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【BAL】戦績振り返り(6/1~7/1)

※ヘッダー画像はオリオールズ公式Xより引用し、一部加工。
※全ての商用的あるいは著作権侵害の意図を放棄して投稿します。


こんにちは、ジャンさんです。
第三回振り返りnoteの時間です。今回は6/1 TB戦〜7/1 TEX戦の戦績を振り返ります。
※第一回はこちら→【BAL】戦績振り返り(3/29~4/29)
※第二回はこちら→【BAL】戦績振り返り(4/30~5/30)


◾️チーム成績

6/1 TB戦〜7/1 TEX戦、MLB公式サイトから引用

17勝12敗, (地区首位:0G差, WC1枠目+7.0G差)
5月下旬から13連戦、6月の17連戦→13連戦ほんっっっっっとうにお疲れ様でした。
29試合すべてが対コンテンダーな中でのこの成績は素晴らしいの一言。HOUに被スイープ、CLEに負け越しと手痛い期間もありましたがそれを持ってしてもあまりある結果だと思います。期間中ALEに対して10勝4敗なのもいいですね。前半17連戦のNLE6連戦を連続カード勝ち越しで決められたのも大きいでしょう。
プロスペクトの昇格もあり、来季につながるようなチーム運用もできているのではないかと観ていて感じました。
この調子で今後も突き進んで欲しいものです。

★打撃Stats

HR:60 (1位)
ISO .234 (1位)
OPS .843 (1位)
wRC+ 138 (1位)
K%: 20.2% (5位)
BB%: 7.3%(11位)
fWAR  9.4 (1位)

※カッコ内はAL内順位

Fangraphsより引用

知らん…何それ…怖…(画像略)

ホームランを打てば勝てるんやぞを体現していくの、嫌いじゃない。
サンタンデールがMLB内月間最多となる13本のHRを放ったことを端に発し、多くの選手が複数の本塁打を放ちました。
試合数も多く、ほとんどがHitters Parkでの試合だったこともありますがそれはそれ、これはこれ。
なんか同地区にもう30-20のコンビが生まれている球団がありますが、気にせずいきましょう。

★投手Stats

◼︎SP
IP:165.2 (1位)
ERA:3.97 (4位)
FIP:4.23 (6位)

◼︎RP
のべ登板数:96試合(14位)
IP:101.2 (10位)
ERA:3.10 (2位)
FIP:3.26 (1位)

※カッコ内はAL内順位

Fangraphsより引用

6月前半は6人ローテで回していたので、SPの消化イニングが増えています。2.0イニングを超えるようなブルペン起用をほぼしていないため、RPの延べ登板数はブービーです。見た目の成績はいいんですけどね。

ブラディッシュ、ミーンズ、ウェルズがTJ手術などでシーズンエンド。ブルペンはクーロムがクリーニング手術により9月まで離脱。クレーマーもリハビリ登板があまりうまくいっていない。

厳しい状況ではありますが、CLであるキンブレルの復調や昇格したポヴィッチのSPとしてのイニング消化、ベイカーやべスピの十分すぎる穴埋め登板など明るい材料もちゃんとあります。
アヴィラやグッドラムなどのマイナーのデプスも確保しているので、枚数には困らない状況になっているのではないかと思います。ひとまず直近の瓦解リスクは遠のいているのではないかと思いました。


◾️個別成績

・Batting

Fangraphsより引用、10打数以上のメンバーのみ掲載

若きコアメンバーの活躍もさることながら、サンタンデール、マリンズの復調が大きかったのではないかと思います。
期間中カウザーも幾分か調子を取り戻しました。LHPからHR2本も打ちましたからね。ROYを獲得してPPI指名が今年もBALにもたらされるよう頑張ってほしいものです

また、6月後半にTopプロスペクトであるヘストン•カースタッドが再昇格してきて、ほぼ毎試合のように結果を残しています。対LHPにも結果を残しているのが好印象ですね。彼の起用によりオハーン、マウントキャッスル、サンタンデールといった調子の波が大きい面々の完全休養日を作ることができ、かつ打線のクオリティを落とさないということが可能になりました。
やっぱ若手の力って大事だよ。


あとなんか対LHPの時だけスタメンに入ってるHaysも打撃の調子戻したらしい(本人比)けど、元々特別上手いわけではない守備が衰えてLFの守備でマイナス指標を叩き出している。おまけにグラウンド外の出来事で立場的にあり得ない行動をしてしまっている(個人的に本当に呆れた)。
そもそもカースタッドがLHPを苦にしないタイプのLHだし、RHのコビー•メイヨが昇格直近なのも踏まえて、正直彼が今、そして今後ロスターにいる意味をあまり感じない。
なのでオプション行使するか、トレードの弾にするほうがチームのためだと思います。

あとMateoとUriasについては、おそらく今夏でどちらかが何らかの形で放出になると思います。オプション切れのロールプレイヤーってそういう立場なので。

・SP

Fangraphsより引用、先発1登板以上のメンバーのみ掲載

バーンズのもう一度CY賞獲って代理人のボラスさんにいい契約獲ってきてもらうんだ投法、最高です。そしてILより復活したG-Rodが高いクオリティを保っています。HOU戦? 忘れろ、いいな?
ポヴィッチやスアレスも苦しみながらではありますが、5イニングはほぼ確実に消化してくれています。

ブラディッシュの離脱とアービンがイニング消化できなくなっていることは確かに痛いです。しかしながら、その離脱をカバーできるほどの打線が今は着々と作り上げられており、TDL補強やクレーマーの復帰も見えています。さらなる怪我離脱なども怖いですが、それはどのチームどの投手も同じなので、SPについては大きな心配はないように思えます。

•RP

Fangraphsより引用、1登板以上のメンバーのみ掲載

ようやっとる。まずは労いの言葉が必要です。

キンブレルの完全復調がありつつも、最も失点していなかったクーロムの長期離脱もあり、一難去ってまた三難という感じです。
カノやウェブも徐々に疲労が見えてきており、球数少なく三者凡退という場面が少なくなってきている印象です。

しかしながらSP6人ローテの影響で登板イニング自体は少なくできているので、ギリギリのラインで踏みとどまってはいると思います。
オプションがあるメンバーをうまく行使して分散させていけば瓦解は防げるのではないかと、個人的には思います。

◾️〆&7月に向けて

MLB公式サイトから引用

また大型連戦かあ…
TDL直前からダブルヘッダーありの14連戦とか何の嫌がらせやねん。
まあ7月は週一で休みがある分マシなんだけどね。

各球団AS投票の呼びかけやルール4ドラフト、GM陣がTDLでの動きをどうするかを発言するなどMLBの世界が慌ただしくなってきました。
この喧騒を楽しめるのも今だけなので、思う存分楽しんでみるのも悪くないと思います。

次回はTDL予想(願望)をしようかと思います。

それではまた。