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涙袋が爆発寸前だった話4〜初めてのヒアルロン酸注入とナメクジ涙袋〜

幅広二重+整形ナメクジ涙袋時代

21歳の時、可愛くないのは涙袋がないからだ!涙袋を作ろう!と、現金10万円を握りしめ、美容整形クリニックに向かった。


元々、私の顔には涙袋が全くない。目の下はぺったんこである。

涙袋を作るメイク方法に、「ニコッと笑った時に盛り上がるところに影を描きます❤️」なんて良くあるけど、ニコッとしたところで何も盛り上がらない下瞼だったw

ライトブラウンのアイブロウペンシルと明るい色のアイシャドウでなんとか涙袋らしきものは作れたが、やはり不自然だしぺったんこだし、立体的なぷっくり涙袋が欲しかった。

この頃AKB48が全盛期で、ともちんや大島優子みたいな涙袋が大きい子が人気があったため、涙袋がある=可愛いという一般認識が広まっていたし、ヒアルロン酸注入で涙袋を作るプチ整形も、かなりポピュラーになりつつあった。


この時行ったのは、六本木の美容整形クリニック。美容整形クリニックは初めてで、すごく緊張していた。

担当してくれたのは多分40代くらいの院長で、カウンセリングもそこそこに、すぐ施術をしてくれた。

初めてのヒアルロン酸注入はかなり痛かった。

施術中痛みに悶える私の肩を、優しい看護師さんがずっとトントンしてくれていた。「二重幅が広いから涙袋似合うと思いますよ☺️」とも言ってくれて嬉しかった。


この時の涙袋注入は、結果として失敗だった。

施術後、注射の針の後がグロテスクにくっきり残っていたし、数日間内出血の後が残った。

左右の大きさも全く違うし、何より入れすぎててパンパンで、俗にいうナメクジ涙袋だったw

日にちが経てば馴染みますよ〜と言われていて、2週間後くらいにはなんとか見れる顔になったが、それでも大きすぎる涙袋は不自然だった。

だけど当時の私は、念願の涙袋をゲットした喜びで幸せだった。

ゴテゴテメイクも前より馴染むようになって、可愛くなった。(と思っていたw)

水商売のお店も高級店に移籍し、前よりも売上も上がった。


あとで分かることだが、涙袋ヒアルロン酸に10万円は高すぎるし、あの先生かなりヘタクソだった。

のちにかなり涙袋作りが天才的に上手くて、注入も全く痛くない先生に出会うのである。


続く(^ω^)



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