働く環境って大事なんだなと改めて思います。

お陰様で、毎日ゆったりとした時間を過ごしています。



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