『CoD Mobile』の世界大会がわかる！「Call of Duty: Mobile ワールドチャンピオンシップ2022」徹底ガイド
今年も『Call of Duty: Mobile』（以下、CoD Mobile）の世界大会「Call of Duty: Mobile ワールドチャンピオンシップ2022」の開催が発表されました。大会概要やグローバルルール、過去大会の振り返りなど、世界大会を楽しむための情報をチェックしていきましょう！
年間5つのステージを通して、世界王者を決定
「Call of Duty: Mobile ワールドチャンピオンシップ2022」は、アクティビジョンが主催する、賞金総額200万ドル（約2.4億円）の公式世界大会。年間を通して行われ、ステージ1からステージ5まで、5つのステージによって構成されます。
ステージ1の「ソロプレイ」からステージ2の「チームプレイ」は、ゲーム内にて実施され、ランクマッチで一定のポイントを獲得することにより、次のステージへの出場権を獲得します。
ステージ3の「地域予選」からステージ4の「地域プレーオフ」では、日本国内でのトーナメントが実施され、これを勝ち抜いたチームが、世界王者を決めるステージ5の「ファイナル」へと出場します。なお、本大会への参加には、登録時に18歳以上であることが必要です。
ステージ1からステージ5までの内容は、それぞれ下記の通りです。（※2022年4月時点で公表されている内容をもとに記載）
【ステージ1】3～4月／ソロプレイ
ステージ1では、ゲーム内のランクマッチで個別にポイントを獲得します。対象となるレベル10以上のプレイヤーは、期間中のいずれかの週末で60ポイントを獲得することで、ステージ2への出場資格を獲得できます。
ポイントは、10試合のランクマッチでの勝利に応じて付与されます。勝利によって獲得できるポイント数は、ゲーム内のプレイヤーランクによって異なります。
ルーキー ：10
ベテラン ：12
エリート ：14
プロ ：16
マスター ：18
グランドマスター：20
レジェンド ：25
ステージ1は、下記のスケジュールで開催されます。
ウィークエンド1：3月31日～4月3日
ウィークエンド2：4月7日～4月10日
ウィークエンド3：4月14日～4月17日
ウィークエンド4：4月21日～4月24日
【ステージ2】5月／チームプレイ
ステージ2では、ゲーム内のランクマッチでチームとしてポイントを獲得します。30試合のランクマッチでの勝利に応じてポイントが付与され、獲得ポイント数のランキング上位256チームがステージ3へと進出します。
勝利によって獲得できるポイントは、チームのプレイヤーの平均ランクに応じて下記のように付与されます。
ルーキー ：10
ベテラン ：15
エリート ：20
プロ ：25
マスター ：30
グランドマスター：40
レジェンド ：60
【ステージ3】6～7月／地域予選
ステージ3の地域予選では、ダブルエリミネーショントーナメントが実施されます。これにより上位となった8チームが、ステージ4への出場権を獲得します。
ダブルエリミネーショントーナメントでは、勝利すると勝者ブラケットを進み、敗北すると敗者ブラケットへ送られます。敗者ブラケットで敗北し、トータルで2敗すると敗退となります。
【ステージ4】8月／地域プレーオフ（配信あり）
ステージ4の地域プレーオフでは、地域予選を勝ち抜いた8チームによる第1ステージのスイス式トーナメントが行われます。スイス式トーナメントでは、全チームが一定数のマッチを行い、2勝したチームは第2ステージへ進み、2敗したチームは敗退となります。
第2ステージでは、4チームによるダブルエリミネーショントーナメントが行われ、優勝したチームがステージ5への出場権を獲得します。なお、出場する8チームには、順位に応じて以下の賞金が贈られます。
1位：30,000ドル
2位：15,000ドル
3位：12,500ドル
4位：10,000ドル
5位：2,500ドル
6位：2,500ドル
7位：1,250ドル
8位：1,250ドル
【ステージ5】12月／ファイナル（配信あり）
ステージ5のファイナルでは、スイス式トーナメントによる第1ステージが行われ、各チームは3勝もしくは3敗するまで試合を行います。3勝したチームは第2ステージに移動し、3敗したチームは敗退となります。
第2ステージは、8チームによるダブルエリミネーショントーナメントが行われ、これにより世界大会の王者となるチームが決定します。ファイナルの賞金総額は、170万ドル（約2.1億円）です。
世界大会で採用される、2022年のグローバルルール
世界大会では、グローバルルールに基づいて試合が行われます。2022年におけるルールでは、3マップ目のゲームモードが「DOMINATION」から「CONTROL」に置き換えられることが発表されており、この変更点が今年の大きな見どころの1つとなるでしょう。
2022年のグローバルルールにおける採用ゲームモード
1マップ目：HARDPOINT
2マップ目：SEARCH & DESTROY
3マップ目：CONTROL
4マップ目：HARDPOINT
5マップ目：SEARCH & DESTROY
その他には、マッププールへのSlumsとHaciendaの追加、フィードバックに基づいた制限リストの更新、新コンテンツへの3週間のクールダウン制限適用などが発表されています。
また、各ステージにおける変更点としては、ステージ3と4ではBo5（3本先取制）、ステージ5ではBo7（5本先取制）を採用。さらに、ステージ4と5においては、全チームが一定数のマッチを行う、スイス式トーナメントを採用することなどが発表されています。
大会ルールについては、下記のページに記載されています。（※グローバルルール詳細については、本記事の掲載時点ではまだ内容が公開されていません）
大会ルール（英語）：https://www.callofduty.com/mobile/esports/rules
グローバルルール詳細（英語）：https://www.callofduty.com/mobile/esports/esports-settings
日本チームも活躍！これまでの世界大会を振り返る
世界大会の「Call of Duty: Mobile ワールドチャンピオンシップ」は、2020年から開催されています。これまでに開催された世界大会の内容を、日本チームの結果を中心に振り返っていきましょう。
【2020年】日本地域プレーオフで「REJECT」が優勝
2020年の日本地域プレーオフでは「REJECT」が優勝を獲得し、ステージ5のファイナルへの出場権を手にしました。
しかし、コロナの影響により、アメリカにてオフライン開催される予定となっていた、ファイナルの中止が決定。これにより、ファイナルの賞金は、「REJECT」を含む各地域プレーオフ優勝チームに均等に分配されました。
Call of Duty: Mobile ワールドチャンピオンシップ2020 日本地域プレーオフ（2日目）
https://youtu.be/d4TcP-Wl12E
【2021年】「SCARZ」と「VrilliantOwlX」が日本代表チームに
2021年は、日本地域プレーオフで「SCARZ」が優勝を果たし、ステージ5のファイナルへの出場権を手にしました。
ファイナルは、アメリカでのオフライン開催が予定されていましたが、コロナの影響によりオンラインでの開催へ変更。これに伴ってファイナルは、北アメリカ・ラテンアメリカ・ヨーロッパの西部地域と、アジアの東部地域の2つに分かれての開催となりました。
2つの地域に分かれたことで枠が増え、日本地域プレーオフ2位の「VrilliantOwlX」が繰り上げで出場権を獲得。日本からは「SCARZ」と「VrilliantOwlX」の2チームが、ファイナルに出場しました。
結果は、「SCARZ」が6位。そして、「VrilliantOwlX」が3位にランクインし、賞金125,000ドル（約1500万円）を獲得しました。なお、東部地域の優勝チームは、フィリピンの「Blacklist International Ultimate」。西武地域の優勝チームは、北アメリカの「Tribe Gaming」となりました。
日本地域プレーオフ | Call of Duty®: Mobile World Championship 2021（2日目）
https://youtu.be/FWYzyifOzko
東部地域決勝戦 (JP) | Call of Duty®: Mobile World Championship 2021（2日目）
https://youtu.be/ibB9bWS4u-c
『CoD Mobile』公式Twitterで続報をチェック
2022年の世界大会「Call of Duty: Mobile ワールドチャンピオンシップ2022」の情報は、『CoD Mobile』の日本公式Twitterにて随時公開されます。フォローして続報をチェックしましょう！
Call of Duty: Mobile Japan 公式Twitter
https://twitter.com/CODMobileJP
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