gumi投資事業についての考察

gumi cryptosを中心とした投資事業について、資料から見る疑問点などを考察。

トークンの評価益

gumicryptosの持つ暗号資産の評価益がその他有価証券に計上されていると仮定すると、保有トークンの上げ幅を考えた時にその他有価証券に占める割合が少なすぎる。

3,671,840千円内評価益2,383,293千円
前年その他有価証券1,271,702千円
VR特益2,084,000千円
特益以外で増えた分は316,138千円
その他有価証券取得が159,300千円
差額156,838千円

4Q時点で1.5億円しか計上されていないのは明らかにおかしい。


トークンの詳細

活発な市場=上場された暗号資産は評価損益に反映されるとのことだが、21年4Q中にDETO、22年1Q中にYGG、VEGA、2Q中にQREDOが上場。
YGGだけで見てもSEED$0.01から上場Q$2.55で255倍。
仮に投資額1000万、gumiの持分10%だとしても255百万。



投資キャッシュフロー

22年2Qで売却益9億、分配益9億
売却益は21年分暗号資産売却益がキャッシュインした分だと予想。
分配益は運用益一年足しても足りない。
2Qは分配金、4Qは報酬の記述になっている。
運用益は16,885千円前年2Q1,669千円の運用損
分配金が貸借対照表のどこに対応しているのか不明。

GKTKスキーム

匿名組合の商号が合同会社gumicryptos、GPはミコマツムラと(株)gumicryptos
RUIとEVANで25%ずつか。LinkedInより

投資倍率

21年8月時点で13倍、元本回収済
投資キャッシュフローの分配金に関係あるのか。
元本回収分は利益計上されていないのか。

2号ファンド

gumiから15億、1号ファンドの回収資金活用
誰の利益から?

VRFUND

特益特損の正体はTHETA?
持ち株会社5社中3社は仮決算の記述あり
VRFUNDは期ずれの可能性
7末→10末でのTHETA値上がりと合わない

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