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衣替えの前にDENIMの整理と今年の一本
気がつけば9月もおわり。
東京は残暑厳しい日が続いています。
その上、台風も今年は多い気がします。
被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申しあげます。
ここ数ヶ月、クローゼットを整理しています。
本当に着ない物は処分し、商品として価値がありそうな物はリサイクルショップへと持ち込んでいます。
以前、デニム素材を使った商品開発をしていた事があり、色々なサンプルがあります。
実家の整理をしていた時、デニム関連商品だけで、一箱でてきました(驚)
さすがに、コレには、驚きましたが、実はもう一箱分有ったんですが、色々な人に貸し出したまま、20年以上、戻ってきてはいません(泣)
古着扱いだけで、リアルで購入した物だから、思い入れがあります。
’80年代まではデニムというよりは、ジーンズといわれていて、アメリカ製のブランドが主流でした。
いわゆる、3大ブランドといわれる、
Levi's(リーバイス)、Lee(リー)、Wrangler(ラングラー)の御三家です。
その後、Wranglerと同じ工場で生産されていた、MARVERIC(マーベリック)というブランドも、デニム好きには有名でした。
その他には、ワークウェアとして、OSH KOSH(オシコシュ)やBIC MAC(ビックマック)といわれるシャンブレーシャツの代名詞となったブランドも有りました。
関連したブランドとしては、SMITH(スミス)のペインターパンツは、当時大変流行りました。
今年は太めのデニムに注目が集まっており、ペインターパンツは流行りそうですね。
そこで、「太めのデニム」という言葉を聞いたところで「?」と思われた方もいるでしょう。
皆さんが知っているデニムはリーバイスに代表される以外と脚にフィットした物を想像するでしょう。
腿から膝下にかけてフィットした物をスキニーと呼ぶのですが、脚の細い方には似合いますが、我々の中高年にとっては、ちょっと、危険です。
少し、お腹にゆとりがあると尚更ですので、体型に自信のある方にお任せします。
この「太めのデニム」ですが、解りにくいと思いますので、写真で説明しますね。イメージは、少し、スリムなチノパンツを想像してください。
膝下はスッキリとしたシルエットです。
部位的な特徴は、太もも裏、ワタリと呼ばれる箇所ですが、ヒップがくい込んでないような状態をいいます。
下の写真を比較してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1696478215653-xjj2JFps3y.jpg?width=800)
お尻回りと膝回り裾幅が違うのがお判りですか?
丈が違うのは、リーバイスは折り返して履いているためです。
僅かの差に見えますが、履き比べるとフィット感が違います。
ウェストのフィット感
腰回りのフィイト
股周りのゆとり
膝回りのフィット感
膝下のシルエット
ヒップポケットの位置による後ろ姿
そして、最も違うのが、膝カラス素にかけてのラインです。
こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696478452043-RlDJ4i9S3P.jpg?width=800)
ヒップの部分はリーバイスが少し、余ります。
この余りが人によっては、「垂れて見える」といわれるゆえんです。
お尻が大きく、ウェストが細い人には格好良く見えますね(羨ましい)
さて、膝裏部分のシワで分かると思うのですが、ここから、裾まではほぼ、同じ巾です。
太めの方は裾幅 21cm リーバイスは 19cm です。
今回紹介した「太めのデニム」ですが、ニューヨークに店舗がある
JEAN SHOPの商品です。
オレンジをポイントカラーにしています
![](https://assets.st-note.com/img/1696984469856-MvQv3AOAUx.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696984470798-2pYGm6J2Hz.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696984470481-N7KOBXJE1J.jpg?width=800)
さりげないこだわりが満載です。
実際の購入は2009年位かと思われますが、ニューヨークに出張に行き、とても良いお店だったのですが、高価で購入を諦めていたのですが、BEAMSのセールで入手できました。
サイズが少し大きめだったのですが、今では丁度良いサイズです(泣)
残念ですが当時の写真が紛失しています。
一度,パソコンがクラッシュしたときに過去のデータを無くしているんです
およそ、20年振りによく着ているんですが、当時はカジュアル目的で購入したのですが、イタリアの細身のデニムが流行ったために、お蔵入りとなりました。
現在、再び、デニムに注目したときに、好みのシルエットがこの1本となりました。
当然、当時の丈感では、折り返しを多く取る着方でしたので、股下が長く、年齢的にも、無理があるので、通常の丈に直しました。
裾の擦れ感を残すために、つぎはぎしています。
今の直し屋さんの技術には驚かされます。
修理代は多少根が張りますが、新品を買うことを考えれば、安い物です。
かなりのダメージがあったり、劣化が激しい場合は新品を購入することを勧めます。
サイズは大きくなりすぎないように注意してくださいね。
若いショップスタッフですと、自分の感覚で勧めてくるので、イタクならないように慎重に選んでくださいね。
リッジドといわれる未洗濯の物は縮みますので、必ず、ショップスタッフに確認して購入してくださいね。
我々の年代になると優秀なショップスタッフがいる店が大事です。
久しぶりに購入するアイテムは店舗選びと、試着を面倒がらずにする決意が必要です。
ファッションとは我慢と後輩が言っていましたが、もうできませんね(笑)
少し、長くなりましたが、良い買い物をして、ゆっくりと過ごしてください。
今からデニムを着用していけば、来年の春頃には良い感じに育っていると思います。
では、また。
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