スプリンターズS

2021 スプリンターズS
出走馬 評価

2021年も気が付けばあと3ヶ月。
しかし、競馬はここからが熱い。
という事で秋のG1戦線開幕戦、スプリンターズSを予想しました。
ふーーーん、くらいに思って見てください。

※出走馬の評価はあくまで個人の感想です。

1枠1番 シヴァージ 吉田隼
父 first samurai
母父 Indian Charlie
前走 パラダイスS(L) 5着
1400だとゴール前に足が鈍るように、ベストは1200の印象。
決めて勝負なら分もあるが立ち回り1つというだけに乗り替わりという点は気になりますが、芝1200では全て上がり最速というのは高い能力の証です。

1枠2番 ミッキーブリランテ 和田竜
父ディープブリランテ
母父 Dansili
前走 キーンランドカップ 10着
1400がベストですが、ペースが早くなった方が走るタイプだけに前半もたついた前走からの上積みは見込めるかと思います。

2枠3番ラヴィングアンサー 岩田望
父ダイワメジャー
母父ロックオブジブラルタル
前走セントウルS 8着
中山1200での勝利実績はありますがここでは流石に格落ちは否めない。軽視で。

2枠4番 ピクシーナイト 福永
父モーリス
母父キングヘイロー
前走セントウルS 2着
前走はレシステンシア相手にクビ差の2着と健闘し、福永からも短距離への適正を高く評価されている素質馬である事は確か。ただ、勝ち切れていない点、中京以外だと実績が無い点は未知数なのが気がかり。また前走536キロと大型馬で大型過ぎる馬は苦戦傾向、これもセンスで乗り切れるか。

3枠5番 ファストフォース 鮫島駿
父ロードカナロア
母父サクラバクシンオー
前走 北九州記念 2着
CBC賞をレコード勝ちした遅咲きのスプリンター。父ロードカナロアも遅咲きであったし血統的にも充実期と見て良いでしょう。
ハナを行くスピードはあるが、ハナにこだわる必要は無いため、モズとビアンフェのやり合いに加わる必要は無く好位でたち回れれば面白い存在になるでしょう。
ただ、好走歴が小倉に集中しているため中山の1200への適正は未知数。馬体重も前走520キロ、馬体重減で来れば評価したい。

3枠6番 メイケイエール 池添
父ミッキーアイル
母父ハービンジャー
前走 キーンランドカップ7着
どうしても行きたがってしまう難しさがあり、スプリントを選択していますが馬の本質的には1400~1600の馬だと思います。
戦法も逃げるより中団で溜める方が走れる馬だけに
我慢出来ないと厳しいでしょう。乗り替わりという点もあり簡単には行かなそう。

4枠7番 タイセイビジョン 三浦
父タートルボウル
母父スペシャルウィーク
前走セントウルS 7着
ベストは1400の印象があり、1200だと物足りない印象を受けます。
血統的にもこの条件でプラスになる材料はなく。またCW追い切りの馬は直近5年で好走歴がありません。 

4枠8番 ビアンフェ 藤岡佑
父キズナ
母父 サクラバクシンオー
前走 函館SS 1着
重厚感のある大型スプリンターで560キロを越える大型馬。
ハナを切れないと脆く、好走歴が坂のないコースに偏っています。
そもそもスプリンターズS自体520キロを越える大型馬は苦戦の傾向にあり、また去年同様モズとハナを奪い合うことになると見られ、器用さに欠けるこの馬には厳しいレースになりそう。

5枠9番 クリノガウディー 岩田康
父スクリーンヒーロー
母父 ディアブロ
前走 セントウルS 3着
高松宮記念降着以降リズムを崩していましたが、得意の中京で復活。
やはり中京巧者の印象が強く、また早い上がりがある訳で無く、決めてに欠けることからも強調する程の馬では無い。高松宮記念なら。

5枠10番 エイティーンガール 横山和
父ヨハネスブルグ
母父 アグネスタキオン
前走 キーンランドカップ 2着
洋芝巧者な印象が強く、早い展開には苦労するタイプで馬場が渋らない限りは厳しそう。

6枠11番 ジャンダルム 浜中俊
父 Kitten's Joy
母父 サンデーサイレンス
前走 セントウルS 4着
母は02年のスプリンターズS勝ち馬ビリーヴ、前走はゲートで遅れるも直線32.6の上がりで4着。3走前の春雷Sはレース運び走破タイム共に優秀。中山実績も十分、ゲートが鍵になりますが能力は本物でしょう。

6枠12番 レシステンシア C.ルメール
父ダイワメジャー
母父Lizard island
前走セントウルS 1着
前走は前半33.2を追いかけ、ハイペースを前目で追走しても勝ちきれる能力の高さを見せました。
スタートから緩まずスピードの持続力で押し切るのがこの馬のスタイルで、距離的には1400がベスト。
ただ、このレースにおいては自分のペースで行けない上に決めて勝負では分が悪い。

7枠13番 アウィルアウェイ 戸崎圭
父 ジャスタウェイ
母父 キングカメハメハ
前走 北九州記念 14着
昨年3着馬、昨年2着だった北九州記念で今年は大敗、増えた馬体重も気になるところ。
絞れてこないと難しいか。

7枠14番 ダノンスマッシュ 川田
父ロードカナロア
母父ハードスパン
前走 チェアマンズスプリント(香港)6着
昨年香港スプリント、そして今年春の高松宮記念を制覇、父譲りの遅咲きの血統が開花。
前走は使い詰めもあり凡走しましたが、元々フレッシュな状態の方が走るので度外視して良いと思います。昨年一昨年と勝ちには及ばずとも好走している点も評価したい所。
今が1番の充実期と見てよさそう、大崩れする可能性は低いでしょう。

8枠15番 ロードアクア 田中健
父ロードカナロア
母父 ダイワメジャー
前走キーンランドカップ 13着
Tvh杯では芝転向後初勝利を飾りましたが、その後２走は大敗。
これといって強調する材料も無く、前走からの上積みも見込めない、軽視で。

8枠16番 モズスーパーフレア 松若
父Speightstown
母父Belong to Me
前走 北九州記念3着
一昨年の2着で中山実績も充分、ノンストップの逃げが売りなため相手関係次第で大敗もするが、6歳になっても衰えは感じない。
内にビアンフェが居るため行ききれるかが鍵になるだろう。

予想
◎ダノンスマッシュ
〇ジャンダルム
▲モズスーパーフレア
△ピクシーナイト
△ファストフォース
△シヴァージ
△ミッキーブリランテ
△レシステンシア

・このレース2年連続で馬券に絡んでいるダノンスマッシュが中心、これを上回るとすればゲートを決めたジャンダルム。
前が死ぬ馬場だった去年とは違い今年は前が残る馬場、モズスーパーフレアはハナを取ればしぶとい。
能力の高さならピクシーナイト、成長力を評価してファストフォース。
1200戻り末脚が決まれば面白いシヴァージ。
ミッキーブリランテも上積みを見込んでという所、レシステンシア飛んでくれたらという評価です。