厄年からは逃れられない

先日、古くからの友人達と久々に再会し、気持ちよくお酒飲んでご飯食べて喋っていたら、自宅からの電話。
一体何事かと思って電話に出てみると、母親から衝撃の一言。
「駐車場に停めてた車なんだけど、同じ駐車場の別の車が擦っちゃって、今警察と事故処理してる」

そう、約1年待って、この夏に納車されたばかりの車である。
静かだし、乗り心地がいいし、そして何より見た目がどストライクの車だ。

家族が撮った写真を見た感じ、あぁ右前のあたりをちょこっと擦っただけね、まぁまぁまぁ(そんなんじゃない気もするけどまぁ気のせいっしょ) と思いながら、そのまま久々の再会を楽しんで夜中に帰宅。

事故処理のため警察に連絡してやり取りするけど、とりあえず一回自分の目で見ておくかと思い、車を見て驚愕。
ちょこっと一箇所だと信じていた(言い聞かせていた)傷は、全然そんな事なくバンパーが右から左に2/3くらい傷が。
他にも良く良く見たら、前面の部品ほぼ全部にちょっとずつ傷が。
その後、警察の人から傷のついた状況を聞いたけど、何回頭の中で反芻しても「そうはならんやろ」としか思えないものだった。

あまりのやるせなさに、当日飲んでいた友人達のLINEグループと小学生からの仲良しおじさんLINEグループに投稿しまくって発散するしかなかった。
翌日も朝から草野球だったので、チームメイトに散々嘆きを聞いてもらった。
この時ほど、「持つべきものは友」という言葉が身に沁みたことはない。
夜にも関わらず、発散に付き合ってくれた本当に感謝したい。

その後、保険会社とやりとりして、修理代は全部向こう持ちが確定して一安心したが、センサまで交換が必要になっちゃったので、修理は当分終わりそうにない。
というか、一回修理に出してみたけど、部品が足りなくて一回戻してもらうことになった。
そんなわけで、新年は傷がついた状態で迎えることが確定してしまった。
しばらくは前から見ると切なくなるので後ろから回って乗り込むようにしたいと思う。

余談
ちなみに、「もしかしたらドラレコに写ってないかな?」と思って見てみたが、写っていたのは“真顔で洗車してるおじさん”と、“傷の状況を確認したあとにブチ切れてるおじさん”しか写っていなかった。
どうやら擦ったくらいなら、駐車記録は開始されない、という知りたくもない知識が一つ身についた。

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