うんこのはなし

といっても本物ではなくドリルの話。
いつの間にやら七月が終わって八月、依然としてクソ暑い毎日が続いているわけですが、学生さんたちは夏休み。
何か今日電車人少ないな～とか、なんで平日なのにこんな混んでんだよ、とかは、全部そのせい。

そのせいで今年もウチの社内に小学生が2,3人出社してきている。
学校ないし学童もお休みで、それで自分で面倒見きれるんだったら連れてきてもいいよという条件の元、何年か前から長期休みの時期には社員の子供が転がり込んでくる。
自分んトコの子は自分で面倒を見る、という話なんだけど、結局そんなのは到底無理な話で、何だかんだで周りの奴らも構ってあげているというのが実情。
今日も二人やってきた。学校の宿題とは別に、夏休みにやるドリル持ってきた～と言うので見せてもらったのが表題、うんこドリル。

たかしくんはがっこうにいくとちゅうで3かいうんこをふみました
かえるときにも2かいうんこをふみました
たかしくんはぜんぶでなんかいうんこをふんだでしょう

こんな感じの問題がずーっと、丸々一冊ドリルになってんの。
しかもイラスト付きよ。

僕はもうワクワクしたね、楽しくってしょうがなかったし、僕が小学生の時にこんなドリルあったら今よりっずっと勉強するのが好きになってたと思うもん。
いいなあ、今の小学生は。うんこうんこ言いながら堂々と勉強できるんだぜ？羨ましいよ。

僕は年を重ねて大きくなってしまったけど、たぶん大人にはまだなれていない。小さい頃に思い描いていた大人とするイメージには未だ程遠いし、何より、この時期に出社してくる小学生相手にうんこちんこはなくそ言ってる時がすげえ楽しいから。

こんな大人になってはいけませんからね。
今日はドリル5ページもやったもんね、えらいえらい。大きなうんこをあげましょう。