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バーバモジャはなぜもじゃもじゃなのか

バーバパパの一家って、みんなふっくらもちもちで、さまざまな姿に変身できる、素敵な仲良し一家ですよね

講談社絵本通信より引用

優しい両親と、得意分野がしっかり分かれててキャラが立っている子どもたち…
幼少の頃の自分は、いや今でも断然、バーバモジャが大好きです
得意分野が絵であることと
そしてもちろん、もじゃもじゃであるところがとびきり魅力的だと思います

ところでバーバパパ一家の中で、モジャだけがもじゃもじゃなのの、理由ってご存知でしょうか
自分が幼少期に読んだ本に、モジャのルーツに迫る一編があったので、それをご紹介します

仲良し一家のバーバパパたちは
ある日遠い遠い北国に遊びに出かけました
一家はふるふる震えながら、みんなでマフラーや帽子に手袋を身につけます
もちろんファッションのセンスが優れたバーバベルのお手製です

おそろいの白いマフラー


そして一家が訪ねた先には、バーバパパの一家にそっくりな仲良しの家族が住んでいました
やあやあ、こんなところに我々の遠い親戚が住んでいたとは!
北国住まいのその一家は、みんなもじゃもじゃの姿をしています 北国だからでしょうね
しかしその中にひとりだけつるつるの、ちょうどバーバモジャをあべこべにしたような息子さんがいました

もじゃもじゃ一族の中のつるつるの子
つるつる一家の中のもじゃもじゃの子

つるつる黒くんともじゃもじゃ黒くん

ぼくたちはひょっとして、産まれる場所を交換しちゃったのかな?
そんな話をふたりはします
バーバ族は、お父さんとお母さんがコウノトリが運んでくれた種を畑にまいて、お水をあげてお世話をして、そして産まれてきます
その種が、寒い地域と暖かい地域で取り違えたのかもね!
そんなお話をしました
もちろんふたりも家族も、そんなお話をしただけです
遠い場所に縁ができた一家同士は、それからも絵はがきのやりとりなんかをして、仲良く過ごしていくのでした

それが自分が読んだバーバパパ一家の中の、バーバモジャのルーツです
あいにくとその絵本を失くしてしまったので、記憶を頼りに今回描いてみました
タイトルはなんだったかは思い出せないのですが
『バーバモジャのおともだち』とかかな?

閲覧ありがとうございました!

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