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新入社員になるときの心得~最初の3か月は頑張るな!~

こんにちは、わかばの孫です。

もう3月も残りあと1週ですね。
今日は、私が新入社員になるちょうどいまくらいの時期に
わかば(祖母)から言われたことを書きます。

社会人になるのもまじかに迫り、私は日々『社会人になりたくないなぁ、怖いなぁ、不安だなぁ』と思っていた。それなのに日は刻一刻と過ぎ去り、あっという間に4月まであと1週間になってしまった。
もうこれからは実家にも頻繁に帰ることはできないし、会社でどんな生活を送るのか想像もできない。全く未知の生活が始まることがただただ怖かった。その一方で、やる気にも満ちていて、かっこいいキャリアウーマンになってみんなをギャフンと言わせてやる!という気持ちもあった。

春休み最後に実家に帰省していたけど、もう明日には東京で新生活を始めるよって時に、私はわかばに「ちょっと・・」と言われた。
私はいつものように、「あなたは声が小さいから、人前ではもっと大きな声で話しなさい。」と助言されると思っていた。
でも、わかばのアドバイスは違った。

わかば「新入社員は最初の3か月頑張るな!!」

私は、すっっっごくびっくりした。だけど、なぜか肩の荷が下りた気もした。

わかば「新入社員は、自分が思っていなくても頑張っちゃうもの。新しいことを覚えたり、新しい人間関係を築いたり、新しい環境で生活したり。勝手に気を張って張って生活しちゃう。みんなそう。
だから、最初の3か月は頑張っちゃいけない、3カ月たっていろんなことに慣れてきて、みんなが失速するころにようやく本領を発揮し始める。そうすると細く長く高い水準を保っていられる。」

これはわかば自身の経験による教訓であると思うし、わかばの真面目な性格を受け継いでいるわたしにはぴったりの助言だった。

私は、社会人になって本当にこの言葉に救われながら3か月を過ごした。実際、ふと気が付くと、肩はカチコチに上がっているし、目は周りをきょろきょろ観察して気を張っている。そんな時、「最初の3か月は頑張らない!」という言葉が聞こえてきて、ふっと力を抜くことが出来た。
頑張らないように、気を張り詰めすぎないように意識することで大変な時期を乗り越えられたと感じている。

4月、新入生・社会人・新しい部署・引っ越しなど新しい挑戦の季節に、頑張っちゃう自分を救う教えだと思う。


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