アンダラ体験談

以前、アンダラに興味を持ち始めたAさん(仮名)と言う人に会ったことがある。その時、Aさんの体験したことをここで公開してほしいとお願いされていた。その約束を果たさないまま時間だけが過ぎていた。記憶と言うのは覚えているつもりでも少しずつ薄れていくものなので、風化する前に書き留めておかねばと思う。

以下、これから書く事は私の体験ではなく、Aさんという方から聞いたAさんご自身の体験である。

もともと石が好きだったAさんは、ある時アンダラクリスタルというものを知った。

一番最初にアンダラを買ったお店は、完全会員制で、月々の会費もかなりの高額だったが、そこで売られている石たちも市場の相場からしたらかなりの高額だった。アンダラもとても高額であったが、それでも飛ぶように売れていた。実際Aさんの友人も小さなかけらをワイヤーラップしたものを100,000円で買っていた。さすがにAさんはそこまで高額なものは買わなかったが、会費を払って会員になっているのもあって数万円のアンダラをいくつか購入したそうである。

いざ手に入れてみて興味をそそられたAさんはインターネットであちこちから情報集め、ミッキーさんにメールをしたそうである。

「〇〇ドルで私にあうアンダラを選んで送っていただけないでしょうか?」

すると、返事が来てミッキーさんは海外の場合は個人には卸しておらず、もしどうしてもという場合であれば〇〇キロ以上での取引ならば受ける、ということだった。

さすがにそのような大量には買えないと思ったAさんは、次にハワイでアンダラを売っている方に連絡を取った。送料手数料を支払ってもなお日本で買うよりはずっと安かったそうである。

その時購入したのは真っ赤な握りこぶし大のアンダラであった。これを購入したことで、最初の会員制の店を退会して、このハワイの店から様々な色のアンダラを集めようと思ったAさんは、早速次の購入候補を探すべく商品一覧をパソコンで眺めるのが日課になった。その時、傍に置いていた赤いアンダラに冗談交じりに話しかけた。

「ここ、あなたがやってきたところだよ。懐かしいでしょ?ひょっとして帰りたかったりして… (笑)」

次の瞬間、Aさんの耳なのか頭の中なのかわからないが、声がしたそうである。

「この人たちは関係ない。私はもうあなたのもとに来たのだから」

Aさんはこれはきっとアンタラがしゃべったのではなく、自分の心の声を聞いたのであろうと思っていると言っていた。

それから、次から次にいろいろな色のアンダラを集めるようになったのだが、次第に"どれも同じ"と思うようになりこれは何かおかしいと感じるようになった。そこで、世間で絶大なる信頼を集めているコスミックハートさんからも1つ購入してみたそうである。

これはあくまでAさんという人の個人的な感想にしか過ぎないので体験=真実と言うわけではないことをご了承の上読み進めていただきたい。

コスミックハートさんのアンダラは、Aさんにとって確かにハワイから購入してきたアンダラとは何かが違うという感じを受けた。しかし、"どれも同じ"という印象は変わらなかった。そして、値段が高い事と購入した際の一連の出来事とによりもう二度とコスミックハートさんでは買わないと思ったそうである。(詳細については個人的な話なのでここでは触れないでおきます)

ちょうどAさんがアンダラについて疑問を持ち始めた頃、めぐりめぐって私たちは知りあった。私の持っているアンダラを実際見て触れて感じてAさんはびっくり仰天したそうである。そしておそらく本物と思われるアンダラを販売しているお店で購入して"どれも個性がある"ということを実感したそうである。そう思ったらもう我慢ができず、Aさんはこれまで集めてきたアンダラ(?)を全て手放してしまった。

あのしゃべったかもしれない赤いアンダラも手放してしまったのかと私が問うと、そういう意味では特別だったかもしれないけれど、"どれも同じ"という範疇に属していたため迷いなく手放してしまったそうである。

下書き保存ができないため、話の途中ですがここでアップします。続きはまた追って書いていきます。


追記

手持ちの端末がnoteのバージョンアップについていけずなかなか追記出来ないでいる間に、Aさんの状況がすっかり変わってしまった。

2021年12月現在、Aさんは苦労して手に入れた本物と思われるアンダラを全て手放し、今やアンダラに関わる全てのことに見切りをつけてしまっている。

元々アンダラを見て惹きつけられて、というわけではなく、アンダラにまつわる神秘的な噂やマジカル体験談などに興味を持ったことからの、いわゆる"ご利益を期待して"というきっかけだったので、鈴木さんのブログにて紹介されていたアンダラからのメッセージを読んで随分ショックを受けられたようだった。

その内容は転載するわけにはいかないので、かいつまんでご紹介すると、アンダラ通訳の方がアンダラからのメッセージとして伝えて来られたもので、アンダラとはネリー婦人と共にある存在なので、婦人の死によりアンダラから人類への奉仕も終わり、アンダラは今後ただのガラスに戻る、という事だった。

その記事を読んだAさんは、アンダラの待つと噂されていた魔法みたいなものを期待して購入していたので、それが期待出来なくなったことは大きなショックだと言っていた。他にもコスミックハートさんへの不信感、偽物蔓延の現状、などなど、要は「こりゃダメだ」と思われたご様子だった。綺麗だから、惹かれるから、だけではAさんには意味が無いようであった。それでも苦労して手に入れたアンダラ達はこのまま手元に置いておかれるのだろうと思っていたので、全て手放された時は驚いたし、あんなに情報を集めていらしたのに、それも一切手を引かれたのにも驚いた。

ただし、Aさんの集めてくださった情報は貴重なので最初の計画通りここで公表して共有出来たらと思っている。






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