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死にたいと日記に書いた

死にたいと日記に書いてみた。“死”という文字を眺めていたら、急に死が身近にやってきたような気がしてボロボロ泣いてしまった。私は一人なんだという事実が襲ってきて、もっと泣いてしまった。

私のことを抱きしめてくれた母と、私のことを気持ち悪いと軽蔑した目で見る母は同一人物で、だとしたら、母は、心の奥底で、私を気持ち悪いと思いながら同じ家で暮らしているのか。私はこの家に居てもいいんだろうか。
私は、みんなが理想とする家族像からかけ離れた存在で、家族ともまともに話せない私が将来幸せな家庭を築くのは到底無理な話で、そう考えたら私の未来に希望は無いじゃないか。
それならいっそ今死んでしまった方がいいんじゃないだろうか。これから私が他人に与える苦痛と、他人が私に与える苦痛の大きさを考えると、早めにここから離れた方がみんなのためなんじゃないか。
私の居場所はどこにあるんだろう。

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