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行く夏、来る秋…
今年は全国的に記録的な暑さの夏でありましたね。
「命に関わる暑さ」が決まり文句のように出てくる天気予報でしたが、こういう暑さ、嫌いじゃないんですよね。なんなら一年中暑くてもいいくらいです。
お彼岸を過ぎてもその名残はありますが、さすがに朝晩は乾いた空気のヒヤッと感があり、「あれ、やっぱいつまでも夏じゃないんだなぁ」と戒められてるような気分にもなります。
そんな中、実家に行くと、ゴロゴロとした栗がボウル一杯。お袋に聞けば、親戚のおばさん家の裏山で収穫したものとのこと。
「栗🌰蒸し食いてぇな」
と言うも、
「剥くのめんどくさいから茹で栗にする」
と言い張るお袋。んじゃということで俺が単独剥き始める。
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仕方なしと思ったか、お袋も立ち上がり、もち米の準備を整える。
まぁこれで明日は栗蒸しが食えると思ったところに、妹が「確か、冷凍庫に剥いた栗が入ってたはず」と冷凍庫を物色したところ出て来た。
横目で睨む俺の視線から逃れるように視線を逸らしたお袋であるが、まあ、冷凍物より採れたての方がいいに決まっている。
というわけで、翌日にはフカフカの栗蒸しが出来上がったわけです。
初物を食し、秋の訪れを確信した夜でありました。
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