ワンオク2

我が青春、ONE OK ROCK

 こんばんは、書いている今日は雨です。僕はとっても低気圧が苦手でピッチも下がりまくるのですが皆さんはそんなことありますか?それともアカペラ引退したらピッチとか気にならなくなるのかしら。あ、それでは今日も始まります。
 タイトルにあるように今日はグッとテイストを変えて「ONE OK ROCK」について語り尽くそうと思います!

 いやはや、カッコ良い(URLだけ貼るとサムネ出してくれるんですね…)。この動画で初めてONE OK ROCKを観た方は一体なんの集団なのかわからないかもしれませんね。
 彼らはTaka(Vo.)、Toru(Gt.)、Ryota(Ba.)、Tomoya(Dr.)から成る4人組の日本人ロックバンドです。今となってはライブ規模、演奏技術どれを取っても怪物級。海外で一番有名な日本人バンドといっても過言ではないかもしれません。基本的には4人による演奏の王道ロックが彼らの持ち味なのですが、今回は変り種から紹介致しました。

 僕が彼らと出会ったのは中学2年生の時、Mステのランキングで彼らの曲を観たことがきっかけです。今となってはJazzやら洋楽やらをもっぱら聴いていますが当時は邦楽ROCKしか聴かない結構偏った少年でした。そんな僕にとってTakaのエッジの効いたミドルボイスと当時聞き慣れない洋楽的な響きはとても魅力的に映りました。そこからは狂ったようにカラオケで、出ない音域のワンオクの曲を歌っていました笑。ここで、彼らを一気にメジャーバンドに押し上げた1曲をどうぞ。

MCがめちゃくちゃ熱いですね…。この曲は映画「るろうに剣心」の第1作の主題歌として採用された曲です。この曲と映画のヒットが重なりこの後2作続く「るろうに剣心」の主題歌もワンオクが歌っていますので是非そちらも聴いてみてください!

 そろそろ、彼らの魅力について語ろうと思います。先ずは何と言ってもTakaのボーカル力ですね。ロックバンドのボーカルとして理想的なエッジの効いたミドルボイス、ネイティブからも評価されるほどの発音の良さ、激しいライブパフォーマンスでも全くブレない肺活量、安定感。それに加えて彼の最も素晴らしい点は脱力です。18祭というイベントでライブよりも近い距離でTakaを見たことがあるのですが1000人の学生、10台を超えるカメラに囲われていても全く力む様子がありませんでした。肩、喉に余計な力がかかっていないからこそ、この音域を歌い切ることができシャウトも可能にしているのだと思います。
 加えてジャンルや強みに縛られない楽曲作りも彼らの魅力です。オルタナティブロックというジャンルに彼らは区分される(と思う…)のですが1度売れてもそのジャンルに曲を固めることなく次々と新たなジャンルに挑戦しています(1番上のURLの曲もオーケストラと共演していますね)。同じ曲にも様々なバージョンがあり、楽器隊もバリエーションが多く飽きません。Dr.のTomoyaがキーボードを弾いたり、鉄琴を叩くこともあり多才さに驚きます。もちろんそれに対して批判が集まったこともあり、「Ambitions」というアルバムの発売時はアメリカ被れという辛辣なコメントも多く見られました。しかしそのアルバムでも新規層を獲得し挑戦し続けていくワンオクの姿は、大衆的なポップスと一線を画しており最高にROCKです。(参考までにオルタナティブロックとは違うのですがこんなバラードも歌っています。)

 つまり、彼ら自身の持ち味であるエッジの効いた王道ロックと、オーケストラなども含めたオルタナティブなジャンルも演奏出来る幅の広さ、バラードにも見られる確かなボーカル力が合わさっている「ONE OK ROCK」は現在の邦楽ROCK界の頂点と言えると、僕は考えています!

 最後に、先述した18祭というイベントでTakaと、僕を含めた1000人もの学生が一緒に歌っている演奏をどうぞ。僕は見るたび泣いてしまいますこれ…。この演奏が、また誰かの心に届きますように。

※今回出てきた言葉たち
①ミドルボイス…裏声成分と地声成分が混じった声を指します。
②ワンオク…ONE OK ROCKの略称です。
③18祭…NHKの主催で18〜20歳の若者1000人と日本を代表するバンドがコラボ演奏をするという趣旨の番組でした。その第1回がONE OK ROCKで第2回RADWIMPS、第3回WANIMAと続きます。
④オルタナティブロック…商業的ロックや、人気の音楽様式とは異なる様式のことを指します。エフェクターによる歪みが強く若者の不平不満を歌うことも多いようです。 




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