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【凸凹育児】人生だからアーティスティック

生きる営みにアートはあるのか
アートとは生命活動そのものなのか

弊社の幹部向け研修で課題図書になったと噂のかの本にて

「サイエンスの致命的な欠点は正解が自明であること」
「誰しもが同じ結論に辿り着けること」
と書かれていてなかなかズガーンと刺さった。
確かに一生懸命データ分析するけど、精緻であればあるほど答えは一つなんだわ。

そんな学びを胸に、アートの生誕を司る藝大の方からの講義を受けた。
私は体系的な知識こそないけど(覚えられない)
美術館や博物館は好きで、ちょいちょい一人の頃は行っていた。
絵画より建造物や造形の方が好きなので、吉岡徳仁さんの特設展なんかもう、やばかった(語彙力)
あの世界観に一生浸っていたいと思った数少ない作品と世界観だった。
ちなみに造形の延長で寺社仏閣、仏像も地味に好きなのでタイ旅行は楽しかったです。あんなカジュアルにゴテゴテの仏像触れる世界楽しすぎる。

しかしそんな好みがあったことを、子供が産まれてすっっかり忘れていた。
なんせ子供はベビーカー止まるだけで泣くような赤ちゃんで、鑑賞という静止物をじっと佇んで眺める行為は不可能に等しい多動児。
実際、何度かキャラクター展に連れて行ったけど、もう、秒で飽きる。昨年のモビリティショーにパパと行った時も同様だったらしい。
抱っこ紐でくっついてるうちが華だった…

しかし子供は最近毎朝のiPadタイムにNHKの「ノージーのひらめき工房」を超熱心に見ていて、どうやら工作欲が盛ん。
療育で「こうさくはきらい!!」と言い放った日が嘘のよう。
マイクラも作っては壊しを楽しむし(マルチプレイしたら私の家壊されたんだが…)タイトル絵は保育園のお絵かき帳なんだけど、このマップ図が味ありまくりで私はお絵かき帳を見るのが密かな楽しみになっている。

起業ゼミの講義だけど、一つの感想として子供をもっとアートに触れさせたいと思った。
人生にアートがある、アートな人生。
それくらいの余白を許せる生き方を教えたいと思った。
言葉でアウトプットするのが難しいなら描くなり彫るなり練るなり歌うなり踊るなりすれば良かろうと。

そして、そんな生き方が許される社会を作るのは大人の仕事である。
講義の本論「会社を自分に合わせる」は私の事業案にも響く内容。
アウトローに自助努力なんて、アウトローな時点で今更なのだ。資本主義に対話を持ち込みたいのだ。
残り少ない時間、クライアントの矛先を少し変えて壁打ちの弾を増やします。ツテがあるようなないようなだけど、やれることはやるぞ〜〜まずモック作るぞ〜〜!

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