「基本三数」の古典バージョン“火/土/風/水”

「ホロスコープ革命」の第３弾は“古きをたずねて新しきを知る”「古典アストロロジーの“秘密”」です。

“秘密”というほどではない事実があるのですが、ご参照ください。

現代占星術が、決して公にすることはないので、いわば“秘密”になります。

「古典アストロロジー」は、１６世紀頃に近代物理科学によって“疑似科学”とされ、学問としての立場を失い、“廃業”に追い込まれました。

この事実は、フィロソフィー（愛智、哲学）で知られる古代ギリシャに発祥した「古典アストロロジー」が、もし“占い”であれば成り立たないのです。

【“ホロスコープ占い”の真実と陥穽】

“ホロスコープ占い”こと現在占星術は、誰もがご存じのように“占い”です。

“疑似科学”となった「古典アストロロジー」は。古代学術（学問/科学）だったので１６世紀頃に“疑似科学”とされたように別のジャンルででした。

１９世紀後半にはじまった現代占星術は「古典アストロロジー」を占星術のはじまりのようにアナウンスすることがありますが、“勘違い”ありていにいえばウソです。

第三者が見れば、トラの威を借りているようにみえるでしょう。

占いであってもいいんです。

“当たるも八卦、当たらぬも八卦“を愉しめばよく、学術かのように言い募る必要はありません。

１９世紀中頃に発見された「海王星」の象意の影響を強く受けている現代占星術ゆえに、その象意に基づいて“勘違い”や“事実誤認”は避けられないのは運命ですから…。

西洋占星術を学びはじめた頃、「西洋占星術は科学です」という一文を読んで、「何かおかしいな。でも、そういうものかな？」と思いました。

ですが、ホロスコープを探究していく過程で、歴史も調べていくと、事実は異なることが分かったのです。

【】古典アストロロジーと“古典医術”】

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」を解明した現在では、どうでもいいお話です。

ここでいう“秘密”は「基本三数」と“火/土/風/水”に共通性があることです。

「古典アストロロジー」は、古代カルデア人が東の地平線上に昇る星を観測した膨大なデータを元に成立します。

“ホロスコポス”（時の見張り人）と呼ばれた彼らが残したデータをもとに、古代ギリシャの賢人たちによって四角い「ホロスコープ」の発祥とともに始まったものです。

医学の父と呼ばれる当時のヒポクラテス（前460頃-前370頃）が医術に用いた古代学問でした。

当時の世界観“熱冷乾湿/火土風水”といった「四大元素説」に基づいて、気質や体質また罹りやすい病気などが理論解釈されたようです。

「古典アストロロジー」は、約２,０００年ほども続き、１６世紀のノストラダムス（1503-1566）が大学で学ぼうとしたほどですが、直後のケプラー（1571-1630）の時代に“疑似科学”（迷信）とされ、学術としての立場を失ったのです。

ちなみにですが、ノストラダムスが“大占星術師”だというのは真っ赤なウソです。

一方、ケプラーは、著名な天文学者であり、数々のマイナー・アスペクトを定めたことでも知られる占星術師（占星学者）でした。

【「基本三数」によるリーディング】

若い頃、故ルル・ラブア師（1945-1999）の西洋占星術に心酔しました。

ただし、自主的に挫折し適性がないと諦めたのですが、ひょんなことから「ホロスコープはなぜそのような象意になるのか」、足りない頭で考える必要に迫られました。

その結果、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」３/６/１２数がホロスコープの本意（基本の象意、ほんとうの象意）になっていることを見出したのです。

歴史的ともいえる驚愕の発見でした。

単なる理論に留まらず、実際にホロスコープに当てはめて２０年以上検証し数々の実践リーディングを重ねて確認してきました。

「基本三数」をホロスコープに適用すると、面白いように“宇宙の秘密”（真相）が見えてきたのです。

その理論とノウハウとを余すところなくお届けしたいと考えています。

お一人ひとり独自の「クオリアル・ワールド」がありますので、ご自身に応じて展開されていくことで、時空を超越した豊かな「共鳴世界」が啓かれ、築かれていくことになります。

ご参考：未知の“宇宙波動エネルギー”

宝瓶宮時代のホロスコープ・リーディングの秘訣は「共鳴リーディング」です。

そのノウハウは「基本三数リーディング」と「星のディレクション」（運勢変化、時代変化）です。

宇宙この世界の根底には、時空を超越した未知なる“宇宙波動エネルギー”があるためです。

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営され、発展していくために“宇宙波動エネルギー”はその根幹となっています。

【「基本三数」と“火土風水”との秘密】

さて、「基本三数」と“熱冷乾湿/火土風水”の関係性の“秘密”です。

「古典アストロロジー」は“熱冷乾湿/火土風水”の４つのエレメントから地上の世界は成り立っていると考え、四角い「ホロスコープ」を解釈をしました。

以降、約２,０００年間も「古典アストロロジー」は医術などに用いられてきた事実から、「四大元素説」は近代物理科学によって疑似科学とされたとはいえ、当たらずといえども遠からずだったことが分かります。

そのことは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からみても真実の一端を突いており、問題は“火/土/風/水”といった用語にあります。

“四元素”は明らかに間違いですが、四つに象意区分したことは大正解です。

一方、「基本三数」は、法則的にみれば「３数」ですが、実際に展開されると連続性と発展性を伴ない「３（４）数」となるアクティブな法則性を持ちます。

大宇宙にはそのように４数展開されている事実があります。

近代物理科学は「古典アストロロジー」を“疑似科学”としましたが、それは“小”が“大”を評価するようなものです。

かといって１９世紀後半に理論を捨てて“占い”に矮小化したのも、ホロスコープにとっては“悲劇”というしかなく、“人類の英知”を糊塗するものでした。

ご参考“：補足

本文の補足です。

当時はやむをえなかったのですが、物質的に“火/土/風/水”と四元素で区分したことから、近代物理科学によって“疑似科学”とされました。

宇宙この世界の実状にそぐわないためですが、ただし、宇宙この世界が４要素で区分できるのは物理科学では解明できないだけで、間違いではありません。

真実の一端を突いて一理あるために、医術をはじめ約２,０００年もの間、「古典アストロロジー」は続いてきたものです。

ところが、現代占星術の父と呼ばれるアランレオ（1860-1917）は、１９世紀後半に“疑似科学”とされた古典理論を捨てて、象意のみを用いて“当たる/当たらない”の占い判断をエソテリック（秘境的）にはじめたのです。

以降、理論なくデラシネ（浮草）のように、主観解釈による象意解釈の継承に陥っていかざるをえないのですが、どのようにお考えでしょうか。