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ぼっち・ざ・ろっく!同時視聴会

12月某日

自分はぼっち・ざ・ろっく!(以下ぼざろ)に飢えていた。

ぼざろとは『まんがタイムきらら』(芳文社)で連載されている4コマ漫画だ。ぼっちこと後藤ひとりはネットに売れ線バンドのカバーを上げている女子高生。その界隈ではすごく上手なことで有名だが、超絶コミュ症なために実際に誰かと一緒に演奏するとド下手になってしまう。そんなぼっちだが、ある日伊地知虹夏に誘われることをきっかけに学外でバンド活動を始める。

自分はいわゆる原作勢で、アニメは大変楽しみにしていたが正直ここまで盛り上がるとは思っていなかった。うれしいね。

原作勢かどうかはどうでもいい。とにかくぼざろアニメですごく楽しめた。その分のロスは大きいものだ。
そこでだれかと一緒にぼざろ一気見をしようかと思った。
幸いにも、私の相互にはぼざろファンがいた。ただ日本語母語者はいなかった。

自分の韓国語スピーキング能力はカスなのでさて困った。でもまあ誘ってみよう。自分の取柄はそれくらいのものだ。

めっちゃ快諾してくれた。

は?優しすぎんか?

今まで日本語が堪能な人とは通話したことあるけど、それ以外の人とは初めてのため正直不安だったがよく考えたら韓国語字幕が無くても普通に見れる人だからなにも不安に思うことはなかった。
実際に通話してみると「日本と韓国のオタクはどっちも言ってることが似通ってる」というハートフルなアホなことだった。

「あ~~~~~~」
「かわいい」
「最高!!」
「今の!もう一度!」
「はあ.....…」

会話の半分はこれだったと思う。残りの半分は相手の努力です。自分の努力はカスだった。

あ、でもいつぞやのぼっちざラジオで「1話で日陰にいるぼっちを虹夏が引っ張り出してくれたおかげでぼっちの人生が変わった」って話があったのを思い出して伝えられたのはよかった。相手さんもそれを聞いて興奮していた。

そもそもぼざろは基本的に音楽とギャグなので非言語コミュニケーションで構成されているのもあるかもしれない。それも海外で人気になったポイントかもしれない。知らんけど。

物語も終盤になるとお互いに感極まってしまって「あーーー…ふぅ..あ~.…」とかしか言わなくなった。11話の最後らへんから12話Aパートの演奏シーンはお互いに気持ち悪いオタクの感激しかなかった。ああいうのが楽しいんだね。

最後に
自分はいわゆる原作勢で、1巻が出る前くらいから読んでた気がする。

3年前...?

でも原作勢だからと言ってデカい顔したらいけない。特に2巻には古参になっても古参厨にならないような戒めみたいなページがあるからね。

『ぼっち・ざ・ろっく!』第2巻,p101より引用

こうはなりたくねぇ

ところでさっき言った韓国でのぼざろ人気は大変なものらしいが、現在第3巻まで発売されていて2023年1月末に第4巻が発売される予定らしい。

とんでもないスピード…

https://namu.wiki/w/%EB%B4%87%EC%B9%98%20%EB%8D%94%20%EB%A1%9D!

ちなみにぼざろは韓国で漫画とアニメとで表記が異なる。

漫画は日本語と同じ発音になるが、アニメの方は「외톨이(ウェトゥリ) the rock!」だ。なんでかは知らん。すまんな。

あ~韓国のぼざろ好きな同胞の漫画が読みたいな~~~~~~~!!!!ありがたいことに韓国のファンも日本語のぼっちざろっくタグを使っているので韓国語の漫画を見つけることが難しい。嬉しいような難しい気分。心がふたつある~~!

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