何曜日だか分からない

「水曜日中には出せると思いますー」と自分で期日を答えたデータの提出に向けて準備を進め、日中から作業。
昼過ぎから作業を始めて夕方前には、4グループ中2グループの作業が終わり、まぁちょっと残業すれば何とかなるかなと思いながら作業。

定時を過ぎ、そろそろ人もいなくなる頃に、3グループ目のデータ量がなんか多い事に気づく。
とはいえ、深夜の残業するほどでもないしーと思いながら作業を進める。

が、進めれば進めるほど、作業の進みが悪くなる。
あれ?こんなハズでは???と思いながら、深夜残業の時間帯に突入。
まぁ終電には間に合わせたいなーと思いながら、さらに作業を進める。
超単純な作業で頭を使わないから、それどもまぁまぁと進める。

が、進みの度合いがさらに遅くなる。
ここで終電が無くなり、まぁマンガ喫茶にでも泊まるしかないか、と思いながら再び作業を進める。
ようやく3グループ目の作業が終わり、あとは1グループのみ。
もう諸々諦めて、黙々と作業を進める。

そして完了したのが、朝の4時過ぎ。
久々に痺れる時間帯。
外に出れば、もう夜が明け始めている。
というか、駅に歩いていると山手線がホームに入っていくのが見える。
心の中で、「なんちゅう時間だ」という思いと「あ、すぐ帰れる」という思いが行き交う。
そこから普段とは若干違う乗り換えルートで最寄駅まで戻り、バスを待つ。
時計を見ると、いつも通勤しているバスが駅に着く時間。
まさか家を出る時間に逆走するとは思わなかった。

バス停から家までトボトボ歩いていると、向こうからゴミ捨てに歩く家族に遭遇。
「もしや?」と疑いながらこちらを見る姿が、完全に戦地帰りの人を見るあれ。(たぶん朝ドラの見過ぎ)
シャワーを浴び、提出相手が出勤であろうまでは連絡もこないので、ベッドでしばし仮眠。
そして、仮眠から目覚めたら、会社用の携帯で恐ろしいメール来てないかなとチラ見しつつ、出社してきた同僚に今日やってもらわなきゃいけない残りの作業のお願いをチャットで送りながら小一時間を過ごす。
たぶん平穏にデータ受け取りが済んだであろう事を確認し、寝落ち。
そこから、会社で決められたインターバルが明けた後、ちょっとだけ仕事をしてその日は終わり、怒涛の2日間が終了。

そんなこんなで、水曜日と木曜日の境目が分からなくなった状態のまま、今週が終了。
今朝、ぶらり途中下車の旅がテレビで流れているのを見て、ようやく曜日感覚を取り戻した。
もう、しばらくはこんな事したくない。

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