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宝瓶宮時代のアストロロジーの時代

先の一連の記事「占いから実学へ」の裏付けを「ホロスコープ革命1.0」と題してお届けいたします。

宝瓶宮時代(The Age of Aquarius、Aquariun Age)の黎明の今日、“分水嶺”のピークの2024年です。

これまでの双魚宮時代から宝瓶宮時代へ、世界的に約2,160年(計算値)ぶりの歴史的なパラダイムシフトが起きている現在、アストロロジカル・エイジの変遷に伴ない「ホロスコープ」も変わるのは当然のことっす。

【「実学」として解釈が可能】

宝瓶宮時代の新しい「ホロスコープ」とはどのようなものでしょうか。

双魚宮時代末期の“ホロスコープ占い”とは異なり、アストロロジー本来の「実学」です。

「海王星」の発見直後、19世紀後半にはじまった“エソテリック占星術”こと論拠なき現代占星術に慣れ親しんでこられた方には、申しわけありませんが驚天動地の内容です。

にわかには信じられず、中には怒り出す方がいらっしゃるかもしれません。

生命進化のプロセスにおいて「水生動物」が陸地に上がり、やがて「ホモサピエンス」として生活を始めたことに似ています。

水の中にいたような“占い”の解釈が終わり、宇宙観に基づいて地上に根づき、ちゃんと論拠を伴なった「実学」として解釈が可能になっていく時代です。

【“分水嶺”のピークの今年2024年】


“占星術”をはぐくんだ「対立二元論」による双魚宮時代が終末を迎えている昨今です。

終末だからといって「双魚宮時代」が終わるということで、人類歴史が終わるわけではありません。

ですが、これまで約2,000年間培ってきて、世の常識とされたことや社会通念が漸次、通用しなくなっていき、新しい常識が誕生していくパラダイムシフトの現代です。

今年2024年はその“分水嶺”のピークのときにあたります。

なぜなら、海王星が魚宮の影響圏をトランシット(運行)しはじめた2009年以来15年間続いてきた“混迷”や“欺瞞”の再来がもたらされたモラトリアム期間「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、2026年1月に終わるとともに約2,160年間(計算値)続いてきた双魚宮時代も、あと1年弱で完全終了していくからです。

「春分点」が双魚宮25度をすぎた1630年以来、人類歴史は宝瓶宮時代の影響圏に入り、1989年に人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きると、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの一方で、前人未到の宝瓶宮時代に向かう歴史の大河の中に世界も日本人もあります。

宝瓶宮時代は日本人が歴史的な使命や責任を果たし見本となっていく時代でもありますので、相応に課題や問題が生じる昨今になっています。

「深層の精神意識」の変革が求められているのです。

“宇宙波動”からみれば「東西冷戦の終結宣言」がだされた1989年すなわち平成元年に人知れず起きた「宝瓶宮時代のビッグバン」によって宝瓶宮時代は正式に始まっています。

【「天王星」を共鳴星とする時代】

今後、約2,160年(計算値)続く「宝瓶宮時代」は、水瓶宮に共鳴し、天王星を共鳴星として運営され発展していきます。

“占星術”をご存じの方なら、天王星の象意に“革命”や“改革”があることをご存じでしょう。

アメリカ独立戦争の最中、1781年に発見された天王星でもあり、宝瓶宮時代に向かう近現代の歴史を象徴する重要な時代的象意を投げかけていきます。

「共鳴関係論」からみていくと、アメリカ独立戦争や直後のフランス革命などの“時代波動”の高まりと共鳴して独立戦争が起き、フランス革命が起き、また天王星が発見されたことを意味します。

事実、1783年のパリ条約でアメリカの独立が承認された直後、“自由、平等、博愛”のスローガンで知られる「フランス革命」が勃発しています。

“自由”も“平等”も“博愛”(友愛)も、これらは双魚宮時代の概念のまま解釈すると今日では間違いますが天王星の象意と同じなのはご存じの方も多いでしょう。

【“支配星”と「共鳴星」】


雑話です。

“ホロスコープ占い”の現代占星術では、“支配星”という言葉を使います。

今日では星が支配することなどありえません。

事実、良識的な西洋占星術師の中には「星は支配せず、示唆するのみ」という方もいらっしゃいます。

もともと、アストロロジーが築いてきた象意解釈を、“当たる/当たらない”の判断基準にして一部をパクって、理論なき“占い”として誕生したのが「エソテリック占星術」(秘境占星術)のはじまりです。

現代占星術の“元祖”発端です。

古代ギリシャ時代、双魚宮時代の影響圏(白羊宮時代の末期)に、四角いホロスコープが発祥し古代の世界観に基づいた理論ととも使われていた「ルーラー」(rular)という用語を、今日、日本語に約して“支配星”としたものです。

厳密には“支配”とは少し異なる学術的な意味での「rular」(ルーラー)だと存じます。

お好きにされていいのですが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」では、“支配星”ではなく、宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」に基づいて、現実的に「共鳴星」と呼称しています。

そのように表記してまいりますので、以降、ご理解を賜りたく存じます。

【“分水嶺”のピークの2024年】

つまるところ、双魚宮時代は“神とサタン”“善悪”“吉凶”“支配/被支配”といった「対立二元論」を歴史パラダイムとして運営され発展してきた約2,160年間(計算値)のアストロロジカル・エイジでした。

今後の約2,160年間(計算値)のアストロロジカル・エイジが、宝瓶宮時代(The Age of Aquarius、Aquariun Age)です。

「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営され発展していく前人未踏の時代です。

時代の流れとともにある“天運”が、そこに伴なっていきます。

双魚宮時代の末期は、地上と霊界といった対立概念の「スピリチュアリズム」や、労働者vs資本家といった「マルキシズム」などによって、“まだ見ぬ理想”の世界が訪れると“夢”を想い描いてきた時代でした。

それが発見当時の「海王星」の象意だったからです。

しかし、双魚宮時代最後の世界的な対立二元論「自由主義vs共産主義」の東西冷戦の終結宣言(1989)ととも双魚宮時代の“歴史波動”は終わりました。

今は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションによって、一時的な逆流現象が生じていますが、その終わりとともに“対立二元論”を歴史パラダイムとした双魚宮時代は、完全に終わりを迎えていきます。

早いお話が、双魚宮時代の対立的な運勢波動に“天運”が働かなくなっていく時代へ“分水嶺”のピークの今年2024年になっています。

ホロスコープも同様です。

かつては主流だった“吉凶解釈”も、宝瓶宮時代が進むほどに時代にそぐわず運勢を失う手法でしかなく、結局、新たな宝瓶宮時代とともに「ホロスコープ革命」のときを迎えている今日です。

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